1.猫のケージ内にベッドは必要?
2.猫のケージ内に入れるベッドの選び方
2-1.固定できるベッドを選ぶ
2-2.冬場は暖かい素材のベッドを選ぶ
2-3.ケージの中を圧迫しないベッドを選ぶ
2-4.ケージが狭い場合は吊るせるベッドを選ぶ
3.猫のケージ内のおすすめベッド3選
3-1.ペットベッドスクエア
3-2.ハウスベッド 横型
3-3.キャットファンモック
猫のケージ内にベッドは必要?
ケージは猫を飼育する、すべての家庭に準備されているわけではありませんが、あると何かと便利なグッズではありますよね。
とくに子猫を迎え入れた際や、病気を患っている猫の隔離、多頭飼育の事前準備、留守番時の安全確保など、様々な用途で使用することのできる優れものであるとも言えます。
このように長期的に使用することの少ないケージなので、ケージの中には必要最低限のグッズだけ入れておけば、安心だという飼い主さんもいらっしゃることだと思います。
最低でも猫用のトイレを設置しておくことによって、短時間であれば問題なく猫が過ごせる状態にあると言えるでしょう。
しかし、いくら短時間しかケージの中に愛猫を入れないとしても、猫にとっては自由を奪われてしまうことになるので、どんどんこの状況にストレスを溜めていってしまいかねませんよね。
ケージの中が不自由だと猫自身が感じてしまえば、ケージは「嫌な入れ物」「閉じ込められる場所」として認識してしまうことでしょう。
せめて狭いケージの中であったとしても、リラックスできるような対策をしてあげるべきですよね。
ですので、ケージの中でも猫が快適に過ごせるような場所を準備してあげることも大切となってきます。
縦に長いケージであればステップが付いている商品が多いですが、最上部のステップに落ち着けるようなベッドを設置してあげることによって、その場所で休むことが可能となります。
ステップの無いケージでも、工夫次第で猫が落ち着ける場所を作ることは出来ますので、ケージを短時間使用する際であっても、猫が落ち着ける場所の確保をするような対策は必ずするようにしましょう。
猫のケージ内に入れるベッドの選び方
ケージの中にベッドを設置する必要があることが分かりましたが、どんなベッドを設置してあげるのかも重要となってきますよね。
猫はそれぞれ性格も違いますし、好む素材も違います。
せっかくベッドを購入しても、気に入ってくれないまま使用してもらえないのであれば意味が無いので、妥協しないでしっかりと選んであげたいですよね。
ケージの中で愛猫が落ち着いて生活できるためにも、どんなベッドを選んであげれば良いのでしょうか。
◆固定できるベッドを選ぶ
ケージ内でベッドを使用する際には、ケージに直接固定できる商品を選ぶと安全です。
ケージによってはステップのある商品が販売されていますが、そのステップが上部になればなるほど、その場所にベッドを設置するのは危険が伴いますよね。
猫は気持ちよく眠っていると、どんどん態勢が崩れ、寝返りを大きく打つことがあるので、そのまま下に落ちることもあるのです。
猫自身にケガが無かったとしても、ベッドが下に落ちるということは、ケージの中で落ち着ける場所が無くなってしまうということに繋がりますよね。
留守番中の愛猫にこのような事件を起こさせないためにも、ケージに固定できるベッドを選ぶようにしましょう。
◆冬場は暖かい素材のベッドを選ぶ
ケージは格子状になっているので、冬の季節はお部屋の中が暖かかったとしても、ケージの中でじっとしているだけでは、寒さを感じてしまいやすくなります。
猫は狭い場所で丸まって眠るときには、自分の体温を外に逃さないようにして暖をとりますので、寒い季節にはケージの中でも温かくなれるような素材のベッドを選んであげたいものですよね。
温かくて落ち着けるベッドがあるだけで、ケージを抵抗なく日常的に使ってくれることもありますので、ベッド選びにも妥協しないことが一番です。
何より飼い主さんが選んであげたベッドで、気持ちよさそうに眠ってくれたら、とても嬉しい気持ちになれますよ!
