猫と一緒に船旅ができる!猫と乗船できるフェリーと用意するもの

2022.05.02

猫と一緒に船旅ができる!猫と乗船できるフェリーと用意するもの

猫と一緒にフェリーを利用できるのか、気になる飼い主さんも少なくないでしょう。猫と旅行がしたいとき、海を越える場所に猫を連れて引っ越すときなどに、愛猫とフェリーに乗れると便利ですよね。今は、ペットも家族ととらえる飼い主さんが増えたこともあり、ペットと一緒に乗船できるフェリーは意外とあるのです。今回は、猫とフェリーで移動する方法や用意するものをまとめるとともに、猫と乗船できるフェリーをご紹介します。

猫と一緒にフェリーは利用できる?

こちらを見つめるラグドール

猫と長距離の移動を伴う旅行や引っ越しをしたい場合、移動手段に悩みますね。
飛行機は短時間で移動できますが、現状、猫は貨物室に預けなければならず、搭乗中は様子を見ることができません。
車は猫の様子を見ながら移動できますが、長距離になると飼い主さんにも猫にも負担が大きくなります。さらに、行き先が海を越える北海道や沖縄などの場合、車だけでは移動できません。
そこで、選択肢となるのがフェリーです。
ペットも家族と考える飼い主さんが増えたこともあり、現在、犬や猫などのペットと一緒に利用できるフェリーは意外とあります。
ただし、船によっては、猫は乗せられるが車中に待機させなくてはならない、徒歩で乗船の場合は断られるという場合もあるため、事前に調べておくことが大切です。
上手に活用すると、快適に愛猫との旅行や引っ越しをできるので、検討してみてはいかがでしょうか?


猫とフェリーで移動する方法

港に停泊するフェリー

ここでは、猫をフェリーに乗船させる方法について、ご紹介します。

◆ペットルームに預ける

ペットルームとは、ペットを預けられる専用スペースのことで、フェリーによって「ペットルーム」「ペットスペース」など名称が異なります。
一般に、鍵のかかるケージが備え付けられおり、ペットはケージの中で過ごします。運航会社によって、ケージ1つにつき1匹ずつの利用となっていたり、1予約につき1ケージまでの利用となっていたりします。
ペットルームの利用には、予約と所定の料金が必要です。料金は、ケージの大きさや航路などによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
乗船中は、面会時間であれば自由に会いに行くことができ、愛猫の様子を確認しながら移動できます。また、ペットルームにはペット連れの乗客だけが入室できる場合が多いです。
フェリーによって異なりますが、ケージ以外に、エアコンや空気清浄機、掃除用具(専用ダストボックスなど)、清掃用の水道などが備え付けられており、安心して猫を預けられます。

◆一緒に過ごせる部屋を予約する

エアコンなどの設備が整っていて、いつでも会いに行けると言っても、船旅は移動時間が非常に長いので、離れていると心配という飼い主さんもいますよね。また、せっかくの旅行だから、愛猫ともずっと一緒に楽しみたいこともあるでしょう。
そんな場合には、ペットと一緒に過ごせる部屋を予約すると良いでしょう。
フェリーによって名称は異なりますが、ペットをキャリーから出すことができるので、猫ちゃんの性格によってはのびのびと船旅を楽しむことができます。
料金や設備はフェリーによって異なり、料金は通常の部屋より高額です。多くの場合、ペット用のアメニティ(ペットシーツなど)も用意されています。


