猫が鳴きながら歩き回るのはなぜ?考えられる5つの理由とは!?

2022.04.21

猫が鳴きながら歩き回るのはなぜ?考えられる5つの理由とは!?

猫は大半の時間を眠って過ごす動物として有名ですが、起きている時間にはご飯を食べたりグルーミングをしたりと、暇そうに見えて充実した毎日を過ごしていますよね。 基本的に単独行動を好むので、飼い主に対してもそっけない態度をとることの多い猫ではありますが、普段は静かでも時折、鳴きながら歩き回るといった、不思議な行動をすることがありませんか? 何かしらの要求があれば応えてあげたいところですが、猫はどんな心理のもと、鳴きながら歩き回るといった行動をするのでしょうか。

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なぜ猫が鳴きながら歩き回るの?

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猫と一緒に暮らしている方であれば、人間とは異なった生態を持つ猫の姿を見せつけられてしまうと、不思議な気持ちを抱くのと同時に、まだまだ未知数の魅力が秘められていると感じてしまうはずです。

ミステリアスで人間の興味を引くのがとても上手い猫ではありますが、基本的には静かに自分の時間を思い思いに過ごしているので、お互い干渉しすぎない距離感に居心地の良さを覚えることでしょう。

しかし、猫ちゃんの中には、落ち着きなく鳴きながら歩き回る子が存在し、猫語を解読するのは不可能なので、どんな要望があってそのような行動をするのか、疑問に感じる飼い主さんは多いはずです。

なかなか猫は自分の気持ちを前面に出すことはないので、さぞかし早急に何かをしてほしいと飼い主に訴えているに違いありません。

人間は猫と共存するようになってから、かなりの長い年月を過ごしてきましたが、その中で先人の方々は言葉が通じないからこそ、猫の生態や行動パターン、しぐさなどをよく観察し、気持ちを理解しようと努力してきたのだと思います。

もちろん猫それぞれに個性がありますから、一概にすべての鳴きながら歩き回る猫たちが、同じ思考でそのような行動をとっているとは考えにくく、似たような理由によって行動しているのではないかと想像できますよね。

猫が鳴きながら歩き回るときにはどんな理由が挙げられるのか、猫の生態を基準にしながら考えていきましょう。


猫はあまり鳴かない動物

そもそも猫は、あまり鳴かない動物として知られています。

そんな頻繁に鳴き声を出さない猫が、鳴きながら歩き回るようなことがあれば、緊急事態ではないかと、心配する飼い主さんが居たとしても不思議ではありません。

猫があまり鳴き声を出さないのには、猫が暮らしてきた環境が大きく関係しています。

もともと野生で生活をしてきた猫は、肉食動物なので自ら狩りを行い、獲物を仕留めながら生き延びてきました。

鳴き声を発せば獲物に気付かれてしまいますし、敵に居場所を悟られてしまえば、自らも捕食の対象になりかねないので、極力声を出さずに生活してきたことは容易に想像できますよね。

このようなことができるのは、猫が単独行動を好む動物であり、声や言葉がなくとも、優れた感覚器官で物事を察知する能力が発揮されていると考えられます。

相手のニオイを嗅ぎ、ほんの少しのしぐさが伴うだけで、猫同士のコミュニケーションは成立してしまうのです。

そのため社会を知らない子猫はよく鳴きますし、常に危険と隣合わせで生活している野良猫はほとんど鳴くことはありません。

言葉が必要無いはずなのに、家猫が飼い主さんの前で鳴くのは、何かしらの要求がある証拠です。

家の中が安全で安心できる場所と理解しているからこそ、勘の鈍い人間に対してわざわざ気持ちを言葉に変え、教育してくれているのかもしれませんよね。

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猫が鳴きながら歩き回る理由

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猫が鳴き声を出して要求を伝えてくるのは、特別なことだと分かりましたが、鳴きながら歩き回る場合はどうでしょうか。

ただ気持ちを言葉にするだけでなく、ウロウロ徘徊するといった行動が伴うとなると、また意味合いが変ってくるかもしれないので気になるところですよね。

猫が鳴きながら歩き回る理由として考えられるのは、以下のような原因が挙げられるのではないでしょうか。

◆お腹が空いている

体内時計が正確な猫は、ご飯の時間が近づいてくると、眠っていたとしても目を覚まし、ご飯が出てくるのを今か今かと待ち続けます。

しかし、
飼い主さんが忙しそうにしていたり、ご飯がもらえるはずの時間が過ぎたりすると、猫の空腹はどんどん増しますので、お腹が空いたアピールをするために、鳴きながら歩き回ることもあるようです。

