1.ライオンみたいな猫4選!
1-1.アビシニアン
1-2.ソマリ
1-3.オシキャット
1-4.オリエンタルショートヘアー
2.ライオンみたいな被毛の猫
2-1.ノルウェージャンフォレストキャット
2-2.メインクーン
2-3.サイベリアン
ライオンみたいな猫4選!
ライオンはオスとメスで見た目がだいぶ変わりますが、黄褐色の毛色や逆三角形の凛々しい顔つきなどは、オスメスともに「かっこいい」の一言に尽きますよね。
オスには立派なたてがみがあり、圧倒的なオーラを放っていますが、やはり猫と同じネコ科の動物となるため、一個一個のパーツを見ていくと、猫に似ている部分がたくさんあります。
たくさんの猫種の中でも、どこかライオンに似た雰囲気を漂わせているのが、以下の4種類となります。
◆アビシニアン
毛色がライオンとどことなく似ている猫種と言えば、「アビシニアン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
アビシニアンの代表的な毛色はルディ(赤褐色)ですが、フォーン(淡黄褐色)といった毛色の個体も居るため、どことなくライオンのような野性味を感じますよね。
筋肉質で引き締まった身体つきは、草原に居るだけでも絵になる時点で、ライオンのような王者の風格を漂わせています。
◆ソマリ
「ソマリ」はアビシニアンの突然変異によって誕生した長毛の猫となり、純血種として登録されています。
そのため、特徴もアビシニアンとよく似ていますが、長い被毛を持ち合わせていることからも、たてがみを持ったオスのライオンにもよく似ていますよね。
ソマリを飼っている方の中には、夏場にサマーカットをして首周りと尻尾の先の毛だけ残すと、毛色とカットが相まってライオンみたいな見た目となるため、あえてこのようなカットをする方もいらっしゃるようです。
◆オシキャット
アメリカライオン(ピューマ)に似た顔つきをしていると言われている猫種が、「オシキャット」となります。
鼻筋の幅が広めで口元がぷっくりしている表情は、どこか力強いライオンらしさを感じるため、顔のパーツを見ているとライオンにそっくりと言えるのではないでしょうか。
美しい斑点模様はチーターを彷彿させますが、パーツだけでいったら断トツでオシキャットがライオンに似ているのかもしれません。
◆オリエンタルショートヘアー
「オリエンタルショートヘアー」はライオンのような逆三角形(くさび型)の小さな顔と、大きな耳を持った珍しい見た目の猫種となります。
アーモンド形をした目は優しい雰囲気を醸し出し、スタイリッシュでありながら力強さを感じさせ、被毛もショートでどことなくライオンに似た風格をしています。
個体によっては面長な子も多く、一つ一つの顔のパーツを見ていると、ライオンの持つキリっとした目元、幅広の鼻、四角い口元など、共通点が複数挙げられることからも、ライオンみたいな顔をした猫と言われているのかもしれません。
ライオンみたいな被毛の猫
王者の風格漂うライオンではありますが、やはりあの凛々しいたてがみはほかの動物には見ることができないため、野生の動物の中でも唯一無二といった力強さを感じさせられます。
ライオンと猫が似ていると言われる所以の一つには、純血種の中には首周りに立派な長毛を持った猫種が存在していることが挙げられます。
以下の猫種を見るとライオンのような風格を感じられるため、猫はライオンみたいと言われているのかもしれません。
◆ノルウェージャンフォレストキャット
全体的に美しい長毛を身をまとった「ノルウェージャンフォレストキャット」は、首回りから胸にかけて立派な襟巻きを持っています。
北欧神話に登場した秘話があるほど、古くからノルウェーに生息していたと言われている猫種となり、「森林の猫」と呼ばれるほど身近な存在であったことがうかがえますよね。
北欧の厳しい寒さに耐えられるように被毛は厚手のダブルコートですが、ふわふわで柔らかく手触りも良いため、天然の防寒着をまとっているとも言われています。
がっしりとした骨格で筋肉質なうえ、立派な襟巻きを持っているとなると、ライオンみたいな猫と言われても不思議ではありません。
◆メインクーン
