犬だからってみんな犬かきができるわけではない。泳ぎが得意・不得意な犬特集。

2016.07.12

犬だからってみんな犬かきができるわけではない。泳ぎが得意・不得意な犬特集。

水面から頭をあげて両手と両足で水を掻き泳ぐ方法を犬かきといいます。どんな犬でも上手に犬かきができると思われがちですが、水が苦手な犬や全然泳げずに溺れる犬もいます。基本的に水が好きな犬はあまりいません。シャンプーをした時に嫌な思いや怖い体験があると、それを覚えていて水を見ただけで怖がることもあるので、海やプールに連れて行ったとしても、急に泳がせるのはやめた方がよいでしょう。

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犬が得意な泳ぎである犬かき

ワンちゃんにも泳ぎの得意、不得意は犬種によっても違いがあります。
人間にとって、犬は昔からパートナーという存在であり、さまざまな目的のため改良されてきました。時代と共に水に入る目的がなくなれば必要性もなくなり体型も変化してきます。泳ぐ事を目的としている鳥猟犬や猟犬は、獲物を回収するという目的があるので、水を怖がらずに入ることができます。ポインター、セッターなどが該当するほか、ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーなども含まれます。
ちなみに、ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーは、似ていますが祖先は違うので親戚ではありません。
ゴールデンレトリバーは冷たい水の中でも耐えられるように被毛はダブルコートでできています。下毛はふわふわした柔らかい毛が密集しているので寒さにも耐えられるようになっています。
そしてなんと、ラブラドールレトリバーは足に水かきがついています。なぜでしょうか。それは、網にかかった魚を回収したり水鳥などを発見して追い出し、回収するなどの役割があるためです。

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ほかにも、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、スタンダードプードルなども泳ぎが上手な犬種です。
スタンダードプードルは元来、水辺で人間の漁を手伝い、獲物の回収を仕事としていたために泳ぐことが上手です。水に入ることを仕事としていたために本能で犬掻きをマスターしていたのでしょう。トレードマークである独特のカットスタイルも、水の中での作業がしやすいように工夫されたものでした。
カナダのニューファンドランド島で、昔から漁師の手伝いをしていたニューファンドランドは、荒れた海に飛び込み、人を岸まで運ぶ海難救助を仕事としています。
ポーチュギーズ・ウォータードッグも、漁師の落とし物を回収する事が得意なため水泳はとても上手です。船から船へのメッセージを運ぶこともあります。
チェサピーク・ベイ・レトリーは薄い氷が張っている極寒の水中でも耐える事ができるくらい体毛が羊毛のように多量の油分をふくんでいます。水や寒さにも強く上手に泳ぐ事ができます。
このように、昔から人間に寄り添って水辺で仕事をしていた犬種は、泳ぎが得意なようです。


水が嫌いな子は泳ぐ事ができない

先ほどは泳ぎの得意な犬種を紹介しましたが、次は泳ぎの苦手な犬種を紹介します。
水辺で漁の仕事の手伝いをしてきたのではなく、森でうさぎや狐などの狩りの仕事を手伝うために改良されたテリア系やビーグルなどは、水に入る機会がないので泳ぐ事が好きではありません。しかし、テリア系の中でも、アイリッシュテリアは泳ぐ事が好きです。
手足の短いダックスフンドも巣穴の中のアナグマを狩る目的のために改良されたので泳ぐ事が好きではありません。
パグやフレンチ・ブルドッグなどの短頭種のように、特徴ある体型の犬も泳ぐことが得意ではありません。水泳をする時には多くの酸素が必要です。そのため、特にパグは鼻の構造上呼吸がしにくいので水泳に不向きです。
愛玩犬として可愛がられているチワワやマルチーズなどの小型犬は泳ぐ事を必要としないため、泳ぎが得意ではありません。体型的にも泳ぐことに適していません。小型犬のため水に入ると身体がすぐに冷えてしまいます。
スムースコートと言われる短毛種も小型犬同様に身体が冷えやすいため水に入る事はできません。
日本犬は山で狩猟をしていたために、水と関わる事がないので水に慣れる事が難しいです。成犬になってからも水が苦手な場合は、水に慣らすのが難しいようです。

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水の好き嫌いは、一般的に、その犬種の先祖が水に関わる仕事をしていたかで判断できますが、個々の性格や水を見たときのそれぞれの様子からも、水が好きそうか嫌いそうなのかは判断することができます。水が好きなタイプの犬は、水と見るとしっぽを素早く振り、うれしそうな様子をしています。水に抵抗がないので、のぞき込んで水に対して興味を示します。一方、水に不安があると、しっぽをたらし水から逃げようとする動作をします。それと同時に、唸ったり警戒した様子で吠えたりします。
このように、水を見た犬の様子から、水の好き嫌いを判断すすることができます。
水が好きな子、嫌いな子は個体差や性格もあるのでは断定することはできませんが、楽しく水遊びをするには、無理強いすることは避けて少しずつ慣らすことが大切です。小型犬や先述した犬種など、水泳に向かない場合は浅瀬などに連れていき、水浴び程度で遊ばせるとよいでしょう。


水遊びは無理をしない事が大事です

先述した通り、水の好き嫌いは、先祖が水に関わる仕事を担っていたかどうかにもよります。ですが、個体差や性格に違いがあるように、水の好き嫌いにも違いがあります。苦手な犬に無理に泳がせようとしても、ますます水が嫌いになり水泳をさせる事が難しくなります。
水が苦手な犬には、シャンプーの時に、水に慣れるようにおもちゃで遊んであげたり、おやつを与えながら様子をみて水に徐々に慣らしていくようにしましょう。水に慣らす練習をするのは、生後1か月位から良いでしょう。
ただし、水に慣れたからと安心して、いきなり川や海に連れていき泳がせるのは要注意です。川や海の近くのペット可の場所で遊びながら恐怖心を少なくしていきます。ライフジャケットをして水辺で遊ばせて、水に慣れるようにするのもよいでしょう。最近ではドッグプールがある施設も多くなりましたから、利用するのもよいでしょう。ドッグプールでは水泳だけでなくリハビリなどを目的としたスイミングセラピーが出来るところもあります。

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水泳が好きな犬でも、最初は練習が必要になります。足がつくくらいの場所で水に慣れてから、少しずつ深いところに連れていくようにします。
人間と違い、犬は体力の配分ができませんから、あまり自由に泳がせてしまうのも危険です。特に海では、遠くまで泳いで行ってしまい、帰りに体力がなくなり戻る事が出来なくなることもあるので、注意をしてあげる必要があります。そのためにも、一緒に泳ぐようにした方がよいでしょう。
初めて犬と海へ行くときは、海水の塩辛さや波の強さなど、犬にとって体験した事がないことを経験するので、特に注意が必要になります。
水泳が上手になっても、海水や川の水を飲んでいる事が多いですから、水遊びをした後は十分に休憩をさせて、休ませてから帰るようにします。
先述しましたが、水泳をする時に、ライフジャケットはおすすめです。ライフジャケットやライフベストは適度な浮力があるので水中で引き寄せる時に便利です。カラフルなものが多いのでアウトドアに連れていくときにすぐに見つける事ができます。

いかがでしたか。
犬にも泳ぎが得意な犬種と苦手な犬種がいるんですね。
犬種だけではなく、個々によって水の好き嫌いがあるので、犬の様子をしっかりと見て判断してあげましょう。

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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


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