ずっしり!サイベリアンの大きさや身体的特徴をご紹介

2019.09.20

ずっしり!サイベリアンの大きさや身体的特徴をご紹介

ふさふさした被毛のサイベリアンは、ずっしりと大きく育つ猫として知られています。 いったいどれだけ大きく育つのでしょうか? 大きさ以外にも注目したい身体的特徴がいくつもあるので、詳しくご紹介していきます。

【目次】
1.サイベリアンってどんな猫?
 1-1.シベリア生まれの自然猫
 1-2.寒い地域の猫は大型に育ちやすい

2.どれだけ大きくなる?サイベリアンの大きさは猫界トップ!?
 2-1.10キロを超えることもあるサイベリアン
 2-2.ロング&サブスタンシャルの体型
 2-3.モリモリ食べるサイベリアン
 2-4.大型なのに身のこなし抜群!
 2-5.あまり抱っこできないサイベリアン
 2-6.緩やかに時間をかけて成猫になる
 2-7.寿命について

3.サイベリアンの身体的特徴はこんなにある
 3-1.ふわふわでボリュームたっぷりの被毛
 3-2.三角耳にふさふさの飾り毛がゴージャス
 3-3.丸い顔と大きな目がキュート
 3-4.バリエーションのある被毛カラー

4.サイベリアンと似ているノルウェージャンフォレストキャット!見分け方は?
 4-1.見分けポイント①:頭と顔の形
 4-2.見分けポイント②:被毛の質
 4-3.見分けポイント③:被毛の構造
 4-4.見分けポイント④:出身エリア
 4-5.見分けポイント⑤:しっぽの長さ
 4-6.見分けポイント⑥:足と胴の長さ
 4-7.見分けポイント⑦:全体的な雰囲気

5.まとめ

サイベリアンってどんな猫?


猫と言えば小さいイメージなので、サイベリアンを見ると大きい体に少しビックリする人もいるでしょう。
「大型にするため人為的に繁殖された?」と感じるかもしれませんが、サイベリアンは古くから存在していた自然猫と言われています。

♦シベリア生まれの自然猫

サイベリアンという名前から分かるように、原産はシベリアです。
「サイベリアンフォレストキャット」とも言われます。

シベリアは、ロシア全体で見たとき東側のエリアを指します。
そもそもロシアは、寒い国というイメージがありますよね。
そのなかでも、シベリア地方は特に寒さが厳しく、零下何十度の気温を記録したこともあるエリアです。
そんな極寒の地域がサイベリアンの出身地と言われています。

はっきりとした起源は不明ですが、1000年も前にすでにシベリアに存在していた猫ではないかと考えられています。
シベリア地方にいた猫なので、「シベリア猫」という異名まであるんですよ。

♦寒い地域の猫は大型に育ちやすい

サイベリアンのような極寒地出身の動物は、自然相手に生き抜くために強靭な体を持っています。
そして、雪の水分が湿ると重くて動きづらくなるため、被毛には撥水性も備わっています。
寒い気温が体に伝わらないための被毛は、かなりボリューミーで見た目の大きさにもかかわってきます。
サイベリアンが大型猫になったのは、そういった背景も関係しています。


どれだけ大きくなる?サイベリアンの大きさは猫界トップ!?


猫界のなかでも「大きな猫」は何種かいますが、そのなかでも大型と言えるでしょう。

♦10キロを超えることもあるサイベリアン

一般的な猫と言えば3.5~4.5キロほどですが、サイベリアンはその2倍にもなります。
4.5~10キロ程度がサイベリアンの平均体重なので、かなり重いことが分かるかと思います。

特にオスの方が大きく育ちやすく、6~10キロの範囲内の体重におさまることが多いです。
なかには10キロ超えのオスのサイベリアンもいます。
10キロを超えたら“大きい”を通り越して、“巨大”という表現がぴったりかもしれませんね。

♦ロング&サブスタンシャルの体型

一般的な猫よりも体重が重いサイベリアン。
体重が重いと聞くと、「太っているのでは?」とも誤解されるかもしれません。
しかし、サイベリアンは「おデブ」ではなく、「筋肉質」で筋肉が重いようです。