大型の長毛種でライオンみたいな猫といえば、「メインクーン」も忘れてはいけません。
メインクーンはアメリカにおける最古であって最大の猫種と言われており、狩りの習性や身体の模様がアライグマ(ラクーン)に似ていることから、この名前がつけられました。
ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンはとても似た品種となるため、見分けるためには鼻筋のジェントルカーブと耳先の飾り毛となるリンクスティップです。
オオヤマネコのような風貌はどこかライオンを彷彿させるため、メインクーンがサバンナに居たとしたらライオンと見違えてしまうかもしれません。
◆サイベリアン
シベリア由来の名前を持つ自然発生の品種となるのが、ロシア東部原産となる「サイベリアン」です。
猫種の中で唯一のトリプルコートの持ち主で、猫アレルギーが出にくい猫種としても有名な品種となっています。
西暦1,000年ごろから存在すると言われており、長い歴史を持つ猫でも知られていますが、寒い国でも生きられるように身に付いたふわふわの長毛は、ライオンのような貫録を感じさせますよね。
また、サイベリアンは成猫になると凛々しく鼻筋も通るため、長毛と相まってライオンのようなゴージャス感を漂わせています。
野性味のあるワイルドな猫種
さまざまなライオンみたいな猫をご紹介してきましたが、猫種の中にはまだまだ野性味の強いワイルドな品種が存在しています。
ワイルドな猫種として有名な品種は、以下の3種となります。
◆ベンガル
ベンガルヤマネコとイエネコの交配が基礎となった「ベンガル」は、ヒョウやジャガーのような美しい斑点模様を持ち、圧倒的と言えるほどの野性味溢れる容姿をしています。
短毛種としては大型の品種となりますが、それらも踏まえてイエネコとは異なるワイルドさを感じさせてくれることでしょう。
◆チャウシー
ベンガルのようにヤマネコの血を受け継ぐ猫種は多く存在していますが、その中でもっとも野生に近いと言われている猫種が「チャウシー」です。
チャウシーはベトナムなどで見られる「ジャングルキャット」と呼ばれるヤマネコと、イエネコを交配させて誕生した猫種となり、日本ではあまり見る機会のない品種と言えるでしょう。
日本ではアビシニアンが大変人気がありますが、チャウシーの容姿とそっくりです。
大きな違いは身体の大きさとなり、チャウシーは小さくても6kg前後、大きいと13kgを超えることもあるため日本での飼育は難しく、日本でもそこまで認知度が上がらなかったと考えられています。
どんな猫か気になった方は、インターネットなどで是非調べてみてくださいね。
◆トイガー
小さなトラと呼ばれている「トイガー」も、日本では珍しいとされている猫種となります。
トラに似せたブレード状の縞模様は、現れ方に個体差はあるものの、胴長でがっちりとした骨格にたくましい筋肉と適度な脂肪がつき、家の中に居る姿を見れば本当に小さなトラが居るような錯覚に陥ってしまうことでしょう。
ベンガルが基礎となって誕生した猫種となりますが、まだ歴史が浅いことからも毛色や縞模様が現在でも安定していません。
現在もなお進化を続けるトイガーではありますが、さらに野生のトラに近い容姿を持つまでは、まだまだ長い年月がかかることでしょう。
まとめ
世界中にたくさんの猫種が存在していますが、その中でもワイルドで野性味の溢れる品種はたくさん存在しています。
日本では丸みを帯びた容姿の猫が人気で身近な存在ではありますが、海外ではスタイリッシュでエレガントさを持つ猫たちが人気です。
そのため、ライオンみたいな猫は非常に人気が高く、「美しい」や「かっこいい」と形容される姿は、見ているだけで幸せな気分にさせてくれるといった特別感があります。
まだまだ猫種の中にはライオンみたいな猫が存在していますので、興味のある方は是非、野性味の強い純血種を見つけてみてはいかがでしょうか。
– おすすめ記事 –
・猫はとうもろこしを食べても大丈夫!栄養価と与える時の注意点 |
・猫用おむつの活用方法とは!使用時のポイントや注意点をご紹介 |
・猫がスリスリするのはなぜ?4つの理由から見えてくる気持ちとは? |
・猫はうどんを食べても平気?安全に与えるための注意点とは!? |