少しでも良くなってほしい！犬の涙やけ原因と改善方法

そもそも涙やけって？

涙やけは「流涙症」ともいい、大量の涙が出てしまい、目の周りに溢れた涙が茶色く変色させるという症状です。
犬種別にみますと、トイプードル、ポメラニアン、パグ、チワワ、テリアなどの目が大きい小型犬に良く見られるというのが特徴です。
ワンちゃんの毛の色にもよりますが、白やクリーム色の犬は、特に涙やけが目立ち、気になる飼い主さんも多いようです。
涙やけの主な原因はお手入れ不足やワンちゃんの悲しいなどの感情によるものではなく、外的要因によるものです。

では、何が原因で涙やけが起こるのでしょうか？その原因をみていきましょう。

–　1． 目にごみや毛が入った場合　–

もし目に何か異物が入ってしまっていたら、すぐに取り除いてあげてください。
また、目の周りの毛が長い場合はトリミングをしっかりしてあげて、目に毛が入らないようにお手入れしてあげる事も大切です。

–　2． 生まれ持った体質による場合　–

食物アレルギーや花粉症など、犬も人間と同じように体質的にこういう子もいます。
アレルギー体質の犬は涙やけを作りやすいといわれています。
また、決まった時期に涙やけになりやすい時は花粉症などになっている場合が考えられます。

–　3． 涙腺、涙管等器官に欠陥がある場合　–

こちらも生まれつきですので、お医者さんに相談すると改善されるお薬をくれたり、場合によっては改善手術をすることもあります。

–　4． 排泄環境のトラブル　–

涙やけの色が濃い場合や、匂いが臭い場合は何かトラブルを起こしている可能性も考えられます。

さて、あなたの飼っているワンちゃんに当てはまる原因はありましたか？全ての犬がこれに当てはまるというわけではありません。
うちのスピプーの場合は、毎月１回トリミングに行っているので、１は当てはまりません。また、アレルギー等もないので、２，３も当てはまりませんでした。
涙やけに特に臭い匂いもないので、４も当てはまりませんでした。となると、なぜ？とまた疑問もわいてきますが、これは犬種特有の仕方のないことなんだ、と考えるようにしています。
でもやはり、キレイに越したことはない！ということで、私が少しでも良くなるように普段行っている改善策をご紹介したいと思います。

–　1． 涙やけにいいドッグフードを与える　–

ご存知の方もいると思いますが、涙やけ改善のためのドッグフードも販売されているのです。
私が今愛用していて、食いつきもいいのが、「吉岡ドッグフード」です。
SNSで同じような涙やけの悩みを持つ飼い主さんがおすすめしていて、試してみたら食いつきもよく、 “自然のもので、何で作られているかわかる”というのが１番の購入ポイントでした。

無添加・自然食・国産。防腐剤・抗酸化剤などの添加物は不使用。
１つ１つ手作りで、賞味期限が短いという特徴のあるドッグフードです。
食べ物から治していけたらいいな、と思い与えています。

–　２．目周辺のムダ毛をカットする　–

先ほども記載しましたが、毎月１回のトリミングは必ずいき、そこでお手入れしてもらいます。
また、毎日のお手入れとしては、まず目の周りの固まった涙やけの毛をブラッシングし、涙やけ専用シートで目の周りを優しく拭きます。（涙やけ改善シートも販売されています）そして目に入りそうな長い毛はハサミでカットしていきます。
毎朝５分ほどの短い時間ですが、毎日行うことが大切です。

●おすすめ商品

ペパーミントエキス配合の特殊シートを毛並みに沿って汚れた部分をやさしくふき取るように汚れを落とします。

–　3． ひどい時には病院に相談する　–

まず悩んだら信頼できる病院に相談するのが１番だと思います。
飼い主さんだけで悩んだり、SNSの情報だけを頼りにするのは信頼性にも欠けます。
やはり、専門の先生に相談し、それに合った処置をしてもらうのが１番です。
スピプーは目が大きく、出ているため、涙がいつもよりでているな？と思う場合は病院で点眼をもらう時もあります。
それぞれのワンちゃんによっても改善法は異なってくると思いますが、まずは毎日の飼い主さんのお手入れが欠かせないですね。
お手入れは犬とのコミュニケーションの時間にもなるので、犬もきっと喜んでいると思いますよ。
そして、涙やけが治らない！とあまり悩まないで下さいね。
多かれ少なかれ、どのワンちゃんにもある悩みだと思います。
少しでも良くしてあげたい、そう思う飼い主さんの思いがきっとワンちゃんにも伝わっていると思います。あまり悩まず、楽しく毎日お手入れしてあげましょうね。

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