引っ越しまでの準備で必要なこと
就職や転勤により、引っ越しをすることになった場合、もし犬を飼っていたら…もちろん一緒に引っ越しをしたいですよね。ただ、犬にとって環境が変わるということは大きなストレスで、場合に寄っては体調不良や皮膚病を発症する可能性もあるほど深刻なのです。
それでは、愛犬がストレスを出来るだけ感じずに引っ越すには、どのような準備をすれば良いのでしょうか。
–ゲージに慣れさせる–
引っ越し先が近場で、移動距離も少ないのであればそれほど問題はありませんが、長距離の移動となるとゲージが必要になります。日頃、ゲージに入ることに慣れていないと、引っ越し先に向かうだけで大きなストレスとなるので、まずはゲージに慣れさせましょう。
–移動手段をどうするか決めておく–
後ほど詳しく説明しますが、移動手段をどうするか決めておく必要があります。飛行機・引っ越し業者・ペット専門の引っ越し業者などがありますが、全て予約が必要なので、事前に調べておきましょう。
–引っ越し先で利用する動物病院の下調べ–
環境が変わることによるストレスから、体調不良を引き起こす犬は少なくありません。中には、体調不良による免疫力の低下から、アレルギーを発症してしまう犬もいるので、万が一に備えて事前にどこの動物病院に連れて行くかリサーチしておきましょう。
–引っ越し当日の犬の居場所を決める–
引っ越し当日は、人の出入りが激しいので、犬にとっては大きなストレスになります。とくに、見知らぬ人が多い上に、飼い主さんもあまりかまってあげられないので余計です。出来れば、ペットホテルやトリミングサロンなどの一時預かりを利用するのも効果的です。
引っ越しの移動手段
もし、一緒に移動出来る距離であれば、一緒に移動した方が良いのですが、問題はゲージに入らない大型犬や長距離移動の場合です。飛行機での移動が必要な場合は、各航空会社に確認をしましょう。特に、短頭種の場合は飛行機がNGの場合もあるので注意が必要です。
また、引っ越し業者やペット専門の引っ越し業者の移動車での移動もありますが、飼い主とも離ればなれになるので犬も不安な気持ちでいっぱいになります。出来るだけ不安が少ない移動手段を考えてあげるのがベストです。
引っ越し後の生活で必要なこと
引っ越しをすると、今までの環境が一変し、犬にとってはゼロからのスタートです。家具の配置が変わり、床にも自分のニオイがしないので、愛犬の不安は高まる一方です。新生活を期に、ペットグッズも新しくしたいかもしれませんが、愛犬がすっと使っているベッドやおもちゃ等ニオイがついているものは出来るだけそのまま使ってあげましょう。自分のニオイがあることで、犬は安心します。また、日頃愛犬が過ごすことの多い場所に配置する家具は、あまり変えないようにするのも大切です。引っ越し後は、犬も不安な状態が続き、中には体調不良を引き起こす可能性もあります。出来るだけ愛犬の不安を取り除き、安心させてあげましょう。
また、引っ越しをしたら各市町村で登録変更が必要です。登録変更をしないと、狂犬病ワクチンを接種する時に通知が届きません。狂犬病ワクチンは、犬を飼育している人の義務なので、必ず変更をしましょう。住所変更をする際に一緒に行うと良いかもしれませんね。
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