ワンちゃんネコちゃんのお家代わりにもなるこのケージ、避難所などではもちろん動物が苦手な方もいたりするため、リードだけだったり野放しにしておくのではなく、配慮をしたうえでケージは必要になります。
また、そういった災害時はただでさえ非日常空間で、動物たちにとって大きなストレスがかかりがちです。
しかし、ケージに入ると安心、落ち着ける、という癖をつけておくと多少は精神的な負荷を避けることができます。
写真と動物についてのデータを書いたメモ帳
災害地では万が一動物と離れ離れになってしまったり、そこで何かの病気のトラブルになってしまい、いつものかかりつけの獣医さんではない先生に診てもらったり、あるいは被災によりカルテが見られないというケースも考えられます。
今まで打ってきたワクチンの種類や、ノミダニなどの病気の予防歴、既往歴や前述したような普段食べているフードの銘柄などをメモしておくと、他の人から聞かれた際にわからなくて困るということもなくなります。
また、ちょっとこんな犬や猫を探していて…という場合にも写真は一枚持っておくと便利です。
名前や飼い主を書いた札などをつけた首輪
前述のように万が一離れ離れになってしまい、どなたかが見つけてくれた時に、一目瞭然のため、だれが飼い主かわからない…というトラブルを避けられます。
またワンちゃんであれば狂犬病を接種して登録した際に渡される鑑札も一緒につけておくと、狂犬病予防をしっかりしているワンちゃんということがしっかり証明され、万が一誰かを噛んでしまったりした際にもトラブルを避けることができます。
バンダナ
災害時には何らかのけがなど、トラブルが起こる可能性も非常に高く、一番は獣医さんに診せることが大切ですが、応急処置が必要なことも考えられます。
そんなときに、一番考えられるのがやはり傷の止血や骨折などではないでしょうか。
バンダナに添え木などを当てて巻き付ければ簡易のギプスにもなりますし、もちろん止血にも使えます。
また、痛みなどで興奮してしまい噛んで処置ができない場合口輪として使用することもできます。
このようにいくつかピックアップして挙げましたが、自治体によって避難所の形式であったり動物への対処は様々だったりします。
最近では動物たちの同行訓練というものもしている自治体は増えているようなので、そういった避難訓練に参加してみたり、ご自身の住むエリアはどういった対処なのか、またそれに応じて防災グッズには何を加えるべきかご家族で話し合われるのも良いかもしれませんね。
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