猫の熱中症対策に保冷剤はあり?

冷房が効いていない夏の室内は、空気が常にモワっとしていて息苦しいですよね。
猫が快適に感じる温度は、夏の時期は26~30℃程度といわれています。
室温を下げるためにエアコンを使用しているご家庭は多いですが、外出中に何かしらの原因(故障や落雷など)で止まってしまった場合、窓を閉め切った部屋の中は蒸し風呂のようになってしまうことも考えられますよね。
猫が熱中症や脱水症状を起こしてしまうこともあり、長時間その状態で留守番させていたとしたら、命に関わることが無いとはいい切れませんよね。
そんな時に保冷アイテムとして挙げられるのが、保冷剤です。
猫の熱中症対策に保冷剤を使用するのはありではありますが、保冷剤を使用するときにはいくつか注意しなければいけない点もあります。
まずは使い方について見ていきましょう。
保冷剤の使い方

夏場にはお弁当と一緒に包んだり、火照った体を冷やしたりと、何かと活躍する機会の多い保冷剤ですが、猫にはどのようにして使用するべきなのでしょうか。
手順はとても簡単です。
②保冷剤をタオルなどで包む
③ブラッシングをするように包んである保冷剤で猫のカラダを撫でる
たったこれだけです!
もちろん猫が寝ている場所に、タオルで包んだ保冷剤をそのまま置いてあげても良いですし、ブランケットの下に直接そのまま置いても使えます。
小さい物ですと保冷効果は数時間程度となりますので、長時間の保冷や熱中症対策として使用したい場合には、アウトドア用の長時間保冷が可能な保冷剤がおすすめです。
保冷剤は使い方次第でさまざまな活用方法が可能となりますので、猫の暑さ対策のためにも重宝することでしょう。
猫に保冷剤を使ってもらう時の注意点

保冷剤はとても便利ではありますが、猫に使用する際は下記の点について注意しましょう。
◆保冷剤の中身に注意
保冷剤の中身は水が入っていて、それを凍らせているだけのようにも見えますが、溶けてくると触った感じがプニプニしているので、水ではないということが分かりますよね。
一般的な保冷剤の中身は、約99%の水分と、ポリアクリル酸ナトリウムと呼ばれる高級水性樹脂で作られています。
保冷剤にはカチカチに固まる物と固まらない物がありますが、固まらない場合には「エチレングリコール」という成分が使用されていることがあります。
この成分はアルコールの一種となりますが、誤飲などで体内に入ってしまうとエチレングリコール中毒となり、腎障害を起こして命に関わる危険な状態になってしまうこともあるそうです。
保冷剤をかじったり爪で引っ掻いたりして中身が溢れてきてしった際に、猫が舐めてしまわないように気を付けましょう。
保冷剤を使用する際は、愛猫が絶対に誤飲をしないような対策こそが重要となってきます。
◆そのまま渡さない
キンキンに冷えた状態の保冷剤は猫のカラダを傷付けてしまう恐れもあります。
キンキンに冷えている保冷剤は、熱によって表面が少し溶けますが、一瞬にしてその熱を奪っていきますので、猫ちゃんがもし肉球で触ったとしたら、肉球に保冷剤が張り付いてしまうといった危険が伴います。
猫ちゃんはびっくりして手を振りほどこうとしますが、皮膚まで一緒に剥がれ落ちてしまう可能性もあるので、大変危険です。
そして冷たくなっている保冷剤は、猫の皮膚にそのまま当ててしまうと、凍傷になってしまう危険性もあるでしょう。
使用をする際はタオルなどにしっかりと包んで、愛猫が怪我をしないような対策をしてあげてください。
◆気になる場合は代用品を使う
保冷剤は猫がいたずらをしない限りとても便利な保冷アイテムといえますが、心配な場合には、飼い主さんのお手製の保冷剤を作ってあげてみてはいかがでしょうか。
中身の入っていない500mlのペットボトルに水を入れて一晩凍らせれば、保冷が持続する保冷剤の出来上がりです!
そして濡らしたタオルをフリーザーバッグなどに入れて凍らすだけでも、簡単に自家製の保冷剤を作ることが可能となります。
手作りの保冷剤は使用の際に、水滴などの水分が気になると思いますので、そのまま使用するよりもタオルなどで巻いて、愛猫のカラダが濡れないような工夫も必要です。
猫は濡れることを嫌いますので、快適に使用してもらいたいのなら、そのようなひと手間も大切です。
他にも夏場になれば、冷却シートやひんやりマットなどのペット用品も多く販売されますので、愛猫が気に入ってくれるようなアイテムを購入してみるのもおすすめですよ。
まとめ
夏場は猫の熱中症がとても心配なので、どうやったら愛猫が涼しく過ごせるのか、毎年頭を悩ませている飼い主さんも多いことかと思います。
エアコンを長期間使用するのを懸念した場合は、保冷剤等で愛猫が涼しくなれる対策をしている方もいらっしゃることでしょう。
一般的な保冷剤は比較的危険な物は少ないとは言われていますが、絶対安心とは言い切れないところで少し不安が残ってしまうのも否めませんよね。
保冷剤は使用したくはないけど、保冷効果のあるアイテムを使用したいという場合は、飼い主さんが愛猫に気に入ってもらえるようなアイテムを手作りするのもおすすめです。
保冷剤を有効活用して、暑い季節を猫共々乗り越えていきましょう!
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