【掲載:2016.06.18 更新:2024.08.28】
問題行動を起こしたら、徹底的に無視する!
やんちゃなワンちゃんは人やものを噛んだり、部屋を荒らしたり、大変ですよね。
どんな問題行動にも言えるのが、問題行動を起こした時点で無視する。
「あ〜だめでしょ〜」なんて高い声で言ってしまえば、ワンちゃんはさらに興奮して暴れまくります。
「コラ」「ダメ」と一言だけ低い声で指示をし、問題行動が終わるまで無視します。
すると、ワンちゃんは「遊んでくれないの?」と疑問に思うようになり、問題行動をやめて飼い主さんのもとへやってくると思います。
問題行動をやめた時点で飼い主さんはとびっきり高い声で褒めまくります。
そのときはおやつやフードを与えてもいいでしょう。ただし、おやつの与えすぎには注意してください。
コツは何度も指示をしないことと、とびっきり低い声で怒ることです。
犬は人の声色をとても伺っています。
ワンちゃんが威嚇するときも「ウ〜〜」と低い声でいうことが多いですよね。
リーダーウォークをするとすべての問題行動はなくなる?!
リーダーウォークという言葉をご存知でしょうか?
これは散歩時にひもを少し短めに持ち、ワンちゃんの行きたい方向とは逆方向に引っ張る方法です。
最初はグイグイ引っ張ると思いますが、無視してどんどん自分の好きな方向に引っ張っていきましょう。
そして、ワンちゃんが同じ方向に来たら次は逆方向に・・・。
そういった行動を繰り返していくとワンちゃんは次第にあなたの行動を目で追うようになります。
「次はどっちに行くんだろう?」と推測し、同じ方向に行こうとします。
そうなればリーダーウォークは成功です。
ただ、一日で覚えても次の日には忘れている可能性が大きいので、毎日コツコツ続けるように努力してください。
ワンちゃんは習慣性の動物ですから慣れれば同じ行動をしてくれるようになります。
このリーダーウォークがうまくいけば、散歩の際にグイグイ引っ張ることがなくなるほかに、家の中での問題行動もすべてなくなります。
問題行動ひとつひとつに対処するよりもワンちゃんに「自分(飼い主さん)がリーダーだ」というのを教えるほうが合理的でとても早くやんちゃなワンちゃんをお利口さんにすることができます。
リーダーウォークを行う際はくさりのチョークで引っ張ると首が閉まるものを選んでしつけしておくと引っ張らずにうまくリーダーウォークができるようになります。
飼い主さんはぶれずに一貫性をもって指示しよう!
やんちゃなワンちゃんが育つのは100%飼い主さんのしつけ不足といっても過言ではありません。
可愛さのあまり甘やかしてしまってはワンちゃんが「飼い主さんより僕(私)のほうが偉いんだ!」と勘違いしてしまい、飼い主さんを下位に見てしまうのです。
ワンちゃんのリーダーである特徴としては一貫性の指示をしてくれること。
毎回違うことを指示してくるリーダーだとワンちゃんは困惑してしまいます。
また、指示は一度だけ、褒める時は褒める。
ワンちゃんがリーダーとして認めてくれるようなリーダーになることを目指すよう努力してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
やんちゃなワンちゃんもとても可愛いですが、もし他人にケガをさせてしまったり家を壊されたりしては大変!
そうなる前にしっかりとしつけしてあげるように努力してください。
ぜひ、上記をご参考にワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても快適なワンライフを送るようにしてくださいね。
– おすすめ記事 –
・コリーの種類と特徴を解説 | かかりやすい病気や飼い方の注意点も |
・犬も泣く?犬が涙を流す理由とは |
・犬はそら豆を食べられる?健康に役立つ栄養素や与える時の注意点まで |
・ブリュッセルグリフォン、ベルジアングリフォン、プチブラバンソンの違いとは |