猫のおやつは無添加が良いって本当?おすすめの商品が知りたい!

2020.11.06

猫のおやつは無添加が良いって本当?おすすめの商品が知りたい!

猫の中には、お腹いっぱいにご飯を食べたあとでも「もっとちょうだい!」とでも言うように、さらにおねだりをしてくる子は多いですよね。 そんなときに便利なのが猫用のおやつですが、量販店や通販ではたくさんの種類のおやつが販売されているので、どのような商品を選べば良いのか迷ってしまうことでしょう。 カロリーが低いもの、嗜好性が高いもの、国産のものなど、用途によって選び方も変わってきますよね。 そんなおやつの中で「無添加」と、うたわれている商品を見かけたことはありませんか? 無添加の猫のおやつとは、どのような特徴があるのでしょうか?

無添加のおやつとは

おやつを食べる猫

無添加とはその名の通り、食品に添加物を加えていない商品を指します。

加工食品には「食品表示法」といった表示の基準が設けられており、私たち人間や猫が口にする食べ物のパッケージには「原材料名」として中に入っている食材が表記されていますよね。

何かしらの添加物が入っている場合には、原材料名に添加物の名前を表記することが義務付けられています。

食べ物に「無添加」の文字が表記されていたのなら「食品表示基準」に基づき安全性評価を受けた商品として認められている証拠と言えるでしょう。

では猫のおやつに無添加の表示があった場合、どのような基準をクリアしているのでしょうか?

◆特徴

猫が食べる無添加のおやつの特徴は、やはり素材を活かした商品が多く出回っています。

そのため素材を長期保管するために真空パックにしたものや、水分量を極力減らしたフリーズドライの商品などが多く見られます。

また、猫は腎臓をフル活用しているので、腎臓に負担をかけてしまう塩分を入れない商品なども販売されています。

猫は嗜好性が高いものの、味覚が人間ほど発達していないので、素材の味を活かした商品の方が、猫本来の食べ物として認識されることも多いようです。

ですので無添加の猫のおやつは、安全面を考慮し、より自然に近い素材の味を、存分に楽しんでもらえると言えるでしょう。

◆添加物を入れる理由

すべてのおやつが無添加の商品であれば良いのですが、販売されている商品のほとんどが、添加物入りだということをご存知でしょうか?

添加物には様々な種類がありますが、添加物によって役割が異なります。

食品はそのままにしておけば必ず傷んで食べられなくなってしまうので、様々な添加物を入れたり、味付けを濃くしたりして長期保管を可能にしているのです。

一般的に食品に使用されている添加物は、以下のような種類となります。

    ・保存料…長期保管を目的とする添加物
    ・着色料…見た目をよくするために色をつける添加物
    ・甘味料(塩味料)…嗜好性を上げるために甘味や塩味をプラスする添加物
    ・香料…香りをプラスし嗜好性を高める添加物
    ・ゲル化剤…液状の食材をゼリー状に固める添加物
    ・酸化防止剤…食品の酸化を防ぎ賞味期限を延ばす添加物

ウェットのキャットフードやドッグフード、犬猫用のおやつなどには、液体の商品も多いのでゲル化剤はよく使用されています。

また、嗜好性を上げ賞味期限を延ばすためには、添加物の使用はある程度必要とも言えるのではないでしょうか。


猫に添加物入りのおやつをあげてもいいのか

たくさんのキャットフードやおやつなどの商品は、日々新しいものが作られ市場に出回っていきます。

種類が多いことからも選ぶのは大変ですし、何より原材料名を事細かにチェックするのは骨の折れる作業となりますよね。

ですがここで一度冷静に考えてみてください。

猫のおやつは本来与えなくても問題のない、嗜好性の高い商品となりますよね。

おやつを備えておくご家庭には、それぞれの理由があるかとは思いますが、猫は主食である総合栄養食のキャットフードを食べていれば、必要な栄養素はそこから摂取することが可能です。

その上でおやつを与えてしまえば、カロリーの過剰摂取となりますし、キャットフードよりも美味しいおやつに慣れてしまえば、普段のフードを食べなくなってしまうかもしれません。

このようなリスクがある上でおやつを与えるのなら、質が良くて安全なおやつを与えてあげたいと思いませんか。

添加物は天然の動植物から加工されて作られたものと、化学合成で作られたものに分類されます。

実際に商品化され販売されているから添加物が入っていても安全、といった解釈をするのではなく、大切な猫が口にするからこそ、少しでも危険な添加物は排除してあげたいと考える飼い主さんもいるでしょう。


猫に無添加のおやつを与えるメリット

無添加のおやつを猫に与えることによって、どんなメリットが得られるのかも知りたいと思いませんか?

無添加のおやつは猫にとって、以下のようなメリットが挙げられます。

    ・より安全におやつを与えることができる
    ・素材そのものの味わいを楽しめる
    ・鮮度が良い
    ・日頃から愛猫の健康を気遣える

無添加のおやつによって長所は異なりますが、やはり何よりも安全性が高いことが挙げられるでしょう。

添加物を入れないということは、猫が好む素材を厳選して使用することになるので、鮮度の良い上質な素材を利用していることがほとんどです。

濃いめの味付けや食欲をそそる香りなどを加えることができないので、猫が自然に近い形でおやつを口にできます。

人間と違って猫は体も小さいので、体内で添加物を中和したり排出したりする力も劣りますので、添加物が入っていないに越したことはないと言えるでしょう。


猫の無添加のおやつの選び方

ゴロゴロして甘える猫

無添加のおやつは猫にとって有り難い存在となりますが、購入のポイントも押さえておくと安心ですよ。

◆猫のライフステージに合わせて選ぶ

猫用の無添加のおやつには、素材そのものを活かしたフリーズドライ製法のおやつや、肉を干して加工したジャーキーなどがあります。

ジャーキーは犬用のおやつほど大きくはありませんが、やはり一般的な猫のおやつと比べると噛み応えのある商品となっています。

フリーズドライやジャーキーなどのおやつは、お湯で戻せるものもありますが、そのような表記が無い場合、そのまま与えなくてはいけません。

歯の生えそろっていない子猫や、硬いものが食べられない高齢の猫には向いていない商品も多いので、無添加のおやつであっても、愛猫が食べられるかどうかの判断をしてから購入するようにしましょう。

