犬を飼うために最適な室内環境とは?

2016.05.16

犬を飼うために最適な室内環境とは?

犬を飼うまでに準備しておきたい大切なことがあります。 それは「犬が暮らしやすい室内環境」を整えてあげることです。 普段わたしたちが暮らしている室内で何一つ不便がなくても、犬にとっては不便なことや危険なことがたくさんあります。 犬にとって安心で安全に暮らせる環境を整えるためには、 人間目線だけじゃなく、1度「犬目線」で室内環境を見直すことが必要となります。

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サークルやケージは大切!

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犬は本能で、敵から身を守ることができる四方を壁で閉ざされた空間を好みます。
ケージは四方の囲いに「屋根がある」タイプのことで、サークルは「屋根がない」タイプのことをいいます。
屋根のないタイプだとジャンプ力のある犬は、よじ登って脱出してしまう危険性もあります。もし脱出する時に怪我でもしたら大変です!しかし、屋根がないと上からものを出し入れしやすいし、犬の成長に合わせて拡張出来るという利点もあります。
飼う犬の大きさなどをふまえ、ある程度好みで決めてもいいと思います。

温度調節

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まず、今の部屋の温度は誰の好みで決めていますか?
犬は人間に比べ体温調節する能力が劣っています。なので、冷房のきいていない室内に犬を留守番させたり、暑いからといって部屋を冷やし過ぎると犬が病気になってしまいます。
最近では、夏場になると熱中症で動物病院に運ばれる犬が増えています。
エアコンだけじゃなく、冷却マットが1枚あるのとないのとでは大きく違います。
また、犬と人間の体感温度は違うので犬の高さで温度をはかり室温を微調節することも大切になります。

誤飲に注意!

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気をつけたいのが誤飲!これは留守中に限ったことではありません。
煙草や灰皿には要注意です!これは犬に限ったことではないですが、ニコチンを摂取すると死に至ります。
また、副流煙でも悪影響はあります。犬を飼うのをきっかけに禁煙してみてはどうでしょうか?
他にも、犬が誤飲するものは家の中に溢れています。
アクセサリーや小物・文房具・乾電池・ティッシュペーパーなど書ききれないほど危険なものがあります。
こんなものも!?というものも沢山あります。犬がいる環境では床に物を置かないことはもちろん、犬が届く場所にも気をつけることが大切です。
誤飲で病院に行くことなんて嫌ですよね。気をつけてあげてくださいね!

じゅうたん・カーペットやフローリングにも危険が!

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じゅうたんやカーペットを敷いている家は多いと思いますが、犬の爪が引っかかってしまい足を怪我してしまうこともあります。なので、毛足の短いものを選んであげましょう!
また、気をつけたいのがフローリングです。フローリングの床はつるつるすべるため、犬の足腰に負担をかけてしまいます。
特にミニチュア・ダックスフンドなどの胴の長い犬種はヘルニアなど手術が必要な病気になる可能性もあります。
やはり、カーペットを敷くのが理想的ですが、毛足の長いものは避け、コルク素材やフローリング専用の滑り止めを活用するのも良いと思います。

ゲート

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犬に立ち入ってほしくない寝室やキッチン・暖房器具の近くなどの危険な物がある場所にはゲートをつけて侵入をブロックしましょう。このゲートがあることによって留守番時も安全な環境で犬は過ごせますし、誤飲や怪我をする恐れも事前に防げます!

犬を飼うことで、心機一転家の中を掃除して、犬だけではなく人間も気持ちよく暮らせる環境になるのは一石二鳥ですね!
犬も大切な家族です。同じ環境で過ごすのですから、犬が安心で安全に暮らせるように心がけてください。
病気・怪我をしない為にも、犬を飼うことの責任はきちんと持ってくださいね!

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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


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