【考えられない!】通勤路のわきで発見された両手両足、口をガムテープでぐるぐる巻きにされた犬

2017.06.17

【考えられない!】通勤路のわきで発見された両手両足、口をガムテープでぐるぐる巻きにされた犬

仕事先へ向かう途中に、道路の脇で大人しく座り込んでいた一匹のワンちゃんを見つけたある男性。彼の目に飛び込んできた光景はあまりにひどいものでした。そのワンちゃんの口は頑丈なテープでグルグル巻きにされ、両手足もロープのようなもので縛られていたのです。はたしてワンちゃんは無事なのでしょうか?捨てられたワンちゃんのお話です。

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その日、配管工であるカーロス・カリリオさんとその同僚達にとってはごく普通の出勤日となるハズでした。

テキサス州にある家を出て職場へ向かっていたカーロスさん達は、通勤路のわきで何かを見かけ車をUターンしました。カーロスさん達の目に飛び込んできたもの、それは、苦しそうに息をする一匹のワンちゃんでした。

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驚くことに、そのワンちゃんは口を頑丈なテープで塞がれ、そして両手足もロープのような物で縛られていました。動くこともできず、呼吸もしづらい状態でそこに置き去りにされていたワンちゃんは、どう見ても誰か心無い人間によって捨てられた様子。

それを見たカーロスさんと同僚達は急いでワンちゃんの元へ駆けつけ、そして口のテープと両手足を縛るロープをはずしてあげました。

やっと自由に呼吸ができるようになったワンちゃん。当時のことをカーロスさんはこう振り返りました。
「その犬は見た感じは大丈夫そうだった。僕たちが側に行っても警戒などせず、逆に側に誰かに居て欲しいという感じだったよ。」

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人間により口を塞がれ手足を縛られ怖い思いをしていたにも関わらず、カーロスさん達が近づいても恐怖心をあまり見せなかったワンちゃん。その様子から、彼はそこに捨てられてから一日前後くらいしか経ってないのではないか、とカーロスさんは思いました。

急いでワンちゃんをトラックに乗せると、カーロスさんと同僚達は近くの動物保護センター「Peewee’s Pet Adoption」へと駆け込みました。その時のワンちゃんの顔といったら、まるで自分が安全で安心できる場所へ向かっていると知っているかのようだったそうです。彼は命拾いをして本当に幸せそうな顔をしていたとカーロスさんは語ります。

「Peewee’s Pet Adoption」は動物達の安楽死をせず、里親探しに専念する活動を行っている施設です。その施設のスタッフ達により、ワンちゃんはフィラリア症にかかっている以外はもっぱら健康だということがわかりました。

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「彼はとっても可愛いワンちゃんよ。いつも元気で、尻尾をずっと振ってるの。」と話すのは、ワンちゃんの世話をしている施設のスタッフ。
そんな愛らしいワンちゃんをあんなに酷い方法で処分しようとした人間が誰なのかは残念ながら未だにわかっていません。

でもカーロスさんとその同僚達のおかげで命を救われたワンちゃん。あの時彼らに気づいてもらっていなければ、今頃は寂しく息絶えていたでしょう。

これから先、そのワンちゃんに心優しい里親が見つかりますように、そして安心して暮らせる毎日を送れますように、と願わずには居れません。

<参考サイト>
boredpanda



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yukoyosshi

yukoyosshi

昔から動物が大好きで、野生動物や自然が多いオーストラリアに留学。現在もオーストラリアにて生活を送っています。家では犬や猫やその他の動物も飼っていて、中でも12年も生きた柴犬のミミとはバディな関係でした。

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