アンズちゃんはもともと殺処分寸前のワンちゃんだった?
2015年10月に行われた警察犬嘱託式に参列した「アンズちゃん」。
トイ・プードルのメス、3歳のアンズちゃんはジャーマン・シェパードやドーベルマンなどの大型犬が立ち並ぶ中、一際凛々しい表情を見せていました。
2013年に生まれたてのアンズちゃんは飼い主さん(女性)に虐待をされており、「言うことを聞かない。」という身勝手な理由から捨てられ、殺処分寸前だったワンちゃんなんです。
日本では毎年こういった人間の勝手な理由で5万匹ものワンちゃんの命が失われてしまいます。
アンズちゃんは幸いにも、現在の飼い主の東海村にお住まいの鈴木 博房さん(65歳)に保護され、アンズちゃんは殺処分を免れました。
当時アンズちゃんは昔に飼い主さんに虐待をされていたトラウマからか、女性が近づくだけですごくおびえるしぐさを見せていました。
しかし、鈴木さんの溢れんばかりの愛をもらい、女性ともたくさん触れ合わせていく中で徐々に克服していったそうです。
そんな辛い過去を匂わせないような凛々しいお顔立ちに感激です。
鈴木さんと出会えたことがカノジョにとっては人生の最大の転機だったのですね。
とても素敵なお話です。
警察の捜査も一気に躍進すること間違いなし?!
そんな折、鈴木さんはアンズちゃんを警察犬にすることを思い立ち、訓練に励むようになります。
警察犬は1912年の大正元年に始まったとされ、100年の歴史があります。
その中で警察犬として採用されてきたのはジャーマン・シェパードやドーベルマン、ラブラドールレトリーバーなど全7種のみ。
すべてが大型犬のワンちゃんです。
アンズちゃんが挑戦した警察犬の試験では49頭が審査を受け、そのうち3匹が小型犬のワンちゃんでした。
しかし、その中で合格を手に出来たのはいうまでもなくアンズちゃんのみ。
すごい快挙を成し遂げたのです。
初の小型犬が採用されたということで大型犬には入り込めない場所での狭い場所の捜査などでも警察犬の活躍が見込め、警察の捜査でも大きく躍進すること間違いなしです。
トイプードルは賢く、運動神経もいいため、警察犬には向いている?
トイプードルは今は愛玩犬の中枢を担っている犬種ですよね。
飼いたい犬種ランキングでも常に1位をキープし、そのぬいぐるみのような外見からトイプードルを弱愛している方も多いはずです。
そんな愛らしい反面で、トイプードルはとても運動神経がいいってご存知でしたか?
とくに泳ぎが得意で、ジャンプ力もあり、脚力もかなりのものです。
さらに、トイプードルはとても賢い犬種としても有名です。
牧羊犬などに用いられるボーダーコリーについで全犬種2位の知的能力の持ち主なんです。
そういった面でもしつけをしやすく、人間が大好きで訓練も喜んでしてくれます。
また、物おじせず何事にも取り組んでくれますから、警察犬にはとても向いているのではないかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
可愛く、お利口なアンズちゃん。
警察犬の注目度も一気にあがりそうですね。
もしかすると、今後色んな犬種の警察犬が増えていくかもしれませんね。
あなたの愛犬も挑戦してみてはいかがでしょうか?
是非ご参考にしてみてくださいね。
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