結婚式に愛犬を招待!素敵なリングドッグにするためのマニュアル大公開!

2017.05.20

結婚式に愛犬を招待!素敵なリングドッグにするためのマニュアル大公開!

人生のイベントのひとつ、結婚式。 結婚式にペットを招待したい、と考える飼い主さんも多いはず。特にペットの中でも注目されているのは愛犬参加型のリングドッグで、ペット飼育増加の影響もあり式の演出にリングドッグを取り入れる結婚式場が多くなっているそうです。 今回は、愛犬をリングドッグとして結婚式に招待するための練習のコツや、リングドッグデビューしている先輩犬をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

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リングドッグってなに?

リングドッグ

耳にしただけで想像ができるかもしれませんが、ここではリングドッグがどういうものかを知っていただくために少しだけ説明をしたいと思います。
リングドッグというのは、結婚式にドレスアップしたペットを登場させ、主役となるふたりに誓いの指輪を届ける犬のことをいいます。
結婚式ではリングの乗ったピローを運ぶ可愛らしいリングボーイを見かけることがありますが、リングボーイのかわりに愛犬を参加させたのがリングドッグというわけです。
以前なら結婚式にペットを参加させることはたいへん実現が難しかったことでしょう。しかし、今では挙式シーンも時代とともに変化し、リングドッグだけでなくリングリレーなんてシャレた演出もあるほど柔軟になりました。家族の一員であるペットに結婚式を祝福してもらえるなんて、とても素晴らしいことですよね。


大好きな愛犬を結婚式に招待する方法!

大好きな愛犬も結婚式に招待できたらいいな! 何か方法はないかな?
結婚式を挙げる、そうイメージができたころから、愛犬家のあなたの脳裏には純粋にそう閃いてしまうのではないではしょうか。ここでは、リングドッグとして招待する前のステップ、つまり、愛犬を結婚式に出席させるために押さえておきたいポイントをご紹介していきたいと思います。

①リングドッグの演出ができる会場をみつけよう

すべての結婚式場がペットをキャストに迎えた演出を行えるとは限りません。
お気に入りの会場であっても、リングドッグのサービスを取り入れていない場合もありますから、ブライダルフェアなどを利用してたくさんの情報を収集することも大切です。
リングドッグの演出をしていない会場であっても、愛犬は飲食中の同席はNGでも挙式のみ参加可能など、条件付きで招待できるケースもあるので、個別に会場で相談をしてみるといいでしょう。
もしも可能であれば、スイーツブッフェなどのゲストへのサービスがあるときに、リングドッグとして頑張ってくれた愛犬にもご褒美のケーキを用意してあげるのもいいですね。

②参列者への配慮も重要です

結婚式のゲストは、大人や近親者だけではありません。
新郎新婦にペットがいることを知らない人や、もしかするとアレルギーを持っている人もいるかもしれません。また、小さなお子さんがいた場合、無駄吠えをしない愛犬であっても、恐怖を感じてしまうこともあります。ですから、事前に愛犬の犬種や性格などを招待する前に伝え、リングドッグとして出席するということを先に案内する配慮も重要です。
他にも、ポイントとしては招待状の文面に動物アレルギーがあるかどうかを記入してもらったり、愛犬の姿を見ていただくためにも写真などを載せたりするなど、ゲストに対して細やかな心配りをすることがリングドッグデビューを成功させる秘訣でもあります。

③ペットシッターが必要な場合も

リングドッグとしてペットを招待する結婚式場に、必ずペット専用のシッターさんが在中しているとは限りません。
予め会場となる結婚式場に問い合わせをして、必要であればペットシッターさんの手配をすることをおすすめします。当日の愛犬は新郎新婦と一緒にいられる時間が少ないため、慣れない場所なこともありとても不安を感じることでしょう。あなたが隣にいない間、かわりにケアをしてくれる存在は重要です。
たとえ社交的な性格でも精神的に不安定になればリングドッグとしての練習の成果を発揮することもできなくなってしまいますから、愛犬のメンタルにもしっかり考慮しましょう。


リングドッグになるためには?

ペット同伴OKの結婚式場も決まり、とうとう愛犬をリングドッグとしてデビューさせることになりました! 結婚式の準備のほかにも愛犬をリングドッグとして華々しく披露したいあなたは、次に何をどうしたらいいでしょう? 

ここではあなたの愛犬をリングドッグとしてお披露目するために、すぐにでも実践できる簡単な練習や、羨望の的になるような印象に残るリングドッグとなるためのポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

①リングドッグはトップモデルのようであれ!


