犬を飼っている皆さんは大体経験しているかと思いますが、犬に完全にノミ・ダニを付着させないということは不可能に近いと思います。特に春は暖かくなり、冬の間は卵やサナギの状態でいたノミが成虫になり、犬に寄生します。ノミの付着する原因としては、①散歩中の道にノミの卵が落ちていたり、ノミの成虫が付着した②ノミの付着している犬や動物との接触により付着した、というのが大きな原因だと考えられます。実際私も以前飼っていた犬にノミが付着したことがあります。
ノミ付着体験談
いつものように愛犬を触っているときでした。黒くて動くものを見つけました。その時は、「毎月薬も飲んでいたし、まさかノミなんてつくはずがない!」と信じていましたが、よく見るとあちらこちらにいました。そして手に取ると、その生き物はジャンプしました。そのときに初めて「ノミかも!?」と思ったのです。特に足の部分に多くいて、皮膚の方を見るとたくさん動いていたのです。ノミは犬の体表で卵を産み、体にいて目に見えたのはほんの一部だそうです。メスは1日に50個もの卵を産むので、しらずしらずの内に繁殖しています。うちの犬の場合も、数日前に付着し、どんどん繁殖していったのだと考えられました。その時、どうやってノミを駆除したか、次を見てください。
ノミ対処法
①毎月行っていますが、「フロントライン」を首の後ろにさしてみる。自己流ですが、これはとっても効果的でした。フロントラインはノミの成虫を駆除するだけでなく、卵や幼虫の発育も阻止するような高い効果があるので、獣医さんにもオススメされました。フロントラインをすると、あっという間に体からたくさんのノミの成虫が落ちてきました。そして落ちたノミはクルクルカーペットで取り、ビニールに入れて捨てました。
②シャンプーする。獣医さんに聞いたところ、シャンプーしてもノミ0にはならないようです。でも清潔にしておくのはとても大事です。ノミを溺死されるため、スグにシャンプーしたら、みるみるうちにたくさんのノミが流れてきました!ノミは水の届かない犬の頭などに非難するようなので、ここもちゃんと洗うことが重要です。
③犬の出入りする場を徹底的に掃除する。これも地道なことですが、私はとにかく掃除機をかけました。そして犬の毛布や寝床も60度以上の湯で荒い、消毒スプレーをかけ、ベランダの直射日光の下で日干ししました。
④ブラッシングする。ノミ専用の目の細かい「ノミ取りコーム」などが販売されているので、それで毎日ブラッシングしました。
これが我が家で行ったノミ対処法です。一日ではノミはいなくならないので、増やさないために地道に駆除していくことが大切です。また、ノミを見つけた場合、絶対に手でつぶさないで下さい。ノミの体の中には「条虫」というお腹の寄生虫の幼虫が入っていることがあり、つぶすことで爪に付いた幼虫を人間が口にしてしまい、人にも寄生する危険があるためです。知らないと、ついつぶしてしまいそうですが、絶対に辞めましょうね。あと、草むらはノミ・ダニの宝庫です。犬は草むらが大好きですが、飼い主さんが気をつけてあげましょうね。これから暖かくなり、ノミが愛犬に付いてしまう場合があるかもしれません。そんな時は焦らず、この記事を参考にしていただけたらなと思います。また、わからなかったり不安な事は、かかりつけの獣医さんに聞いてみる事をオススメします。
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