まずは掃除!
快適な環境のために、とりあえず掃除をしておけば間違いないと思ったので、念入りに掃除をすることから始めました。サークルを動かすと、犬の抜け毛やほこりが結構たまっています。中にはいつ落としたか分からないドッグフードまでありました。こういうところは、見るまでは何ともないのに、見えてしまうと気になってきます。ノミがひそんでいるかも、このまま不潔にしておくと犬が病気になるかも…
恐ろしいので急いで拭き掃除をします。ほこりが舞い上がらないようにクエン酸スプレーを吹きかけ、いらない布でゴミを拭き取ります。仕上げにもう一度クエン酸をスプレーして、壁や家具も拭いて完了!クエン酸スプレーは、犬や赤ちゃんにも安全で、消臭・抗菌効果も期待できるのでおすすめです。作り方も簡単。スプレーボトルに200㏄の水と小さじ1杯のクエン酸を入れて溶かすだけです。1ヶ月ほど使えるので、サークルの周囲に常備しておくと便利です。
サークルを新調!
次に、サークルを洗おうと思ったのですが、よく見るといろいろな不具合が目につきます。ところどころに見えるサビを犬がなめるかも、トレーの端っこが割れていて危ないかも、と気になり始め、買い替えを決断しました。そもそもチワワのトイレを入れるだけなのに、Lサイズの木製サークルは大きすぎて邪魔でした。今回は、コンパクトで使い勝手の良いものにしたくて、いつものペットショップではなく、大型ホームセンターに探しに行きました。
ペットコーナーには、いろいろなサークルがあって迷ったのですが、特価になっていたSサイズのサークルに決めました。とても安くなっていたので、給水器とトイレトレーも予算の1万円で買えてラッキーでした。このサークルは、買って大正解でした。激安なので高級感はありませんが、キャスター付きですごく便利です。プラスチックの真っ白なトレーも、汚れが見えやすく衛生的に使えます。
サークルを設置
以前使っていたサークルとトイレトレーを片づけ、トイレサークルを組み立て、キャスターをつけるのに1時間ほどかかりました。サークルは、今までリビングの食卓寄りに置いていたのですが、これを機に、窓際に設置してみました。日当たりが良く、いかにも快適な環境という感じです。しかも食卓から犬用のトイレが隠れて見えなくなるので、人にとっても好都合です。ところが、考えるのとやってみるのとは大違いでした。
サークルをたった2.5mの移動ですが、犬はおしっこに行くのに少し迷いました。「ハウス」と言うと、前のサークルの位置に行ってしまいます。犬にとっては、サークルではなく、以前の設置場所が「ハウス」だったんですね。また、犬がウンチをしても見えにくいので、片づけるのが遅れて、臭いがリビングに充満してしまいました。ガラス越しの日光に温められるから、余計に臭いが強まる気もします。
窓際なので外を走る車の音はうるさいし、夏になれば一層暑いし、犬にとっても快適とは言えない環境かもしれません。結局1回のウンチでこりて、元の位置に設置しました。サークル(トイレ)の置き場所は、日当たり良好である必要はない、と今さらながら気づいたわけです。それに人の目が届く場所がいいですよね。
快適な環境も、最初はストレス?
こうやって犬にとって以前より快適な環境をプレゼントしたつもりだったのですが、実はありがた迷惑だったかもしれません。誕生日以降、3日間食欲がない日が続いてしまいました。いつもより元気がなく、心なしか運動量も少ない気がしました。環境をがらりと変えてしまったせいだと思われます。環境が快適でないのはストレスですが、環境が変わるのもストレスになるようです
サークルとトイレトレーと給水器が新しいものになり、周囲も清潔になったことで、安心できる臭いがなくなってしまったのかもしれません。そもそも最初にサークルに入るときは、すごく慎重で、おどおどしていました。急激に環境を変えず、せめて、一つずつ順に交換するとか、臭いの付いたマットを残しておくとかか、すれば良かったと思います。一気に清潔に!と張り切りすぎました。
ただ、その後は食欲も戻り、元気に過ごしています。新しい環境にも慣れて、すっかり気に入っていると思います。多少失敗はありましたが、今では、良い誕生日プレゼントだったと思っています。来年は10回目の誕生日だから、また何か考えてよい環境づくりをしてあげたいです。
あなたも今年の愛犬の誕生日に、環境を見直してみませんか。犬や人にとって快適な環境は、健康的な生活の基本であると思います。どうか次の誕生日も元気に迎えられますように!
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