犬にベストな迷子札を作りたい!おすすめ迷子札を紹介

2021.01.06

犬にベストな迷子札を作りたい!おすすめ迷子札を紹介

犬と一緒に暮らしている方は愛犬の安全対策として迷子札を取り入れている方も多いのではないでしょうか? 日本は地震大国でもあり、緊急事態が起きたときや災害などにより愛犬が迷子になったとしまう危険が常に潜んでいます。 そんな思わぬ事故や災害により愛犬が迷子になってしまった時に、飼い主さんと愛犬を繋いでくれる大切な命綱の役割を果たしてくれます。 愛犬に身につけておきたい迷子札を選ぶ際のポイントについて紹介します。


犬の迷子札とは

迷子札とは愛犬が万が一迷子になってしまい保護された時などに連絡する連絡先や愛犬の名前が記載されている札のことです。

迷子札には、さまざまなデザインがあり可愛らしいものやおしゃれなデザインの迷子札もあるためおしゃれの一つとして楽しむことも出来ます。

迷子札は愛犬が迷子になってしまった際にm早く飼い主さんのもとに帰るために必要な情報が記載されており、飼い主さんと愛犬をつなぐ絆を形にしたものと言っても過言ではありません。

犬を飼うと市町村に登録することが義務付けられており、その際に渡される鑑札は犬の首輪などに装着しておく必要があります。
迷子札は観察よりもわかりやすい情報が記載されており、誰でも愛犬の基本情報を知ることができます。

迷子札は素材やデザインにより価格により異なりますが、500円前後から安価で購入できるため、積極的に取り入れたいグッズになります。

◆役割

迷子札の役割は迷子になった愛犬が保護された場合に飼い主さんにいち早く連絡するために役に立つアイテムです。
首輪や愛犬の身体の一部として装着することにより、愛犬の身の安全を守ることができます。

犬は一度迷子になってしまうと中々飼い主さんの元に帰ることが難しいケースもあります。
しかし、その子の名前や連絡先が記載されていればその子の基本的な情報がまたわかるため家に帰ることもできます。

愛犬の防犯性や安全性を高めるアイテムとしての役割を迷子札は持っていますよ。

◆記載すること

迷子札には何を記載すれば良いのかわからないという飼い主さんもいるかもしれませんが、迷子札には愛犬の名前や誕生日、そして飼い主さんの連絡先を記載することが大切です。

住所なども記載するとなお良いですが、個人情報になりますので愛犬が迷子になってしまった際にもすぐ連絡をもらいやすい電話番号を記載しておくと良いでしょう。

迷子札には保護してくれた方が愛犬の名前を把握できるように名前を記入しておくのが基本です。
愛犬の名前と飼い主さんの連絡先の2つは記載するようにしましょう。


犬の迷子札の必要性

迷子札は飼い主さんと愛犬をつなぐ命綱と紹介しましたが、どのような場面で活躍するアイテムなのでしょうか?
具体的な活用方法と必要性について紹介していきます。

◆災害時

冒頭では日本は地震大国であると紹介しましたが、災害は急に起きるものであり誰でも混乱します。
犬も同様であり、思わぬ強い揺れなどにより家が倒壊したり、ケージの入り口が空いてしまうとパニックになり逃走してしまう可能性があります。

また、飼い主さんが外出先で災害にあい愛犬と離れ離れになってしまい取り残されてしまうケースもあります。
実際に災害時にはたくさんの迷子になってしまったペットがおり、動物愛護団体や個人に保護されたケースも沢山あります。

そんな時に迷子札があれば、一目で愛犬の特徴や連絡先を知ることができるので、スムーズに飼い主さんの元に戻ることができます。

災害などの緊急事態には、誰しも冷静でいられないものです。
迷子札があることによって一目で犬の情報を知ることができるため、わかりやすく飼い主さんに連絡することができます。

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◆脱走した時

思わぬ衝撃でリードを離してしまい、脱走してしまったり犬のゲージのドアが開いた瞬間に逃走してしまう可能性もあります。

特に興奮状態で逃走してしまうと、家や飼い主さんの存在が愛犬に入ってこなくなり、気がつくと帰り道が分からなくなってしまったなどのケースもあります。

さらには、認知症のシニア犬が徘徊して帰り道が分からなくなってしまった、などという場合にも迷子札は役立ちます。

外飼いのワンちゃんの首輪が外れてしまった際にも、迷子札がついていれば安心です。

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◆散歩で首輪が取れた時

散歩は犬にとっても楽しいものであり、興奮しやすい場面でもあります。
力一杯リードを引っ張って首輪が外れて逃走してしまう可能性もあります。

また、首輪が老朽化しており壊れてしまう可能性もありますよね。
そんな時に首輪が外れて迷子になっても迷子札があれば安心です。

一つ注意したいのは、首輪と一体の迷子札もあるため首輪と迷子札を普段から別々につけておくか、日頃からつけている迷子札の他に散歩用で首輪を装着することがおすすめです。


犬の迷子札、鑑札、注射済票の違い

犬の迷子札は様々なデザインがあり、飼い主さんが独自に用意するものになります。
そのため好きなデザインや入れる文字を選ぶことができるのが魅力です。

鑑札とは登録した市町村から配布される登録の証明書であり、主に市町村名や登録番号が記載されています。

さらに犬を飼うと、1年に1回狂犬病の予防接種が義務付けられています。
動物病院や集合接種できる場所にて、狂犬病予防接種を摂取してから市町村に届け出ることで、今年度の予防接種を打った証明として、注射済表が配布されます。

