どの家庭でもありがちな誤食
– ティッシュを食べた –
よくありがちなのが、ティッシュの誤食です。特に、ティッシュは口の中に入ると唾液で溶けてしまうため、あっという間に食べてしまいます。
食べてしまった量にもよりますが、基本的には様子見で問題ありません。ティッシュはウンチと一緒に出てくるので、それほど心配する必要はないでしょう。ただ、食べた後に食欲がなく元気がないなどの症状が見られたら、獣医師に相談をするようにしましょう。
– ペットシートを食べた –
我が家の愛犬チワワは、生後2~3ヶ月の頃にペットシートを何度か食べてしまい焦りました。ただ、ペットシートは消化されずにウンチと一緒に出てきました。食べた量にもよりますが、少量であればウンチと一緒に出てくるので問題ないでしょう。ただ、ティッシュと同じように食欲低下や元気がないなどの症状が見られたら獣医師に相談をするようにしましょう。
– ビニールを食べた –
食べた量にもよりますが、ペットシートが出てきたようにビニールもウンチとして出てきます。しかし、祖父母の家で飼っていたフレンチ・ブルドッグが、ビニールを誤食してしまったことがあったのですが、食べた量も多かったことから手術をしてビニールを取り除いてもらいました。やはり食べた量にもよるのと、1~2日経っても出てこなかったら、獣医師に相談するようにしましょう。
– コルクを食べた –
最近では、犬の滑り防止や傷がつかないようにするために、コルクマットを敷いている家庭も増えてきました。しかし、コルクマットも注意が必要です。我が家の愛犬チワワは、ペットシートに続きコルクも食べてしまいました。
しかし、コルクも消化されないためそのままウンチとして一緒に出てきます。だいたい1~2日以内に出てくるので、ちゃんと出てきてくれれば問題ありませんが、出てこない場合は獣医師に相談をするようにしましょう。
お子様のいる家庭でありがちな誤食
– クレヨンを食べた –
実は、我が家の愛犬チワワはクレヨンも誤食したことがあります。ほぼ1本食べてしまったのですぐに動物病院に相談をしました。
すると、「もし、丸呑みしていなくて、元気があるようであれば、様子見で問題ありません。お水をできるだけ多く飲ませてあげて下さい」とのことでした。幸い、元気もあり食欲もあったので、その日は1日様子を見ました。すると翌日、黒いウンチ(黒のクレヨンを食べた)が出てきました。朝と昼の2回に出たので、やはり相当な量だったのでしょう。
どのように食べてしまったかにもよりますが、クレヨンを食べてしまっても丸呑みしていなければ基本的には様子見で問題ないとのことです。
– チョコレートを食べた –
お子様が食べていたお菓子が床に落ち、それを愛犬が食べてしまうというケースはとても多いです。しかし、食べてしまったお菓子がチョコレートの場合は注意が必要です。
チョコレートは、嘔吐・下痢・興奮などの中毒症状が出る他、中毒が進むとけいれんや麻痺、最悪の場合死に至るほど危険な食べ物なのです。
もし、愛犬がチョコレートを食べてしまったら、例少量でも獣医師に相談をするようにしましょう。
様子見が多いが細心の注意を!
誤食の場合、元気や食欲があれば、基本的に様子見という場合が多いですが、これはあくまで少量の誤食の場合です。誤食が多量だったり、死に至る可能性のものを食べてしまった場合は、すぐに獣医師に相談をしましょう。この時、どれくらい食べてしまったか・いつ食べたか・現在の愛犬の状態は必ず聞かれますので、これらの情報はしっかりと把握しておきましょう。
愛犬の命を守るのは飼い主さんの役目なので、常に愛犬の様子を見るのはもちろん、普段から誤食しそうなものは犬の届くところに置かないなど、トレブルを未然に防ぐ行動をしましょう。
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