猫の写真って難しい!撮り方のコツを抑えて素敵な1枚を撮ろう!

2023.04.01

猫の写真って難しい!撮り方のコツを抑えて素敵な1枚を撮ろう!

猫と一緒に暮らしている方であれば、愛猫のかわいらしい姿を、1分1秒でも余すことなく記録しておきたいと願うはずです。 そんなときに活躍するのが、写真に残すといった作業ではないでしょうか。 しかし、猫は素材としては秀逸ですが、被写体としてはかなりのテクニックがないと、素敵な姿を写真に残すことは難しいですよね。 どんな撮り方をすれば、猫が猫らしさを残し、そして奇跡の一瞬を切り取ることができるのでしょうか。

猫を撮る時におすすめのカメラの条件

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最近ではスマホのカメラ機能も向上し、キレイな静止画が撮影できるため、気軽に猫写真を撮られる方も多いことかと思います。

しかし、いざ撮影した写真を見返してみると、ピントがズレている場合や、カメラ目線になっていなかった場合など、思うような写真が撮れていないことにがっかりしたことはありませんか?

言葉が通じない上に動きが俊敏な猫が撮りたいようでしたら、以下のようなカメラの条件が揃っているかを、まずは確認してみましょう。

◆連写が出来ること

俊敏性が優れていて体が柔らかい猫は、私たち人間から見ると不規則な動きをすることが多く、思い通りの行動をとってくれないことがほとんどです。

そんな動きの素早い猫ちゃんに対して、おすすめのカメラ機能といえば、連写ができるかどうかではないでしょうか。

猫の俊敏な動きは連写であれば、走っていてもジャンプをしていても、必ず数枚はピントの合った瞬間がありますし、飼い主さんが思い描いているような、理想の愛猫の表情を撮影できる可能性も高くなります。

デジタルのカメラであれば連写機能は装備されているはずのため、構図を決めてからかわいいしぐさや表情を逃さないように、連写でサクサク撮影していきましょう。

◆コンパクトで持ち運べる

俊敏性の高い猫に対してはすぐに撮影ができるような、コンパクトで持ち運びも便利なカメラが一番です。

常にカメラを持ち歩いていて、被写体を探していた先に猫が居た場合であれば、ある程度の準備ができた状態で撮影をスタートできますが、今この瞬間を切り取りたいと思った際に、大きくて重たいカメラを使用する場合ですと、準備に手こずってシャッターチャンスを逃してしまうことも否めませんよね。

外出先でも気軽に撮影したいようであれば、スマホだけでなくミラーレスカメラやトイカメラ、室内であれば一眼レフカメラなど、用途によって使い分けてみることもおすすめです。

◆ピントを早く合わせる

猫はよく動く動物のため、一瞬のシャッターチャンスも見逃せません。

そのため、操作に時間がかかるカメラを使っていると、猫のしぐさや表情はあっという間に変化していきますし、撮りたかった構図とはかけ離れてしまうことでしょう。

一般的なデジタルカメラには「AF(オートフォーカス)機能」といった、自動でピントを調整してくれる機能が搭載されていることがほとんどで、最近ではその上をいく「高速AF機能」が搭載されたカメラも少なくありません。

このような機能があれば、被写体の構図を決めてピントを合わせた瞬間に、シャッターが切れるようになりますし、俊敏な猫の一瞬も見逃すことなく素敵な写真が撮れるはずです。


猫を撮るコツは?

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猫を撮るために選ぶべきカメラの条件が分かりましたが、猫をかわいく撮るためには、どんなコツがあるのかも知りたいところですよね。

なかなか難しい猫の撮り方ですが、細かいコツを見ていきましょう。

◆猫の撮り方①猫目線で撮る

人間と猫は体の大きさがまったく異なりますが、猫を上手に撮影したいようであれば、やはり猫と同じ目線になって撮ることが大切です。

特に飼い猫の場合は飼い主さんと距離が近いこともあり、さまざまな表情を撮影できるといった特権もあります。

そして、構図やアングルを頭の中で想像して、愛猫のどんな姿を撮りたいのかを考えてから、素早くピントを合わせて撮影していきましょう。

上から見下ろすアングルであれば、可愛らしい表情とキュートな全身を捉えられますし、下から見上げるアングルであれば、被写体を強調した開放的な写真となります。

猫と同じ目線の水平(横)アングルであれば、猫らしさ満載の写真が撮れるはずです。

躍動感のあるジャンプをした撮影は連写機能を使い、猫本来の美しさを捉えたいときは、太陽光を味方につけて撮影してみてはいかがでしょうか。

朝の強い光は被毛の一本一本まで生き生きとした写真となりますし、夕暮れの光はどこかセンチメンタルでドラマチックな1枚が撮影できるはずです。

外で警戒心の強い野良猫を撮影するときは、同じ目線で少し離れた場所から撮影すると、警戒されずに猫と背景にピントの合ったキレイな写真が撮影できますよ。

◆猫の撮り方②手ブレに気をつける

猫はやはり俊敏な動物のため、どうしても手ブレが生じやすい被写体と言えますよね。

AF機能は便利ではありますが、手ブレが起きやすい欠点もあるため、猫を撮るときはカメラを両手でしっかりと持ち、シャッターを押す瞬間にカメラが動かないことを意識しながら、しっかりと押し込むようにしてください。

