猫にフリーズドライのおやつをあげてみたい!おすすめの商品3選

2025.06.20

猫にフリーズドライのおやつをあげてみたい!おすすめの商品3選

嗜好性の高い猫にとって、美味しいおやつは必要不可欠ですよね! たくさんの猫用おやつが販売されている中で、フリーズドライのおやつが商品化されているのをご存知でしょうか? 素材を活かした製法で作られているフリーズドライのおやつは、どのような商品があり、どんなメリットがあるのかなどをご紹介していきます!

【掲載:2021.10.29  更新:2025.06.20】

猫のフリーズドライおやつとは?

スプーンからおやつを食べる猫

私たちの生活の中でも、ポピュラーな加工製法として知られている「フリーズドライ」
身近な商品では、お味噌汁やスープなどが有名ですよね。
最近ではその加工技術が認められ、ペット用品であるおやつにもフリーズドライ製法が用いられているのをご存知でしょうか。

フリーズドライ製法とは簡単に説明すると、水分が含まれた食品や食品の原料をマイナス30℃程度の温度で急速凍結し、圧力を減らして真空状態にして水分を昇華させます。
そうすると食品から水分だけが抜けるので、簡単に乾燥させることができるのです。

食品を乾燥させる加工製法では、干物などの乾燥食品が有名ですが、干物は乾燥させるためにある程度の下準備と、長期間の乾燥させる期間が必要となってきます。
ですので干物に向いている食品も限られており、時代が進むにつれてフリーズドライ製法に注目が集まるようになってきたとも言えるでしょう。

日本ではこのフリーズドライ製法が、1960年代から少しずつ普及し、インスタントコーヒーに始まり、1970年代に販売された即席麺をきっかけに、生産規模が広がっていったとも言われています。

この技術を活かした商品が、猫の食べるおやつにも使われているのなら、どんな感じの商品なのか試してみたいと思ってしまいますよね。
ペット用品として販売されている、フリーズドライのおやつは、どんな特徴があるのでしょうか?

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猫のフリーズドライおやつのメリット

猫のフリーズドライのおやつを愛猫に食べさせたいと思ったら、それらのおやつにどんなメリットがあるのかも知っておきたいところですよね。
一般的に販売されている猫用のおやつと、フリーズドライのおやつには、どんな違いがあるのでしょうか?

メリット

◆猫のフリーズドライおやつのメリット①嗜好性が高い

猫用のフリーズドライのおやつは、食品を新鮮な状態でフリーズ加工しているので、旨味が凝縮されています。なので
素材本来のおいしさを味わうことができる
ので、嗜好性の高い動物である猫にぴったりなおやつと言えるでしょう。

元々野生で生活してきた猫にとって、生に近い状態が味わえることは、喜ばしいことではないでしょうか。
そのため、食べ物に好き嫌いの多い猫ちゃんにも、フリーズドライのおやつは与えやすいですよね。
食欲の落ちている猫ちゃんや、嗜好性の高い猫ちゃんに試してみたいおやつです。

◆猫のフリーズドライおやつのメリット②ドリップが出ない

肉食動物である猫にとって、生肉や生魚こそが理想的な食事と考えられますが、実際には毎日新鮮な魚やお肉を手に入れることは難しいですよね。

新鮮な食材を手に入れたとしても、その状態を維持するのはとても難しく、時間が経過したり食材を冷凍にしたりすると、どうしてもドリップが出てしまいます。
ドリップとは食材の内部から流出する液汁のことを言って、食材本来の旨味や風味も含まれています。

フリーズドライ製法であれば、このドリップを逃すことなく、新鮮なままの食材を乾燥させることができるので、味や香りを保ったおやつを作ることが可能となります。

◆猫のフリーズドライおやつのメリット③栄養が損なわれない

フリーズドライの猫用のおやつは、新鮮な状態を加工しているので、栄養が損なわれることがありません。
フリーズドライ製法は熱を加える工程がないので、熱で壊れやすい栄養素も損失することなく加工されます。

食品そのものの栄養をそのまま摂取できますので、普段のフードに栄養の偏りを感じている飼い主さんにとって、朗報とも言えますよね。
栄養のバランスを考えている飼い主さんにとっても、普段使いができるのでとても便利です。

◆猫のフリーズドライおやつのメリット④添加物が入っていない

フリーズドライ製法では、素材をそのまま加工するので、保存料や着色料を使用することもなく、無添加の味わいを楽しめます。
猫は大切な家族なので口に入れる食べ物も、普段から安全な物を選んであげたいですよね。

