ワンちゃんの最期の迎え方

2016.01.20

ワンちゃんの最期の迎え方

ワンちゃんを飼っているといつかは別れを経験しなければなりません。 ワンちゃんを飼う時にそこまで覚悟をしている方はどのくらいいるでしょうか? ワンちゃんとの別れの事等寂しくて考えたくない事かもしれませんが今まで一緒に過ごしたワンちゃんとの最期の時間をどう過ごすかを考えておく事はとても大切な事です。 今回はワンちゃんの最期の迎え方についてお話したいと思います。

最期の決断をするのは飼い主様である

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私は動物病院で働いている頃にワンちゃんと飼い主様の別れも沢山経験しました。
別れの時は私も毎回とても悲しい気持ちでいっぱいでした。
そしてワンちゃんと飼い主様の別れには色々な形があり、その度に深く考えさせられた物です。
病気で余命の宣告をされてしまった場合、最期まで諦めずに治療をするという選択をされる方、治療はせずにこれからは好きな物を食べて好きな事をさせてあげたいと望む方、あまりにも痛みが強く安楽死という選択をした方。
すべて飼い主様が大切なワンちゃんの為に愛情を持って一生懸命考え、たくさん悩んで出した選択だと感じました。
私はどんな選択をしても間違いではないと思います。
ワンちゃんの最期を決めてあげられるのは飼い主様だけなのです。


先の事まで聞く勇気

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ワンちゃんに重い病気が発見された場合、治るのかどうか、この先どの位生きられるのか、病気が進行するにつれてワンちゃんの体にどのような影響が出てくるのかをしっかり確認しておく必要があります。
病気が発見された時、先の事まで聞くという事はとても怖く勇気のいる事ですがワンちゃんとしっかり向き合わなければなりません。
ワンちゃんの病気によっては専門の医療機関に行かなければならなかったりと、高額な治療費がかかる場合もあります。
経済的な面を含めどのように治療をしていくのか、延命治療を希望するのかを家族の中でもしっかり相談しておく事が大切です。
心配な事があればかかりつけの獣医さんに確認しておきましょう。


明るく向き合う

ワンちゃんが病気になったりすると家族の皆が暗くなってしまう事があります。
しかし家族皆が暗い顔をしているとワンちゃんまで暗い気持ちになってしまいます。
ワンちゃんにとって大好きな家族が笑顔でいてくれて、そこに自分も居る事が一番幸せな事なのです。
私が働いていた病院にも高齢になり、目は白内障で見えなくなり体の毛は薄くなり、関節が固くなり見るからに高齢犬といった感じのワンちゃんが来ていました。
シャンプーする際とても緊張しましたがお迎えに来た飼い主様が「見た目こんなだから触るの怖かったでしょ?でもご飯も良く食べるしとても元気なんだよ」と明るく前向きに言ってくれて、私の中の可哀想とか、高齢のワンちゃんに対する暗いイメージが吹き飛び、私も病気や高齢のワンちゃん達と明るく向き合おうと思えるようになりました。


シニア犬のワンちゃん

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高齢のワンちゃんは目が見えなくなる、耳が聞こえなくなる、足腰が弱る、歯がなくなり柔らかい物しか食べられなくなる等の症状が出てくる場合があります。
私がお話した患者様のほとんどの方が目が見えなくなっても耳が聞こえなくなっても今まで生活していて慣れている家の中ならあまり問題無く生活出来るという事を教えて下さいました。
大変なのは痴呆の症状が出てしまっている場合です。
夜中に鳴き続けてしまったり徘徊してしまう等の症状が出ます。
近所迷惑になってしまったり、寝不足になってしまったりと飼い主様が困り果ててやっと病院に相談するというケースが多いのですが、ワンちゃんの問題行動で困っている場合はどんな事でも飼い主様が疲れ果ててしまう前に病院へ相談しましょう。
また高齢のワンちゃんは狭い場所に挟まってしまい出られなくなってしまう事が多いです。
何時間も挟まったままになってしまうと体に負担がかかってしまうので狭い場所に行かないように注意しましょう。


最期に

大切な家族の一員であるワンちゃんの事だからこそ高齢になったらどうなるのか、最期の時をどう迎えるのかをしっかり考え向き合っていけるように心がけましょう。

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 いつまでも長生きしてね~ワンちゃんのシニアライフ~


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おぎゆみ

おぎゆみ

子供の頃から動物が大好きで動物関係の専門学校で数々の資格を取得後、動物病院で看護士兼トリマーの仕事をしていました。 飼い主さんとペットが毎日楽しく幸せに暮らしていけることを願って、私の持っている知識、経験を元にいろいろな情報を発信していきたいと思います。


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