この注射済表は毎年配布されるため、新しいものを身につけておく必要があります。


犬の迷子札の種類

迷子札には様々な種類があり、自分好みのタイプを選ぶことができます。
愛犬のおしゃれとして楽しむことができるのも魅力的ですが、金属製のものや革製、プラスチックなどの素材があります。

また、首輪と一体化している迷子札もあり、愛犬の性格や好みにあわせて選ぶことがポイントになります。


犬の迷子札の選び方

迷子札は愛犬が飼い主さんとなんらかの理由で離れ離れになった緊急時に役立つアイテムです。
身体の一部として付けておけるものが良いのですが、愛犬の体に負担がかからない自然につけはれるものを選ぶことが大切です。

さらには、丈夫で耐久性のあるものをチョイスすることが大切になります。
日常的につけておく迷子札は擦れたり、愛犬がアクティブに運動しても外れない頑丈なものを選ぶことが大切になります。

愛犬の体格に合わせて素材をピックアップして、丈夫な迷子札を用意してあげましょう。

◆タイプ

迷子札の主なタイプについて紹介します。
購入の参考にしてくださいね。

①キーホルダー

首輪などにアクセサリーのようにつけられるタイプの迷子札です。
犬の迷子札の中でも最もバリエーションがある迷子札であり、安価で購入することができます。

取り外しも簡単であり、愛犬が気にならないサイズのコンパクトなキーホルダーが多いです。

②カプセル型

飼い主さんの連絡先などを記入した紙などを収納しておけるカプセルタイプの迷子札です。
情報を表に記入したくない方におすすめです。

カプセルの中に入るものならば、自由に入れることができます。
さらにカプセルに収納することで頑丈に保護されており、情報をなくすリスクが少ないのも嬉しいですね。

一つ注意したいのは、カプセルを開けないと連絡先などがわからないため迷子札と認識されるまで時間がかかる場合があります。

③首輪型

常に身体の一部としてつけておける首輪と一体化した迷子札です。
神経質な愛犬にもおすすめであり、自然な形で迷子札を装着することができます。

他のタイプの迷子札に比べて頑丈で立派な作りのものが多いため高価になる可能性があります。

また、一体化した首輪が万が一外れてしまい逃走してしまった際には迷子札の役割を果たすことができないので、注意が必要です。

散歩用の首輪は別に使用するか迷子札が外れないための対策をしましょう。

◆サイズ

サイズは愛犬が普段つけていても負担にならないサイズを選びましょう。
あまりにも大きいと生活するのに邪魔になりますし、愛犬が気にして取ってしまう場合もあります。

反対に小さすぎてしまうと記入してある情報を読み取りづらいため、親指分ぐらいの大きさが適切です。

また、首輪型の迷子札の場合には指が2本程度入るぐらいの余裕で締めるようにします。
あまりにもキツいと擦れてしまい傷になったり、愛犬にストレスがかかってしまいます。

◆素材

金属製やプラスチック、革製など迷子札にはたくさんの素材があります。
金属製は頑丈で文字を刻印するためかすれづらい特徴がありますが、少し重さがあるためチワワなどの身体の小さい犬種には負担がかかる可能性があるため、軽量タイプのものを選ぶのがおすすめです。

プラスチックは1番安価で購入することができ、ペっとショップなどでも販売されています。
耐久性は1番ないので、破損しやすいため定期的に新しいのに変える必要があります。

革製は首輪と一体化したタイプのものが多く、デザイン性もありおしゃれな迷子札が多いのが魅力です。
革製の迷子札は選ぶ楽しみがあり、丈夫ですが水に弱いという性質があるため雨の日などは注意が必要です。

生活や愛犬の好みに合わせて迷子札をチョイスしましょう。

◆ペット迷子連絡サービス

メーカーによってはペットの情報をインターネットに登録することができる迷子札もあります。
迷子札にはQRコードがついているものもあり、それを読み取ることでその後の情報を知ることができるサービスもあります。

さらには、専用サイトに会員登録することにより、迷子札をスキャンした際に飼い主さんが情報をいち早く知ることができるサービスもあります。

これらのサービスをうまく活用して、愛犬の安全を守ってあげましょう。


迷子札を手作りしてみたい

飼い主さん好みに愛犬の迷子札を手作りしてあげることもおすすめです。
愛犬の好みや性格に合わせてカスタマイズすることができるのが手作りの魅力です。

プラ板やレジン、フェルトなどを用いて迷子札を作ることができます。
ネットショップなどでは、迷子札の手作りキットなども販売されているため初めての方も手軽に作成することができます。

刺繍糸で愛犬の名前を縫いつけたり、プラ板などに直接愛犬の名前を記入するなど素材によって作り方は様々です。

ポイントは正しい手順で作り、ニスを塗るなど防水加工を施しておくと安心ですね。


まとめ

犬の迷子札の必要性や迷子札の選ぶポイントについて紹介しました。
迷子札は緊急事態の時に飼い主さんと愛犬を繋ぐ絆の役割をします。

災害時なども愛犬の安全性を高めるためにも、迷子札を導入するのがオススメになります。



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のえコアラ

のえコアラ

犬の専門学校を卒業後、犬のテーマパークにて飼育員を5年間しておりました。 様々な犬種の飼育経験があります。 その後ホームセンターでペット用品の販売をしておりました。 現在はペット系の記事を中心にライター活動しております。 資格 愛玩動物飼養管理士1級 小動物看護士


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