猫トイレの洗い方や洗う頻度は?注意点からおすすめグッズまで

2020.06.17

猫トイレの洗い方や洗う頻度は?注意点からおすすめグッズまで

猫と暮らしていると気になるのが、猫トイレのニオイです。猫は肉食動物のため、排せつ物のニオイが草食動物より強いと言われています。飼い主さんは慣れてしまって気づかない場合もありますが、来客がある時にはやはり気になるものです。猫トイレのニオイを軽減するには、排せつ物をこまめに取り除くことと、定期的に猫砂を総取り替えして猫トイレを丸洗いすることです。今回は、猫トイレの洗い方についてまとめます。

猫トイレの掃除の重要性

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猫と暮らしていると、猫トイレのニオイが気になることがあります。
飼い主さんは慣れてしまって気づかなくても、外から来たお客さんには臭いと思われているかもしれません。
猫は肉食動物なので、排せつ物のニオイが草食動物より強いと言われています。
猫は綺麗好きで神経質な動物で、汚れていたりニオイがしたりするトイレを使いたがりません。
トイレが汚れていると、排せつを我慢したり、トイレ以外で粗相してしまったりすることがあります。
排せつを我慢すると膀胱炎腎炎などの病気を引き起こすことがあるので、猫トイレの掃除は猫の健康問題にもつながっています。
特に腎炎は、命にかかわることもある重大な病気なので、注意しましょう。


猫のトイレを洗う頻度

◆排せつ物を片づける頻度

猫が排泄するたびに排せつ物を片づけるのが理想ですが、現実にはそういうわけにもいきません。
仕事などで日中留守にする場合は、出かける前と帰宅してすぐの1日2回は排せつ物を片づけましょう。
最低でも、1日1回は排せつ物を片づけてください。
排せつ物を片づけた後は、取り除いた分の砂を足します。
猫砂が少なくなると、トイレ本体に汚れがつきやすくなり、ニオイの原因にもなります。

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◆猫砂を取り替える頻度

こまめに排せつ物を取り除いても、猫砂には排せつ物、特にオシッコのニオイが染み込んでいきます。
週に一度は、猫砂を全て取り替えるとよいでしょう。
取り替えた猫砂は、自治体のルールに従って処分しましょう。
水に流せるタイプの猫砂も、トイレに流すには量が多すぎるので、ゴミとして処分します。
猫砂を総取り替えするときに、トイレ本体やすのこの汚れをクリーナーやアルコールで拭き取るようにすると、ニオイを軽減することができます。

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◆猫トイレを洗う頻度

猫のトイレを洗う頻度は、1ヶ月に一度が目安です。
猫砂を総取り替えするタイミングで洗うと、定期的に洗えるのでおすすめです。
ゴミの収集日の前日に洗うと決めておくと、ルーティンになり面倒くさくならずに洗うことができます。


猫トイレの洗い方

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◆つけ置き洗い

猫砂を全て取り出したら、こびりついた汚れをふやかすために、熱めのお湯でしばらくつけ置きをします。
猫トイレの多くはプラスチック製なので、説明書に特に記載がなければ、熱湯は使わないようにしましょう。
お風呂場で洗う場合には、猫砂が詰まらないように、排水口にはゴミ取り用のネットなどを掛けておくことを忘れずに。
お湯に塩素系漂白剤重曹を入れてつけ置きすると、ニオイが取れやすいです。
塩素系漂白剤を使用する場合には、猫が誤って飲んでしまわないように、ドアを閉めるなどしてお風呂場に入れないようにしておきましょう。
つけ置きしたお湯を捨てて、コーナーやすのこの目に詰まった汚れを取り除いた後、やわらかいスポンジを使い、洗剤なし、または中性洗剤でトイレ全体を洗います。

◆クエン酸を使う方法

アルカリ性のおしっこのニオイを酸性のクエン酸で中和することで、ニオイを抑えることができます。
細菌の繁殖を抑える殺菌効果もあり、汚れ落としと同時に、消臭除菌が可能です。
まず猫トイレを熱めのお湯で洗い、スポンジで軽くこすって洗います。
水またはお湯(40℃前後)200mLに対し、クエン酸小さじ1を溶かします。
クエン酸を溶かしたものを猫トイレに入れて、30分前後つけ置きします。
お湯を捨てて、スポンジを使い、熱めのお湯でこすり洗いをして完了です。
クエン酸は、スーパーや100均ショップで購入でき、猫トイレの洗浄以外の掃除などにも使えるので、常備しておくと便利です。

◆重曹を使う方法

重曹も消臭効果があるので、猫トイレの洗浄におすすめです。
基本的な洗い方は、クエン酸の場合と同じです。
つけ置きには、重曹6gを40℃前後のお湯200mLに溶かしたものを使います。
汚れがひどい場合やニオイがきつい時には、濡らしたスポンジに直接重曹をふりかけて、こすり洗いをすると効果的です。
重曹も、手軽に購入でき、猫トイレの洗浄以外にも使える、おすすめアイテムです。