猫の撮影に慣れてきた方であれば、自分でさまざまな設定を変えられる「MF(マニュアルフォーカス)機能」に切り替えて、少ない光で撮影する「ISO感度」を上げることにより、シャッタースピードを速くできますよ。

◆猫の撮り方③日常的にカメラを慣れさせる

可愛らしい猫の写真が撮りたいのであれば、やはり猫自身にカメラを嫌いにならずに、日常的に慣れてもらうことも大切です。

猫ちゃんの中には携帯やカメラを向けられただけで、顔を背けてしまう子も少なくありません。

カメラ本体やシャッター音に慣れてもらうために、カメラを使用するときはおもちゃを利用したり、お気に入りの場所や隠れたりできる場所(カゴや箱など)を利用してみてはいかがでしょうか。

◆猫の撮り方④ペット専用のアプリを使う

特別な技術がなくても、可愛く撮影ができるペット専用アプリもおすすめです。

フィルターをかけての撮影や、元々撮影してあった画像の加工などができるため、お望み通りの1枚が完成します。

さまざまなペット専用アプリがありますので、以下を参考にして気になったアプリをダウンロードしてみましょう。


猫がこっち向かない、嫌がる時はどうしたらいい?

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猫は警戒心が強い反面、マイペースな一面を持ち合わせていますが、カメラを嫌がりなかなかこっちを向いてくれなくて、撮影がスムーズに進まないことがよくあります。

「こんな表情を撮りたい」「こんなポーズをしてほしい」と願っても、相手は自由奔放な猫となるため、撮影のタイミングは猫次第であることを、撮影者は理解しておかなくてはいけません。

そのことを踏まえた上で素敵な写真を撮るためには、猫じゃらしを使用して、カメラ目線を狙ってみることをおすすめします。

利き手でカメラをしっかりと構え、もう片方の手で猫じゃらしを持つことにより、猫ちゃんの目線を操ることが可能となります。

より躍動感のある写真が撮りたいときは、二人一組となって撮影者と遊ぶ側に分担して撮影をしてみましょう。

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フラッシュを使わないようにする

光が少ないような暗い場所で撮影するときは、フラッシュを使って明るい写真が撮りたくなるところですが、フラッシュの光は明るく、猫がビックリしてしまう可能性も否めません。

猫の目には「タペタム」と呼ばれる反射板が備わっており、このタペタムが光を反射させたのち、網膜に返す際にその光を2倍にします。

そのため、フラッシュのような強い光を受ければ、猫の目には多大な負担がかかってしまうこととなるため、撮影者側の都合でフラッシュを使うことは避けなくてはいけません。

また、フラッシュを利用すれば猫の目は瞳孔が小さくなり、毛のフワフワ感や立体感も出なくなります。


カメラで猫を撮る時の注意点

猫は自由気ままな性格の持ち主であるがゆえ、撮影者側の意図が伝わらず、思ったような写真は撮れないことがほとんどです。

思うような写真を撮れないからといって、自分の都合で猫に強制をさせるのではなく、猫の猫らしい一瞬を切り取る気持ちで、自然体の素敵な写真を撮るように心掛けましょう。


まとめ

猫の容姿は美しく、愛嬌のある性格やしぐさに魅了され、その瞬間を切り取った写真を残したいと考える方は多いはずです。

しかし、身体能力が高く不規則な動きをする猫は、上手に写真を撮ろうと思ってもピントが合わなかったり、構図がおかしくなったりと、思ったような写真を撮れないといった、経験をされた方もいらっしゃることでしょう。

カメラの性能にこだわって素晴らしい写真を撮りたい気持ちも分かりますが、猫を被写体にして写真を撮るようであれば、性能よりも猫ちゃんのアングルやシャッタースピードにこだわってみることもおすすめです。

猫の写真は撮り方が難しいため、上手に撮ることを諦めがちですが、コツさえ掴めば誰でも素敵な写真が撮れますので、こちらの記事を参考にしていただけたら幸いです。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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