◆賞味期限を確認して選ぶ

保存料や酸化防止剤を使用していない無添加のおやつは、添加物の入ったおやつと比べて賞味期限が短い商品が多いようです。

普通のおやつと同じような感覚で購入してしまうと、与えようと思ったころに賞味期限が切れているなんてことも。

とくに国産ではなく海外製品の場合は、賞味期限の見方が分かりづらい場合も多いので、購入の際にはそのこともしっかりと確認するようにしましょう。

◆無添加の表記を見極めて選ぶ

加工食品の「無添加」という言葉は非常に曖昧で、必ずしも添加物がゼロというわけではありません。

全面的に無添加をうたっているのに、原材料名を見ると添加物が入っていることも少なくはないのです。

ごく微量であれば効果を発揮しないとして添加物とみなされず、表記を免除されている添加物もあるので「天然」や「自然」といった表記は誤解を生みやすいと言えるでしょう。

添加物の中には発ガン性のある物質や、石油が原料になっている物質もあるので、微量でも入っていると体の小さな猫にとって負担となってしまいますよね。

とくに以下のような添加物は危険度が高いので、注意が必要となります。

    ・エトキシキン、BHA、BHT、亜硝酸ナトリウム…保存料、防腐剤、発色剤
    ・プロピレングリコール…保湿剤、乳化剤
    ・グリシリジン、アンモニエート…甘味料
    ・赤色○号、青色○号など…合成着色料

また、一部の添加物が使われている場合にも、「無添加」という言葉が使われることがあります。

塩分は無添加だけど保存料は使用している、ゲル化剤は使用しているけど酸化剤は使用していないなどの商品もあるので、無添加の言葉のマジックに騙されないようにしましょう。


猫の無添加のおすすめおやつ

猫の無添加のおやつはポイントを押さえれば選ぶことは簡単ですが、それでも原材料名を量販店などで一つ一つチェックするのは、大変な作業となりますよね。

そのようなときは通販サイトなどで紹介されている、商品を参考にしてみるのもおすすめです。

こちらでもいくつかおすすめの無添加おやつをご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね!

銀のスプーン パウチ 無添加まぐろ・かつおにささみ入り 60×12個パック

銀のスプーン パウチ 無添加まぐろ・かつおにささみ入り 60×12個パック

調味料・着色料不使用の無添加タイプ
たっぷりの身とうまみで抜群のおいしさを実現
ねこが大好きなやわらかゼリータイプ

ねこ姫 厳選素材 ささみふりかけ 40g

ねこ姫 厳選素材 ささみふりかけ 40g

お魚よりもお肉!な猫ちゃんには、ささみのふりかけはいかがでしょうか?

ささみを猫に与える場合は、一度湯がいて冷ましてから与える必要がありますし、日持ちもしないので手間がかかりますよね。

ふりかけなら好きなときに与えられますし、価格も328円(税込)とお手頃なので、常備しておきたい無添加のおやつと言えるでしょう。

ふわニャン とり無添加けずり 20g

ふわニャン とり無添加けずり 20g

優しいくちどけのとり削り節も、猫のおやつとしては最適ですよね。

食塩を使用していないので、鶏本来の旨味を堪能できます。

子猫や高齢の猫ちゃんにも、おすすめのおやつとなっています。

銀のスプーン パウチ 無添加まぐろ 各種

銀のスプーン パウチ 無添加まぐろ 各種

調味料・着色料不使用の無添加タイプ
たっぷりの身とうまみで抜群のおいしさを実現
ねこが大好きなやわらかゼリータイプ

●おすすめ商品
無添加良品 かわはぎ  >>無添加良品 かわはぎ<<

購入
無添加良品 コチ  >>無添加良品 コチ<<

購入


まとめ

愛猫の健康を気遣うためには、普段から与えている食事にも気を遣ってあげたいと考えている、飼い主さんも多いのではないでしょうか。

とくにおやつはご褒美などで使用することも多く、主食とは別に与えるからこそ、安心で安全な商品を選んであげたいものですよね。

猫は私たちと違って体が小さいので、ほんの少しの添加物でも、体に何かしらの影響が出てしまうと考えた方がよいでしょう。

飼い主さんが安心するためにも、この機会に無添加のおやつを取り入れてみてはいかがでしょうか。

無添加のおやつを探すのが難しいと感じたときは、通販を利用してみるのも良いですし、量販店で探す場合は、店員さんに対応してもらうのも良いですよね。

大切な愛猫が喜んでくれるような無添加のおやつを選び、健康で長生きしてくれるような手助けをしてあげてくださいね。

●おすすめ商品
銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチ フレーク 無添加 各種

・調味料・着色料不使用の無添加タイプ
・たっぷりの身とうまみで、抜群のおいしさを実現
・ほぐしやすいやわらかゼリー仕立て

購入



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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