「もっと早く世界遺産になっても良いのでは？」
・・・なんて勝手に想像してしまう磁場逆転地層。
方位磁石のN極とS極が逆になるなんてどんな感じなのかな？もしかして肩こりとか治っちゃうのかな？なんて非科学的な妄想を繰り返しながらワンズを連れてくり出してみた。
磁場逆転地層は世界で３か所
到着前になってからスマホで情報収集＆アプリで方位磁石のダウンロード（後になり必要ないことに気付く）。
調べてみると、とてつもないところにこんな軽い気持ちで来てしまった自分に反省。
地球46億年の歴史でN極とS極が逆転していたことがあった痕跡があるらしい。
それも世界に３か所だけ、その地層が確認できるのは、イタリアとここ千葉県の市原田淵だけとのこと。
もしかしたら、数億年前には、ここ市原でもオーロラが見えていたのかもしれないと思うと、なんて夢のような場所に来ることができたのかと感謝の気持ちでいっぱいになった。
磁場逆転地層到着！
電車だと小湊鉄道の月崎駅、車で行くと田淵会館というところに車を停めさせていただき、看板通りに舗装された道を進んでいく。その看板の下のほうには「滑っても+転んでも＝自己責任」と書いてある。観光地になりそうな所では珍しい文章に思わず笑ってしまった。蛇との遭遇、人の頭が入るほどの洞窟、自然の植物を見ながら５分ほど歩いていく。一本道ということもあり迷うことなくたどり着いた。
パワースポットと言われている通りの素晴らしい景色。木々の間からこぼれ出る太陽の光は鳥肌がたつほど。
人工的な音もなく、聞こえるのは、川の流れる音と鳥の鳴き声のみ、眼をつぶるとオーロラが見えたような気さえしてしまう。
逆転地層の部分には緑・黄色・赤に色分けされたリボンのようなものが張り付けてあり
緑は今と同じN極が北でS極が南の時代、黄色は中間時代、赤は今と逆のN極が南でS極が北の時代らしい。
もっと近くに行ってみたい気もしたのだけれど足元が滑るのでやめておいた。
こんなに素晴らしい場所も・・・
我が家のワンズは緊張感がない。
運よく梅雨の時期なのに雨降りが少ないため川の水量も少ない、ひとけもない。
天気もピーカンなので早速、川遊び！長靴必須と書いてあったけれど今日は普通のスニーカーでも大丈夫なのではと思うほど川辺は乾いていた。
もちろんラブラドールは大喜びで川に飛び込む、水遊びをしながらの落ちている木もくわえ、川の中で穴掘りまで始めるはしゃぎよう。
チワワは、あまりの川の綺麗さに水ということが分からなかったらしく飛び込んでしまい、初めての水にビックリしたらしく、石の上に飛び乗り避難していた。
水のない川沿いに行くと大はしゃぎで、滑って転びはしないかと心配になるほど走り回っている。
喜ぶワンコに大自然。ここはどこを見てもすごく気持ちが落ち着く。
川の浅瀬をみると何十年かぶりに見た、オタマジャクシもいた。
帰省途中に市原SAへ
高速の市原SAにはドックランが上下線に併設されている。
市原SAは高速に乗っていなくても店舗の後ろに一般車用の駐車場がありドックランだけの利用もできる。
ドックラン利用者はSA内の「WIRED CAFÉ」というところでチラシを頂き、毎回そのチラシを見せればドリンク全品50円引きになり、ワンズと一緒にテラス席で軽食も食べられる。
プラスSA内のほとんどの食事場所で使えるスタンプカード「COMMNITY PASSPORT」を合わせて頂けば500円でスタンプを1個押印してくれ、5個たまるとコーヒーまたはソフトクリーム無料。10個で1000円以下のお食事が無料になる。
ドックランは南国風になっていて大型犬・小型犬と別れている。水道・ゴミ箱も設置されていて脚に優しい芝生敷きの無料ドックラン。
市原SAのホームページによると広さ360平方メートルあるらしい。
ドックランの周りは季節の花が植えられていて遊歩道にもなっているためランが苦手なワンコもゆっくりとお散歩が楽しめる。
今日のまとめ
今日訪れた市原市田淵は、もしかしたら今年2016年万国地質学会の国際層序委員会で決定すればチバニアン時代（千葉時代）が認定されるかもしれない。
認定されれば世界遺産以上の快挙らしい。
次回行くときはぜひ、日本初のゴールデンスパイク（世界でも６５か所にしかない）も合わせて見てみたい。
認定されればこんなにゆっくり見て遊んでいられなくなってしまうかもしれないけど…
そんな素晴らしい場所が日本にそれも日帰りで訪れる場所にあり、ワンズたちにも見せてあげることができて充実した休日が送ることが出来た。
ワンズは疲れ切って熟睡。。。
飼い主は週明けの仕事のパワーをもらった一日。
さて次回はどこに行こうかな。
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