添加物が加わっていないというだけで、安心できますし、安全なおやつとして、愛猫に与えることができるでしょう。

◆猫のフリーズドライおやつのメリット⑤食べ方の工夫ができる

フリーズドライ製法で作られたおやつは、袋から出してそのまま与えられますが、細かくほぐしてふりかけ状にして、フードにトッピングもできます。

フリーズドライ製法で乾燥しているおやつは長期保管ができる上に、お水やお湯で戻せば素材本来の美味しさや食感を蘇らせることも可能となります。
なかなか水を飲んでくれない猫ちゃんや、ウェットフードを好む傾向の猫ちゃんにピッタリですよね。

何通りもの楽しみ方があるので、家に常備しておくと便利なおやつであると言えるでしょう。

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猫のフリーズドライおやつの注意点

とても便利で旨味が凝縮されたフリーズドライのおやつですが、メリットが多い分使い勝手が良さそうに思えますが、猫に与える際に何か注意する点があるのかも気になるところです。
猫用のフリーズドライのおやつには、どんな注意点があるのでしょうか?

デメリット

◆猫のフリーズドライおやつの注意点①与えすぎに注意

素材を活かしたフリーズドライのおやつは、猫にとって最高のご馳走です。
一度でも口にして「美味しい!」と感じてしまえば、そのおやつばかり欲しがってしまう可能性が高いでしょう。

「おやつ」と名のつく商品は、毎日猫が口にするべき総合栄養食として与えることはできないので、ご褒美や普段のフードのトッピングとして与えることが望ましいです。

◆猫のフリーズドライおやつの注意点②与える量に注意

フリーズドライ製法で作られたおやつは、水分が無くなり乾燥することによって軽くなるので、普通のおやつよりもたくさんの量を与えてしまいたくなることがあります。
愛猫が欲しがる分だけ与えてしまうと、栄養過多となり肥満に繋がってしまうことも否めません。

お水やお湯で戻してみると、ずっしりと重みを感じますので、元は水分を含んでいた食べ物であることを理解した上で、注意しながら与えるようにしましょう。

◆猫のフリーズドライおやつの注意点③保存方法に注意

フリーズドライのおやつは、お水やお湯でウェットに戻せますが、水分を含ませたおやつは乾燥した商品のように、常温で長期間保存することはできません。
多い分量をウェットに戻してしまったとしたら、保存が利かなくなってしまうので、注意が必要です。

そして、一度封を開けてしまった商品は、空気に触れることによってどんどん劣化していきますので、消費期限よりも早めに消費することをおすすめいたします。


おすすめフリーズドライ猫おやつ3選

猫用フリーズドライおやつの注意点を把握したのなら、実際にどんな素材が商品化されているのか気になるところですよね。
猫ちゃんによって嗜好性も変わってきますので、愛猫にぴったりな一品を見つけてあげましょう!

◆猫用フリーズドライ ママクックシリーズ

フリーズドライのササミ 猫用
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 >>フリーズドライの牛モモ肉 猫用<<
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 >>フリーズドライのホタテ 猫用<<
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国産の新鮮な素材を使用しているので、安心して愛猫に与えることができますよね。
ポピュラーなササミやムネ肉はもちろん、砂肝やレバーのミックスなどもありますので、猫ちゃんの好みに合わせて選んであげることが可能です。

◆生乳フリーズドライチーズ ALORU 30g

生乳フリーズドライチーズ ALORU
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素材そのままの栄養が取れるフリーズドライ製法。
チーズに含まれる豊富な栄養素が、ワンちゃん・猫ちゃんたちの健康ケアをサポートします。

◆チャオ トッパーまぜて フリーズドライふりかけ ささみ 15g

チャオ トッパーまぜて フリーズドライふりかけ ささみ
 >>チャオ トッパーまぜて フリーズドライふりかけ ささみ<<

猫ちゃんの好きな素材をフリーズドライにして、使いやすいふりかけにした商品です。
いつものごはんに混ぜて頂く事で美味しさをプラス。

そのままおやつとしても与えることができますよ!
保存に便利なチャック付きです。


まとめ

おやつを食べる猫

猫用のおやつには様々な種類の商品が販売されていますが、フリーズドライの商品を試したことのない飼い主さんは、あえてその商品を選ぼうと思う方は少ないことでしょう。

ですがフリーズドライのメリットを知れば知るほど、嗜好品として販売されているほかのおやつよりも、愛猫に食べさせてみたいと思う気持ちは強くなるはずです。

まだ愛猫にフリーズドライのおやつを与えたことが無いようでしたら、この機会に是非お試しになってみてはいかがでしょうか。

おやつを与える際は、一日の摂取総カロリーをしっかりと把握し、おやつだけでお腹いっぱいにならないように心掛けてあげてください。

上手におやつを活用することによって、猫の満足度も上がりますので、是非特別な食べ物として演出してみてくださいね!



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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