◆オキシクリーンを使う方法

酸素系漂白剤のオキシクリーンを使うのも、おすすめです。
日本版のオキシクリーンは、界面活性剤や香料が無添加で猫トイレの洗浄におすすめですが、一番汚れが落ちるのはアメリカ版(アメリカ製)と言われています。
まず、お湯とスポンジで軽く洗い、オキシクリーンを猫トイレに直接ふりかけます。
そこに熱めのお湯を入れると、しばらくして泡が湧いてくるので、そのままつけ置きをすればOKです。
つけ置きが済んだら、お湯で洗い流します。

◆乾燥

洗い終えた猫トイレは、ペーパータオルや古いタオルなどで水分を拭き取り、天日干しで乾かします。
紫外線の殺菌効果も期待できるので、おすすめです。
天候に恵まれない時や冬の雪国などでは、水分を拭きとった後ドライヤーを使うと、手早く乾燥できます。

◆仕上げに

乾燥した猫トイレに、仕上げとして消毒用エタノールをスプレーするのもおすすめです。
湿気ないように、エタノールが揮発してから猫砂を入れましょう。


猫トイレを洗う時のおすすめグッズ

◆シュシュット!猫トイレ用除菌クリーナー 270ml

シュシュット!猫トイレ用除菌クリーナー 270ml
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猫のオシッコに特有のツンとしたニオイの元であるアンモニアの消臭率が99.9%と、強力消臭の除菌クリーナーです。
スプレーしてふき取るだけで、手軽にトイレの汚れやニオイをとることができます。
泡で出るので、スプレーした場所が分かりやすく、液だれすることなく細かい部分にも密着して汚れ落ちが良いと、リピーターの多い商品です。
猫トイレ用に開発された微香性のクリーナーで、猫が舐めても安心です。

◆オシッコ汚れ専用おそうじシート

オシッコ汚れ専用おそうじシート フレッシュハーブの香り お徳用 130枚入
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日常的な汚れを拭きとるためにおすすめのお掃除シートです。
アミノ酸系洗浄剤を使用しており、オシッコやうんちの汚れをきれいに拭き取ることができます。
除菌剤のほか、消臭成分として緑茶乾留エキスを配合しており、拭き取るだけでニオイも取れて清潔です。
アミノ酸系洗浄剤も緑茶乾留エキスも、ペットが舐めても安心な成分です。

◆歯間ブラシ・爪楊枝

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システムトイレのすのこの目に詰まったり、こびりついたりした汚れを取るには、歯間ブラシや爪楊枝が便利です。
歯間ブラシは、芯がゴム製のものが、トイレに傷がつきにくいのでおすすめです。
100円ショップなどで購入して、使い捨てにするとよいでしょう。

◆歯ブラシ

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歯ブラシは、すのこの目に詰まった猫砂や汚れを取るほか、コーナーなどの細かい部分を洗うのにもおすすめです。
使い古しや100均ショップのものを使って、毎回捨てるようにすると衛生的です。


猫のトイレを洗う時の注意点

◆人用の洗剤は使わない

住宅事情からお風呂場で猫トイレを洗う飼い主さんが多いためか、中にはボディソープで洗うという人もいますが、これはNGです。
ボディソープだけではなく、人のトイレ用や浴室用の洗剤なども避けましょう。
人用の洗剤は、近年特に香りが強くなっています。
猫の嗅覚は、人間の数万倍の鋭さだと言われています。
洗浄後に残った香りでも、猫が嫌ってトイレを使わなくなることがあります。
また、香料やアロマの中には、猫にとって有害なものもあるので、洗剤を使う場合にはペット用の洗剤を使いましょう。

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◆ゴシゴシこすらない

猫トイレの多くは、プラスチック製です。
タワシや硬いスポンジでゴシゴシとこすると、表面に細かな傷がついてしまいます。
傷がつくと、傷の中にニオイが残ったり、雑菌が繁殖したりするので、柔らかいスポンジを使い、強くこすらないようにしましょう。

◆全部のトイレを一度に洗わない

全てのトイレを一度に洗ってしまうと、猫が排泄したいときに困ってしまうことがあります。
排せつを我慢したり、粗相をしたりすることもあるので、一つずつ洗うか、少なくとも一つは残しておくようにしましょう。
もし一つしかトイレを置いていないなら、予備のトイレを用意することをおすすめします。
予備のトイレは一時的に使うものなので、やや小さいものでも大丈夫です。


まとめ

猫は綺麗好きで神経質ですが、肉食動物なので排せつ物のニオイがきつく、猫自身がそのニオイを嫌って汚れたトイレを避けることがあります。
排せつを我慢して病気になったり、トイレ以外に粗相をしたりすることもあるので、汚れたままにはしないようにしましょう。
日頃から排せつ物はこまめに片づけ、1週間に1度は猫砂を全て入れ替えて、1ヶ月に1度を目安にトイレ本体を丸洗いします。
猫のトイレを洗うときには、人用の洗剤を使わず、ペット用の洗剤やクエン酸、重曹などを使うとニオイが残らないのでおすすめです。



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。

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