するどい嗅覚で飼い主さんを察知する?
ワンちゃんの嗅覚は人間の犬の嗅覚は人間より1000倍〜1億倍も優れていると言われています。
ただ、犬種や体調、季節になどによっても嗅覚の差には幅があり、夏には40%もその能力は低下するといわれています。
遠くの匂いにも敏感に察知することが出来るワンちゃんは、風化のしたであれば800m先のものを嗅ぎわけることが出来たという実験結果があります。
飼い主さんが800m以内にいる場合には帰ってくることが容易にわかるということなのでしょうか?
ワンちゃんは鼻が良いというよりも「嗅ぎ分ける力が人間よりもはるかに長けている」ということなので、色んな匂いがある雑踏でも上手に飼い主さんの匂いを嗅ぎ分けることができるのかもしれません。
ただ、家の中では風が吹いていることもなく、部屋も密閉されていることが多いので、嗅覚で飼い主さんの帰りを察知するにはすこし無理があるかもしれません。
嗅覚説を唱える研究科も多いですが、まだまだ研究段階だといえます。
聴覚で飼い主さんの帰りを察知する?
嗅覚に引き続き、次は聴覚で飼い主さんの帰りを察知しているのではないか?という説です。
ワンちゃんの聴覚は人間の4倍とも言われていて、飼い主さんの帰宅する際の足音や車のエンジン音などを聞き分けて、察知しているということです。
ただ、人間の4倍ですから、広く見積もってもあまり広範囲まで聞こえるとはいえません。
また、人間の4倍という説もあくまで仮説で、一方の研究者の発表では人間とそれほど大差はないのではないかと言われています。
ワンちゃんが一匹でお留守番していて、飼い主さんの帰り気づくかという実験では飼い主さんが「帰ろう」と思い、家に向けて出発した瞬間から玄関で待っていました。
その時間はおよそ30分以上だったことから聴覚や嗅覚説ではなりたたない部分が多いです。
習慣・ずっと飼い主さんを待っているという説?
ワンちゃんはオオカミ時代から習慣性を大事にする動物です。
毎日同じことを繰り返し行動する習性をもっています。
そのため、飼い主さんの帰り時間をある程度体内時計で予測できるため、近くなれば玄関で待つという説です。
さらに、ワンちゃんは飼い主さんの帰りを一日中待っているという説。
ワンちゃんは飼い主さんのことが大好きですから、ある程度遊びに飽きたら、健気に一日中玄関で待っていることもしばしばあるようです。
この2つの説が一番論理的に当てはまっているような気がしますね。
テレパシー説?!
ワンちゃんと飼い主さんの間にはテレパシーがあると言われています。
テレパシーというのは遠くに離れている人や動物の心が五感を通さずに伝わってしまう現象のことです。
「なにか嫌な予感がする。。」と思ったら、親戚の訃報があったり、家族になにかあったりということが起こるのもテレパシーを感じているからだとされています。
とくにワンちゃんは人間や他のワンちゃんの気持ちに敏感な動物。
飼い主さんが落ち込んでいるときにワンちゃんも元気がないということってよくありますよね。
そういったことでテレパシーを感じて、飼い主さんが帰宅する時間が分かるという事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
すべて仮説ですが、とても興味深い結果となりました。
ワンちゃんは不思議ですね。
是非、上記をご参考にワンちゃんにどんな能力があるのか想像してみても楽しいですよ。
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