猫と一緒に乗船できるフェリー

ここでは、猫と一緒に乗船できるフェリーを具体的にご紹介していきます。

◆太平洋フェリー

苫小牧~仙台~名古屋間で、運航しています。
ペットを預けることができる「ペットハウス」と、ペットと一緒に過ごせる客室「1等ウィズペット」(「きたかみ」限定)があり、それぞれ予約制になっています。ペットハウスを利用する場合も、ネットで一緒に予約できます。
乗下船の際には、猫は持参したキャリー(ケージ)に入れて移動します。
ペットハウスでは、1予約につき1ケージまで利用可能です。給餌や給水は、定められた面会時間内に飼い主さんが行います。
ペットケージのサイズは船によって異なるので、事前に確認しておきましょう。大きさの目安は中型犬程度となっており、実際に利用した飼い主さんによると、キャリーバッグ、トイレ、水、ごはんがギリギリ入る感じだそうです。
1等ウィズペットで同伴できるペットは、ケージに入るサイズおよび頭数に限られます。目安は大型犬以下×1頭×2ケージまでで、1ケージに複数頭入れることも可能です。
シャワーやシャワー付きトイレなど一般的なホテルと同様の設備があり、ペット用備品としてペットケージや空間除菌脱臭機のほか、粘着クリーナーなどの掃除道具もあります。

太平洋フェリーHP:https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/index.html

◆新日本海フェリー

運航している航路は、下記のとおりです。

・関西⇔北海道航路(舞鶴~小樽、敦賀~苫小牧東)
・新潟⇔北海道航路(新潟~小樽、新潟〈秋田経由〉苫小牧東)
・秋田⇔北海道航路(秋田~苫小牧東)
・その他航路(敦賀~新潟、新潟~秋田、敦賀〈新潟経由〉秋田)

ペットスペースには、高さ67×幅57×奥行90cmの大きさのケージが設置されており、このケージに入る大きさのペットであれば乗船できます。
乗下船時の移動のために、ペットカートやキャリー(ケージ)の持参が必要です。ペットカートの貸し出しもありますが、数には限りがあります。
食事などは、船内案内所の営業時間内に飼い主さん自身がお世話します。。

新日本海フェリーHP:https://www.snf.jp/

◆フェリーさんふらわあ

航路は、大阪~別府、神戸~大分、大阪~志布志(鹿児島)です。
面会時間内であればいつでも会える「ペットルーム」と、部屋で一緒に過ごせる「ウィズペットルーム」があります。ペットルームに預ける際も、ネット予約で一緒に予約できます。
猫の全身が入るキャリー(ケージ)などを持参し、乗下船時にはキャリーなどに入れて蓋を閉めます。
乗船に際しては誓約書に署名する必要があり、出航の90分前までに手続きを済ませます。
また、車を利用しない場合でも、ペットを同伴することができます。

商船三井フェリーHP:https://www.ferry-sunflower.co.jp/

◆東京九州フェリー

航路は、横須賀~新門司です。
ペットは、受託手荷物としてペットケージ(高さ67×幅57×奥行90cm)に入れて預け、予約が必要です。
また、「はまゆう」「それいゆ」には、ペットと一緒に船旅を楽しめる「ステート ウィズペット」(ツイン)があり、電話で予約できます。シャワーブースやトイレなど、一般的なホテルの設備や備品が備わっています。

東京九州フェリーHP:https://tqf.co.jp/

◆阪九フェリー

航路は、新門司~神戸(六甲アイランド)、新門司~大阪(泉大津)です。
「せっつ」「やまと」には「デラックス洋室2人部屋ウィズペットルーム」があり、1室に4匹までのペットが利用できます。料金は、デラックス洋室2人部屋の運賃プラス使用料(10,000円)です。
テレビ、トイレなどの一般的なホテルの設備や備品のほか、ペットサークルも備えつけられています。

阪九フェリーHP:https://www.han9f.co.jp/

◆マルエーフェリー(鹿児島航路)

鹿児島航路は、鹿児島~名瀬~亀徳~和泊~与論~本部~那覇です。
「フェリーあけぼの」「フェリー波乃上」には、空調完備のペットルームがあります。ケージまたはバスケット(3辺の和が2m以内かつ60cm幅の入り口を通る大きさ)を持参して、預けることができます。他の乗客のペットと同室になります。
ペットルームへの出入りは常時可能で、おトイレの処理などのお世話は飼い主さん自身で行います。

