北米
海外ドラマや洋画などをよくご覧になる方はご存知の方も多いと思いますが、北米では靴のまま、お家の中に入ることが一般的です。ベットで寝るとき以外は靴を履いて生活していますから、特にワンちゃんが家の中で床を汚してしまっても日本人のように神経質に怒鳴りつけるといった事はないようです。
広い庭がある家庭がほとんどですのでワンちゃんは外で飼育していると思われがちですが、実際はほとんどの家庭が小型犬・大型犬問わず、室内で飼っています。
中には内外を行き来出来るようにワンちゃん用の扉をつけてあげたりなど、ワンちゃんに配慮している家庭も多く、ワンちゃんと人生のパートナーとして受け入れていることがうかがえます。
自由主義の北米ですから、何でもOKなイメージを持つ方も多いですが、実は犬の対してのしつけは徹底しています。ドックトレーナーと呼ばれる職業についている人も日本の何倍にもなる数がいますし、給料もはるかに高いです。これは、北米でのドックトレーナーの需要の高さを示していますね。もちろんノーリードの人もいますが、ほとんどの場合きちんとリードでつないで散歩しています。
お店の入店は基本的に盲導犬・聴導犬・介助犬等の犬以外は禁止されています。また、北米でのワンちゃんの排便は飼い主の手によって処理するということが常識として根付いているようで、実際に90パーセント近くの飼い主さんがきちんと処理しているそうです。
ヨーロッパ
北米同様、ほとんどのワンちゃんがお家の中で飼育されています。しかし、北米のようにきちんと排便の処理をする人は少なく、公園や道端はワンちゃんのフンだらけですので、歩くときには注意が必要なようです。
ドイツでは生体の販売をするには国の厳しい審査をクリアしないといけないため、ペットショップが日本ほど多くありません。ドイツでは動物愛護の考え方が非常に浸透していて、日本よりも犬を家族の一員として認めている事が多いです。ワンちゃんを飼いたい場合はある程度の収入や環境が問われ、その条件を満たさない場合は飼育することされ許されません。許可を得られれば、シェルターなどから引き取るドイツ人が多いようですよ。これは、日本でも是非実施してほしいですね。
同様にフランスのレストランでは犬は入店可能ですが幼児は入店禁止になっていたりとワンちゃんの信頼度は非常に高いです。これはヨーロッパではワンちゃんの学校がかなり盛かんで家庭で飼育されているほとんどのワンちゃんが当たり前のように学校へ通うことから、しつけが行き届いているからではないかと推測されます。
しつけがきちんと出来ているため、ノーリードでお散歩しているワンちゃんも少なくなく、自身でリードを咥えて散歩しているワンちゃんもいるほどお利口さんなんです!人間に襲い掛かることはまずないですし、犬同士で喧嘩することもめったにありません。そのため、ヨーロッパのほとんどではスーパーや交通機関、市役所、図書館でも入ることが許されているところが多いです。
アジア
北米や日本と同じようにペットは入店禁止と掲げているお店が多く存在します。
しかし、中国では禁止事項を守らない人が多いため、ペット禁止を掲げていても平気でワンちゃんを連れて入店しているお店が多いです。店員の人も忠告などは一切せず、「可愛いワンちゃんだね。」と話しかけることも多々あるようで、禁止としてはいるが、多めに見てくれるそうですよ!
ノーリードをしている飼い主も多く、「オタクの犬、ウチに来ていますよ〜」と近所の人から電話がかかってくることもしばしばあるようです。
フンの始末は放置する人が多いです・・・。残念ながらマナーの悪い人が多いようです。
野良犬がたくさんいる国もちらほら・・・。社会的治安も良いとは言えないため、番犬としてワンちゃんと暮らしている家庭も多いようですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
海外でのペットのマナー事情は地域によって様々あってとても興味深いものでしたね。
今回は北米・欧州・アジアに分けてご紹介しましたが他にもたくさんマナーがあります。
もし海外に行かれるご予定のある方は事前に調査してから行くようにしてくださいね!
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