食事の時間が近づいて、飼い主さんのあとを追いかけつつ鳴きながら歩き回る場合には、「自分のご飯を第一優先に考えて!」と訴えているのかもしれません。

◆遊んでほしい

飼い主さんとの信頼関係がしっかりと築かれている猫ちゃんは、鳴き声を出して自分の要求を伝えようとすることが多いですが、自分に関心が向いていないと感じれば、大きな声を出して鳴きながら歩き回り、必死に興味を引こうとします。

特に遊びたいときや構って欲しいとき、遊んでもらったけれど遊び足りないときなどは、満たされない気持ちを発散するかのように鳴きながら歩き回るのです。

構ってもらえるまで鳴き続ける子は多いので、その気持ちに応える対策が必要と言えるでしょう。

◆眠い

猫は一日の大半を眠って過ごしていますが、ほとんどの場合は「レム睡眠」と呼ばれる浅い眠りです。

警戒心の強い猫は、身の危険から自分を守るために熟睡はせず、危険を察知すればすぐに行動できるように普段から心掛けているので、眠りに関して何かしらの不満がある場合も部屋の中をウロウロして、鳴きながら歩き回ることがあると言われています。

しかし、人間と共に生活をしている猫のほとんどは、飼い主さんの生活リズムに合わせて行動している子も多いので、飼い主さんが眠る時間のはずなのに起きている場合などは、眠いのに眠れない気持ちから「早く寝たい」と催促することもあるようです。

寝室の前あたりで鳴きながら歩き回る様子が見られるのであれば、飼い主さんを誘導して一緒に眠りたいのかもしれませんよ。

◆不安を感じてる

猫的に何かしらの不安を感じているときにも、部屋の中を鳴きながら歩き回ることがあります。

優れた聴覚の持ち主である猫は、人間には聞こえない音が聞き取れることもあり、わずかな物音にも反応するため、その音が不快で気になってしまえば、不安な気持ちが隠せずウロウロしても仕方がない気もしますよね。

また、体に不調があるときなども、自分ではどうすることもできなくて、焦った気持ちから不満を言葉にすることがあるようです。

頼れるのは飼い主さんしか居ないので、傍を離れずに鳴きながら歩き回るようであれば、不安に感じる原因の追究が必要と言えるでしょう。

◆発情期に入ってる

去勢や避妊手術をしていない猫ちゃんの場合、発情期を迎えると大声を出して異性にアピールし、自分の存在を主張するようになります。

特にオス猫よりメス猫の方が、自分の居場所を知らせるために大きな声で鳴きますので、落ち着きがない様子で鳴きながら歩き回ることが多いようです。

窓の傍でこのような行動をするときは、異性へのアピールだけでなく、縄張りを主張していることも考えられます。

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猫が鳴きながら歩き回るのは病気の可能性も

猫が鳴きながら歩き回る理由はさまざなではありますが、中には病気が影響してこのような行動をとる場合があります。

中でも「甲状腺機能亢進症」と呼ばれる、甲状腺ホルモンの異常分泌が関係する病気は、大きな声で鳴いて行動が活発になるといった症状が出ますので、高齢の猫ちゃんは特に注意が必要な病気と言われています。

病気の場合は判断がとても難しいので、鳴きながら歩き回る原因に心当たりが無いようでしたら、病気の可能性も視野に入れておくようにしましょう。


猫が鳴きながら歩き回ってる時の対処法

愛猫が鳴きながら歩き回る原因として、飼い主さんが何かしらの心当たりがあるようでしたら、その原因を取り除いてあげるような対策が一番です。

お腹が空いているのであれば、しっかりと食事の時間を守り、物足りなさそうにしているときは、おやつを与えるなどの調整をし、空腹が続かないような工夫をしてあげてください。

構ってほしい時や眠いアピールが続く場合は、応えることなく無視を続けてしまえば、どんどんストレスが溜まってしまい、別の問題が出てくることもあるので、要求に応えることも大切です。

不安を感じているのであれば、傍に居て安心させてあげるようにし、発情期を迎える前には不妊手術を行うなど、可能な限り愛猫の気持ちに寄り添った対処を心掛けるようにしましょう。


まとめ

自由気ままな日常を送っているように見える猫ではありますが、さまざまな機能が発達していることから、物事に対して敏感に反応してしまうことが多く、警戒心が強く出てしまうのは仕方がないように思えますよね。

しかし、人間と共存することによって、鳴き声を出すことの必要性を覚え、鳴きながら歩き回ることにより、自分の気持ちを最大限に主張する方法を覚えていったのかもしれません。

必要以上に応じてしまえば学習能力の高い猫は、どんどん行動がエスカレートしていくこともあるので、飼い主さんはすべてに応えるのではなく、可能な限り応えられるような対応を心掛け、愛猫の気持ちを尊重してあげるようにしましょう。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。

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