イギリスの法令
イギリスは“愛護先進国”とも呼ばれており、動物の飼育などに関して日本に比べてかなり厳しい法律が定められています。
法令の数だけでも70を超えていて、ワンちゃんを飼育するにあたっても事細かな法律を守らなくてはなりません。
◇動物保護法
ワンちゃんをはじめとした様々な動物への虐待を防止する法律。
◇ペット動物法
ペットショップは国が認可したもののみ営業できる法律。もちろん街頭や公共の場所でのペット販売は禁止されています。また、12歳以下に対するペットの販売も禁止しています。
ドイツの法令
ドイツでは“動物はものではない”という宣言が規定に入っているほど、動物愛護に関して日本と比べ、とても動物愛護に熱心な国です。
◇犬の屋外保有に関する命令
ワンちゃんを飼育するにあたってワンちゃんの家の大きさや小屋の素材、風向きや日当たり、散歩等の運動時間やつないでいるリードの長さまでとても細かい条例で定められています。
◇犬税
ドイツではワンちゃんに税金が課せられます。
大型犬ですと、250マルク(約13,750円)、中型犬は200マルク(約11,000円)、小型犬は150マルク(8,250円)です。
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フランスの法令
◇グラモン法
こちらは動物虐待を処罰する法律です。動物は人間と同じ感覚をもつ動物として規定されています。
◇集合住宅契約法
日本では集合住宅(アパートやマンションなど)はペット可であることを前提に選びますが、フランスには逆にペット不可にすることを無効とする法律があるのです。そのため、どんな家に住むとしてもワンちゃんを飼う事が法律で許されているのです。
アメリカの法令
◇飼育管理法(ニューヨーク州)
ニューヨークでは飼い主は路上において自分の犬をしっかりとコントロールしなければなりません。
リードの長さが決められており、ノーリードは原則禁止です。そのかわり日本に比べてもニューヨークではドックランが非常に多いです。
必ずといっていいほど公園の一角に囲いを設けて、ドッグランできるスペースが提供されています。
◇ペットタトゥー禁止令(ニューヨーク州)
近年ではニューヨークにて愛犬にタトゥーを施したとされる飼い主がバッシングされ、すぐに法律でペットにタトゥーを入れることが禁止されました。
スイスの法令
◇動物保護法
スイスはペットを飼育する前にきちんとペットが飼える知識があるかをチェックするため、テストを受けなければなりません。テスト内容はとても簡単なものなので、常識がある人であれば安易に合格できます。また、ストレスを溜めさせないために1日1回はワンちゃんを放してあげることも義務付けられています。
台湾の法令
◇動物保護法
15歳以上でなければペットを飼育することはできません。また飼育するには飼い犬を必ず登録しなければなりません。また、登録の際にはワンちゃんにマイクロチップを埋め込むことが義務付けられており、迷子になった際もすぐに飼い主の氏名や住所がわかるようにしています。この法律の制定により、野犬がかなり減少しています。
韓国の法令
◇動物保護法
動物虐待を行った際には20万ウォン以下の罰金、もしくは拘留などの罰則を受ける必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本も見習いたい法律ばかりでしたね。
ぜひ、ご参考にしてみてください!
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