◆ケージの中を圧迫しないベッドを選ぶ
ケージを購入する際に、部屋を圧迫しすぎないような商品を選ぶ飼い主さんは多く、猫がある程度不自由しないような広さがあれば、普段使用する分には何も問題はないでしょう。
しかし、そのようなケージに大きめのベッドを用意してしまうと、ケージの中はさらに狭くなってしまい、より窮屈な思いをさせてしまうことになります。
ケージの広さもある程度は必要となりますが、その中でいかに猫が狭さを感じないで快適に過ごせるかも大切になってきますよね。
ケージ内を広くするには、中に設置するグッズをコンパクトに抑える方法が一番です。
ベッドを選ぶ際には、ケージ内の寸法をしっかりと測り、余裕を持って設置出来る商品を探してあげるようにしましょう。
◆ケージが狭い場合は吊るせるベッドを選ぶ
生活空間を圧迫しないように、ケージは小さめの商品を用意しているご家庭も多いことだと思います。
ケージ内が狭いからといって、ただ中に入れられるだけの空間であれば、愛猫に辛い思いをさせてしまうことになりますよね。
もしベッドを置くスペースが無いのなら、ケージ内の隙間空間を有効活用してみましょう。
ケージは天井も格子状になっている商品がほとんどなので、天井に紐などを固定することができます。
ペット関連のグッズとして、吊るして使用することのできるハンモックのようなベッドが多く販売されていますので、そのような商品を利用してみるのもおすすめです。
気に入った商品が見つからなければ、そのアイデアを元に、飼い主さんが手作りしてあげるのも良いですよね。
世界に一つだけの特別なベッドであれば、愛着や特別感が増すはずですよ!
猫のケージ内のおすすめベッド3選
世の中にはたくさんのペット用や、キャット専用のベッドが販売されているので、固定できるベッドなのかどうかの確認も一苦労ですよね。
お店に見に行っても理想的な商品に出会えるかも不明ですし、ネットで探すには商品の数が多すぎて選びきれなくなってしまうことも。
そんな煩わしさを無くすためにも、ケージの中で使用できるおすすめのベッドを3つご紹介させていただきますので、是非参考にしてみてくださいね。
◆ペットベッドスクエア
ケージの中に設置するベッドとして、スクエアベッドは候補に入れない飼い主さんもいらっしゃいますが、スクエアベッドでも固定できる商品は存在しています。
こちらのペットベッドスクエアは直置きできることはもちろん、付属の紐でしっかりと固定することが可能です。
高い場所に設置しても落ちる心配が要らないので、安心して使用することができますよね。
そして中のクッションは取り外して洗濯することができ、本体もプラスチック製なので水洗いが可能です。
常に清潔を保ちながら使用ができるので、ケージにぴったりなベッドであると言えるでしょう。
またケージの大きさや猫の体格に合わせてサイズも選べるので、一度は使用してみたいおすすめのベッドです。
◆ハウスベッド 横型
全身を覆われることによって安心感を得る猫には、ハウス型のベッドがぴったりですよね。
こちらのハウスベッドも普段使い出来そうなほど、可愛らしい作りになっているのですが、固定できる紐が付いている上に、両サイドにカイロやホットマットが入れられるポケットまで付いた優れものです!
寒い冬でも防寒対策がバッチリな、商品であると言えますよね。
付属のリバーシブルクッションは、取り外して手洗いをすることができるので、汚れても繰り返し使用できるのが嬉しいです。
◆キャットファンモック
狭いケージや、上部の隙間空間を有効活用したいのなら、ハンモックタイプのベッドがおすすめ。
キャットファンモックは紐よりも頑丈な「ナスカン」を使用しており、ケージの天井から吊るして使用した際にも、猫が落ちることを防ぎます。
6kgぐらいまでの猫が対象となりますが、ゆらゆらと揺れるハンモックの虜になってしまう猫ちゃんもきっと多いことでしょう。
上にも乗れる2WAYタイプの「スクエア」、飼い主さんからくつろぐ姿がよく見えるオープンタイプの「ラウンド」をお選びいただけます。
デザインも「ドットピンク」と「デニムチェック」から選べますので、生活空間に合わせて選ばれてみてはいかがでしょうか。
まとめ
室内外の猫にとって、ケージの需要はそこまで高くはありませんが、準備しておくと何かと便利なグッズと言われていますよね。
使用頻度が高くないケージだからこそ、ケージの中は必要最低限のグッズだけ揃えておけば問題ないように思えますが、猫を入れておく空間だからこそ、落ち着ける場所を作ってあげることも重要だと言えるでしょう。
眠って過ごす時間が多い猫にとって、どんな空間であれ落ち着ける場所は必要です。
その中でも猫が眠ることのできるベッドは、優先順位の高いグッズであると言えるでしょう。
ベッドがあるのとないのとでは、猫の満足度も変わってくるはずですので、愛猫が快適に過ごすためにも、ケージを使用の際にはベッドを設置してあげるようにして下さい。
そしてケージ内では必ず、固定ができる商品を使用するようにし、猫が安全に利用できるような対策を心掛けてあげて下さいね。
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