1.子猫のケージ飼いは猫にとって良い?
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2.子猫がいる時、ケージを使う状況とは
2-1.ケージを使うメリット
2-2.ケージを使うデメリット
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子猫のケージ飼いは猫にとって良い?
室内飼いが勧められる猫の飼い方ですが、家の中では自由に過ごせる空間を作ってあげたいもの。
猫は自分の縄張りを決めて、自由に動き回り、好きな場所で遊んだり、眠ったり、休んだり、という過ごし方をします。
そんな性質を持つ猫に、ケージの中だけ、という狭い空間での生活をさせるのはおすすめできません。
特に、子猫は成長してくると、周りのものに興味を持ちます。自分で探検したり、遊んだり、走り回ったり、隠れたりして、色々なことを学んでいきます。
この時に、ずっとケージで過ごさせるのは、子猫の正しい成長を妨げるだけでなく、ストレスを感じさせる原因にもなります。
子猫がいる時、ケージを使う状況とは
人間と一緒に暮らす時にケージがあったほうが良い事もあります。子猫の時にケージを使う、メリットとデメリットについて見てみましょう。
◆ケージを使うメリット
・危険な場所に行かないように、事故に合わないようにするため。
子猫のうちは、まだ運動能力も低いので、家の中とはいえ、危険な目に合うこともあります。高いところに登っておりられなくなったり、隙間に挟まったり、箱などに隠れて出られなくなったり、などです。飼い主さんが見ていれば問題ありませんが、留守中に何か起こることが気になる場合、ケージに入れておけばその間は安全です。
また、連れて来たばかりで子猫が家に慣れていない時も、ケージに入れる事で、落ち着いてくれることがあります。
そのほか、調理中や、窓を開けて掃除をする時など、危険な目に合わないために、ケージに入れておくという場合もあります。
また、飼い主さんの食事中に子猫をケージに入れておくということもあります。人間が食べて大丈夫でも、猫が食べてはいけないものがたくさんありますので、間違えて食べてしまうことを防ぐためです。
◆ケージを使うデメリット
・好きなところに行けないので、ストレスを感じる
子猫であれば、つい最近まで親猫やきょうだい猫と過ごしていたことでしょう。人と暮らすことになれば、子猫が触れ合うのは飼い主、ということになります。
この時に、自由に動けず、人に甘える事も出来ずに過ごすことは、子猫にとってよくありませんし、人に懐かない性格になってしまう可能性もあります。
子猫の頃にしっかり運動して、丈夫な体をつくることは、大切な事です。また、適度にスキンシップをとる事も、子猫の成長にはかかせない事なのです。
ケージはどのように使うか?ルールを決めよう。
◆使用時間を決める
ケージに一日中入れるということのないよう、入っている時間を決めましょう。
時間に決まりはありませんが、半日入れていても、猫にとっては大変なストレスになると言われています。
常用するのではなく、ケージの外にいると危険がある時や来客時などに都度使用するようにしましょう。
◆ケージの中だけで過ごせる環境作り
最低でも、水、フード、トイレ、ベッドは必ず用意しましょう。
爪とぎも用意を忘れずに。猫にとって爪とぎはマーキングやストレス解消の道具となります。
そしてできれば2段、3段の高低差のあるケージを選び、食事スペース、トイレスペース、くつろぎスペースをそれぞれ分けてください。
◆清潔にする
猫が快適に過ごせるよう、掃除は怠らないようにしましょう。
特にケージ内で食事やトイレをすると、食べこぼしや飛び散った砂などで頻繁に汚れます。
毎日清掃するように心がけましょう。
子猫をケージで飼うことのまとめ
ケージで飼う事が必ずしも猫のストレスになるとは限りません。
成長した後も開け放して使う事で、キャットタワーがわりになったり、安心して眠れる場所になったりします。
そして来客があった時など、普段と違う時にケージに入れる、という使い方が出来ます。
子猫のうちは、様子を見たり、危険から遠ざけたり、飼い主も子猫も環境に慣れるため、という意味で使用しても良いでしょう。
成長するに従ってしつけも出来れば、家の中では自由に動けるようにしてあげてください。
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