猫のボディタイプは6つに分類されますが、そのなかでも最も大型の体つきをしているロング&サブスタンシャルと言われるタイプに属しています。
「ロング」とついていることからもイメージしやすいですが、縦にも体が伸びています。
単に体重が重いだけでなく、長い体に筋肉質ということですね。
全体的に大型という体格に体重が比例しているので、太っているわけではないのですね。

♦モリモリ食べるサイベリアン

体が大きいからか、サイベリアンは食事量が多いです。
大きな体を維持するには「たくさんモリモリ食べる」ことが必要だからかもしれませんね。

ただ、食べた食事を消費しなれば、どんどん太るリスクも持っています。
太り過ぎで「肥満」になると、足腰に大きな負担をかかえることになるでしょう。
「食べた分運動させる」と運動管理もしてあげましょう。

♦大型なのに身のこなし抜群!

サイベリアンは、普段は温厚です。
飼い主さんと和やかに遊ぶことが大好きです。
甘えん坊なところがあって、犬っぽい性格とも言われています。
そもそも我慢強い性質があるので、意味なく荒々しくなることは少ないでしょう。

それに、一般的に大型の猫の場合、体が重いため、そんなに動きは活発とは言えません。
小さい猫が「シュッシュッ」と俊敏に動いている様子と比べると、やはり体重がネックとなってちょっと「ドタバタ」という表現があっているかもしれませんね。

でも、サイベリアンの場合、自然のなかで生き抜いていたため、ジャンプや走りも軽快です。
個体によって差があるので、必ずしも活発に動くとは言えませんが、大型ながら運動神経の良さが特徴と言えるでしょう。

♦あまり抱っこできないサイベリアン

甘えん坊なところがあるサイベリアンですが、人間に抱っこされるのはあまり得意ではないようです。
大型なので、抱っこするときも重さを覚悟しなければならないでしょう。

また、飼い主さんの身長や体格にもよりますが、「抱っこ」というよりも「ギュッと抱きつく」という言葉の方があっているかもしれませんね。

♦緩やかに時間をかけて成猫になる

サイベリアンは、最終的に大きく育ちますが、時間をかけてゆっくりと成長します。
普通、猫の成長スピードは約1年。
生後12か月頃には、小さな体なのにすでに“大人”の仲間入りです。

サイベリアンは、その何倍かの成長時期を経て成猫へと育ちます。
生後1年で成猫の体つきになりますが、精神的にはまだまだ子猫です。
成猫になったときに「穏やか」なサイベリアンも、若い子猫時代は「ちょっとヤンチャ」だったりもします。
生後1年を過ぎても子猫なので、栄養に配慮した食事管理も飼い主さんに求められるでしょう。

♦寿命について

サイベリアンは体が大柄な分、若干寿命が短めというデータがあります。
一般的な猫は平均で15歳くらいが寿命と言われていますが、サイベリアンは10~15歳が平均的な寿命です。

ただ、猫の寿命は

  • 完全室内飼いという飼育環境
  • 肥満にならないように気をつける
  • 良質なフードを与える
  • ストレスを溜めさせない
  • ワクチン接種をして病気のリスクを回避する
  • 定期的に健康チェックをする

などで延ばすことができます。

話ができない猫の気持ちになりながら、愛猫のために献身的なお世話をすることで、できるだけ長く一緒にいられることに繋がるでしょう。


サイベリアンの身体的特徴はこんなにある


体がとても大きいのがサイベリアンの主な特徴ですが、そのほかにも注目したい身体的特徴があります。
いくつか紹介していきます。

♦ふわふわでボリュームたっぷりの被毛

サイベリアンはゴージャスな被毛も大きな特徴です。
寒い自然界に生息していたこともあり、雪や風から身を守るための秘密が被毛にはあります。

サイベリアンの被毛は、トリプルコートと呼ばれる三層構造でふわふわとしています。

長毛と言えばダブルコートが一般的ですが、さらに層が厚くなっているので、より「ふわふわ感」が増している猫ちゃんです。
人間で言うならば、「皮膚を守る肌着+断熱効果の高いセーター+雪や風をはじく防寒コート」と三枚重ねで着ているような防寒対策をしているイメージですね。

家族になったサイベリアンを真冬に外に出すことはないかと思いますが「厳しい寒さにも耐えられる」という被毛を持っているのが特徴です。
なんだか、頼もしく思えてきますね。

