食事に混ぜて与える!
ご飯は好きなワンちゃんには最適な方法です。
うまくいけば、いつものドライフードに紛れこませているだけで気づかずに食べきってくれることもあります。
ただ、警戒心が強かったり、いつものフードには飽きてしまっているワンちゃんにはこの方法は効果はありません。
そんなときは少し柔らかい缶詰などにお薬を混ぜて与えたり、好きなおやつに混ぜてもいいです。
あげすぎなければ、ウィンナーやチーズなどに入れ込んで与えても大丈夫です。
食事に混ぜてお薬を与えるときには、しっかり飲んだか最後まで見張っておく必要があります。
ワンちゃんはとてもかしこい生き物ですので、食べたふりをして横に吐いていたりすることがあるので要注意です。
薬を粉にしてみる!
もちろん錠剤を粉にしても効果は同じです。
病院の先生にあらかじめ、粉末のものをお願いしても良いですが、ビニール袋などに入れ、スプーンや棒などで細かくたたいて砕くだけなので、ご自身でも簡単に粉末にすることができます。
フードにそのままかけてもいいですが、柔らかいフードがはいった缶詰やヨーグルトなどに混ぜてあげると知らない間に服用しているということになり、お薬に対しての不信感もなくなるでしょう。
ただ、缶詰やヨーグルトは低脂肪のものを選び与えすぎないように注意しましょう。
与えすぎると肥満などになり、他の病気を引き起こしてしまう可能性があります。
お薬を喉の奥に入れこむ!
これは間違いなくお薬を飲んでもらう方法ですが、ワンちゃんからすると少し嫌がる子も多いです。
嫌がるようであっても、ダラダラするのはよくありません。
機敏にテキパキ行うとワンちゃんもあっとゆう間に終わるので、ストレスになりにくいです。
やり方はまず、オスワリをさせ、口を手で開き、薬をのどの奥にいれます。
その後、口をすばやく閉じて、鼻先に息を吹きかけるか、鼻先をツンっと触ってあげます。
その息や手にびっくりして、ワンちゃんは舌を出してペロッとすれば「食べた」のサインです。
慣れるまでは難しいですが、重要なお薬などはマストで飲ませないといけません。
食べ残しがないように見張るよりも簡単な方法で、病院で行う飲ませ方もこの方法がほとんどです。
獣医さんに相談してみる!
病気の種類にもよりますが、お薬は飲み薬のほかにも塗り薬や注射などたくさんあります。
もし飲み薬が飼い主さんやワンちゃんにとってストレスになるようであれば、一度獣医さんに相談して、意見を仰いでもらったほうがいいでしょう。
投与方法を変えたり、飲ませ方のアドバイスを直にきくことができます。
もちろん獣医さんの相談なしにお薬を変えたり、服用回数を変更してはいけません。
またお薬を変える際には、今現在飲んでいるほかの薬やサプリメント等を忘れずにお伝えするようにしましょう。
またその際にお薬の副作用やリスクについてもしっかり聞くようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お薬嫌いなワンちゃんってとても多いですよね。
無理に飲ませようとはせず、ワンちゃんの気持ちになってどの飲ませ方が一番ベストか獣医さんや御家族と一度話し合ってみるといいと思います。
お薬がワンちゃんにとって嫌なものにならないよう、上記を参考にぜひ工夫してみてくださいね。
– おすすめ記事 –
・春にやっておけば1年元気!犬の予防接種とは? |
・ワンちゃんの夏に気をつけたい健康管理 |
・【獣医師監修】愛犬の目に寄生虫!?東洋眼虫の症状・原因・治療法とは? |
・タバコの煙はワンちゃんや猫ちゃんの健康も害します |