リングドッグのドレスコードは、新郎新婦のようにドレスとタキシード。
正装した愛犬が、リボンや蝶タイに結婚指輪を結び新郎新婦のもとへ運んでいくのがリングドッグですが、蝶タイのみ、サッシュベルトのみというコーデも多くなっています。しかし、飼い主としてはせっかくの晴れ舞台なので、ドレスやタキシードでおめかししてあげたいところ。
しかし、日ごろ洋服を着なれている愛犬でも、いつもと違うリングドッグの服装にはちょっと窮屈さを感じる可能性があります。特にドレスのように裾の長いものだったら、練習なしでは足に絡んで歩きづらい、なんてことも。
まずは衣装が到着したら、愛犬が着用を拒まないよう何度も着せて生地を馴染ませるといいですね。こうすることで服に自分のにおいもつくので気持ちが落ち着きます。
さらに衣装を着たまま歩き方の練習をすれば、足や腰など負担がかかっている場所を早期に発見できるのでおススメです。

②リングドッグたるものウォーキングも完璧に!

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なんといっても新郎新婦がいちばん感激するのは、リングドッグが真っ直ぐ自分たちのもとへたどり着いた瞬間ではないでしょうか。
もちろん、愛犬の顔見知りのゲストが参列していたら、愛犬はつい足を止めてしまうかもしれません。リングドッグの愛らしさにたくさん写真も撮られるでしょう。そうすれば当然歩みもともってしまうものですが、そんなアクシデントもくすりと笑えてしまうのが、リングドッグというペット同伴型のブライダルイベントなのです。
それでも、飼い主としては迷わずに歩んできてほしいもの。そこで、これから家では少し離れた場所で愛犬を呼び、まっすぐ辿り着けたらご褒美をあげるといったウォーキングの練習を取り入れましょう。こうすることで、結婚式ではランウェイを歩くモデルのような歩みで練習の成果を見せつけてくれるはずです。それでも心配なら、てのひらにそっと、リングドッグを迎えるフードを隠しておくのもポイントですね。

③リングドッグたるもの体調管理は完璧に!

日ごろの練習で克服できないのが体調管理と排泄です。
ギリギリまで万全だったとしても、見知らぬ大勢の人の気配や知らない場所での緊張から、本番直前に体調が変化することも考えられます。他にも、新郎新婦のもとへ歩き始めたら排泄してしまったというケースもあります。こればかりは仕方のないことですが、できるならこの思い出だけは避けたいものですよね。
だいたいの排泄のリズムがあると思いますが、もう一度、排泄のタイミング、たとえば時間やコマンドを見直しておくといいでしょう。他に、今日は特別な日だからと違うフードを与えるのではなく、普段から慣れているもので心と体をリラックスさせてあげてください。
ただ、それでも心配な場合は、オムツの利用がおススメです。当日の服装にあわせたおむつカバーを用意すれば、周囲に気づかれることも少ないはずです。リングドッグのファッションも注目されますから、あなたのセンスの見せ所です。


SNSでみつけたリングドッグのご紹介

SNS上には日本だけでなく、海外からもリングドッグの先輩たちの写真で溢れています。
ここでは、臨場感溢れるリングドッグの一生懸命な姿や幸せそうな笑顔の写真を紹介していきますので、ぜひ、その場にあなたがいたら? これがあなたの結婚式なら?と想像しながら楽しんでご覧ください。

①リングドッグの役目を果たして、飼い主さんに抱っこしてもらおう! そう言っているかのような一生懸命さが伝わってきますね!

リングドッグ

②こんなサプライズ登場の方法もあります! リングドッグを引き寄せる飼い主さんと、引き寄せられる愛犬。これなら迷うことなくたどり着けそう!

リングドッグ

③大好きな飼い主さんの腕の中へ! これほど喜んで走ってきてくれる二匹のリングドッグをみたら、飼い主さんだけでなく、ゲストまであたたかな気持ちになれます。

リングドッグ

④リングドッグの毛色が新郎新婦とおそろいで、アート感たっぷりの素敵な一枚です。ファッションと一緒にハッピーな時間もペットと分かち合えるなんて、うらやましい限りです!

リングドッグ

⑤リングドッグはひとりで歩かなきゃダメ、なんてルールはありません。リングドッグにドッグトレーナーさんが付き添うことや、新郎がリングドッグと一緒にウォーキング!なんてサプライズがあるのがいいんです。

megさん(@hanarunrun529)がシェアした投稿


さいごに

いかがでしたか?
あなたの愛犬をリングドッグとして結婚式に招待する方法をご紹介してきました。
おしゃれをした愛犬を結婚式に招待できるというだけでも胸がいっぱいになってしまいそうですが、あなたが待つヴァージンロードをリングドッグとして歩む愛犬の姿は何とも誇らしくさえあります。
しかし言葉で表す以上にリングドッグという演出をすることは、地道な練習や周囲への理解など乗り越えなければいけない山も多く、とても安易なものではありません。
それでも、目標に向けて愛犬と費やす時間のすべては、その後とてもロマンティックな思い出を残してくれるに違いありません。



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犬のいない生活がほとんどないほどの犬好きです。現在は保護犬の里親になり楽しく暮らしています☆

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