マルエーフェリーHP:https://www.aline-ferry.com/

◆東海汽船

東京(竹芝客船ターミナル)、久里浜、熱海、伊東、下田と伊豆七島、八丈島を結んでいます。
1辺45cm以内のケージまたはカゴに入れて、所定のスペースに置いて乗船します。
ジェット船は小型のペットのみが、乗船可能です。大型客船にはペットルームがあり、乗船後、船内案内所で手続きをします。

東海汽船HP:https://www.tokaikisen.co.jp/

◆小笠原海運

東京と父島を結ぶフェリーです。
有料で、犬または猫を連れて乗船できます。船内では、ペットルームに預けます。ペットルームの室温は約24℃に保たれています。
事前に、受託手荷物受付所(東京)、乗船券発売・搭乗手続窓口(父島)で受付・精算を済ませます。
ペットルームは夜間には閉鎖されますが、給餌や給水、おトイレの処理は、飼い主さん自身で行います。エサ皿などが備え付けられています。

小笠原海運HP:https://www.ogasawarakaiun.co.jp/service/


猫とフェリーに乗るときに用意するもの

猫とフェリーに乗る際に必要なものについて、まとめてご紹介します。

◆規定にあったキャリーバッグ

キャンピングキャリー
 >>キャンピングキャリー<<

原則、乗下船時には、猫をキャリーバッグに入れなくてはなりません。逸走防止のためにも、必ずキャリーに入れて移動してください。
通気性がよく、落としても壊れない頑丈なものがおすすめです。ソフトタイプであれば、底面がたるまず、安定感のあるものが良いでしょう。
サイズなどに規定がある場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

◆ペットカート

OSOTOバギー トロワ
 >>OSOTOバギー トロワ<<

乗下船時や船内の移動に、カートを利用できる場合もあります。特に、複数頭の猫を連れていく場合には、カートが便利でしょう。
持ち込めるカートのサイズには上限が設けられていることが多いため、事前の確認が必要です。

◆ペットシーツ

脱臭ゼリーシーツ レギュラー
 >>脱臭ゼリーシーツ レギュラー<<

キャリーバッグの中に敷き、嘔吐や粗相した時には交換できるよう数枚持参しましょう。

◆給水器

ウォーターノズル キャリー用
 >>ウォーターノズル キャリー用<<

ペットルームに預ける際には、キャリーに給水器を取りつけましょう。
皿型のものは水がこぼれやすいため、ノズル型のものがおすすめです。

◆体温調節用グッズ

 つめたいキャリーマット
 >> つめたいキャリーマット<<

エアコンが完備されている場合が多いですが、さまざまなペットが一緒に乗るため、必ずしも愛猫に快適な温度に設定されているとは限りません。体温調節ができるものを準備してあげましょう。
暑い時期には、クールマットなど涼感グッズのほか、冷えすぎの場合に対応できるブランケットなども用意しておくと安心です。寒い時期には、ペット用のカイロや湯たんぽなどをキャリーに入れてあげてください。

◆お掃除用品

粘着クリーナーやウェットティッシュ、消臭スプレーなどお掃除用品を持参するようにしましょう。
猫が粗相や嘔吐をした場合や、利用後の部屋を軽く掃除してきれいにするために必要です。
フェリーによってはお掃除用品が備えられている場合もありますが、持参することをおすすめします。


まとめ

数年前までは、フェリーに乗船できるペットは犬に限られていて、ペットルームも「ドッグハウス」などの名称でした。
ペットブームと言われるようになり、さまざまなペットと暮らす人が増えたため、現在は、犬や猫のほか、うさぎ、小鳥やハムスターなどの小動物も乗船することができるフェリーが増えています。
また、ペットと一緒に過ごせる客室が備えられているフェリーもあり、猫ちゃんとずっと一緒に船旅を楽しむことができます。
猫と利用する場合には、利用規約をしっかり確認するようにしましょう。
フェリーのほか、各地の観光船にもペットが乗船できるものがあるので、猫ちゃんとの旅行の際には船旅を選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。


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