♦三角耳にふさふさの飾り毛がゴージャス

サイベリアンは、ピンと立った三角耳の入り口にゴージャス感が増す飾り毛が見られます。
この飾り毛は、リンクスティップと言われ、長毛の猫の特徴としてよく体に表れるものです。
とても立派な飾り毛で、さらにカッコよく見えますよね。

そもそも、サイベリアンは厳しい自然界で、動物相手に狩りをしながら生活をしていました。
そういったハンター生活のなか、サイベリアンの聴力は優れています。
一般的に、猫は視力があまりよくない分、暗闇でも「どこから聞こえる?」「なんの音」など、敵の位置や動きを聞き分けられる能力があると言われています。
そんな風な見方をすると、立派な耳の飾り毛がますますカッコよく感じることでしょう。

♦丸い顔と大きな目がキュート

サイベリアンは、頭と顔が丸っぽい形です。
体が長くて筋肉質とボディはちょっとガッシリ系ですが、顔が丸いので「凛々しい」というよりも「可愛らしい」に近いでしょう。
アーモンド粒を丸くしたような大粒の瞳で、さらに可愛らしさがアップしています。
大きな目で見つめられるだけで、癒されますね。

♦バリエーションのある被毛カラー

サイベリアンを登録している猫の協会によっても若干違いますが、いくつかの毛の色が認められています。

ロシアでは、「ブラウンマッカレルタビー」という茶色ベースに黒褐色の柄がオーソドックスなようです。
世界的にはそのほかのカラーもたくさんあって、シナモンホワイトクリームブルーの被毛カラーなど、バリエーションがたくさんあります。
「色×柄」の組み合わせによって、見た目の違ったサイベリアンが多数存在しています。


サイベリアンと似ているノルウェージャンフォレストキャット!見分け方は?


大型の猫の種類には、サイベリアンのほかに何種かの猫がいます。
そのなかでもノルウェージャンフォレストキャットは、見た目的にもかなり似ている猫と言われています。
どんな違いがあるのでしょうか。

♦見分けポイント①:頭と顔の形

サイベリアンは丸くて可愛らしい顔立ちをしていますが、ノルウェージャンフォレストキャットはやや三角形の顔立ち
サイベリアンと比べると、丸みがあまりなく、スマートな輪郭をしています。

♦見分けポイント②:被毛の質

どちらも長毛種でふさふさしたボリュームが魅力ですが、ノルウェージャンフォレストキャットの方がやや柔らかめの触り心地かもしれません。

♦見分けポイント③:被毛の構造

サイベリアンの被毛は3層構造の「トリプルコート」、ノルウェージャンフォレストキャットの被毛は2層構造の「ダブルコート」です。
どちらも寒い地方出身なので、毛量は多めです。

♦見分けポイント④:出身エリア

サイベリアンは「シベリア」、ノルウェージャンフォレストキャットは「ノルウェー」とそれぞれ出身地域が違います。
どちらも寒い地域のため、全体的にふさふさ被毛で大型の体という共通点があります。

♦見分けポイント⑤:しっぽの長さ

ノルウェージャンフォレストキャットの特徴として、体よりも長めのしっぽがあります。
ふさふさな被毛で覆われていてゴージャス感が漂っています。
一方のサイベリアンのしっぽはそれほど長くなく、普通の長さと言えるでしょう

♦見分けポイント⑥:足と胴の長さ

サイベリアンは、全体的に「胴長」で縦に長い体型です。
そして、足がそれほど長くなく、胴長短足といった雰囲気があるかもしれません。
それに対し、ノルウェージャンフォレストキャットの方は、足が長くてスラっとしているイメージです。

♦見分けポイント⑦:全体的な雰囲気

どちらも大型猫の部類ですが、体長も体重もサイベリアンの方がやや大きめに育つ傾向にあるようです。
個体差や遺伝的に成長後の姿は変わるので、あくまでも「平均としては大きい」という程度に考えておくといいでしょう。


まとめ

サイベリアンは、ふさふさした被毛が大きな魅力です。
大柄な猫はちょっとクールな印象がありますが、実はとても穏やかで親しみやすい性格をしています。
今回お伝えしたサイベリアンのルーツや特徴を知ると、ちょっと身近に感じたのではないでしょうか。
体は大きくガッシリしていますが、可愛らしい顔立ちも魅力のサイベリアン。
世界的にも注目されつつある猫で、今後ますます人気が高まりそうです。



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。


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