桐のすのこで涼しい居場所を用意
犬の快適な居場所をつくるのには、すのこが便利です。以前から欲しかったのですが、我が家のチワワには押し入れサイズは大きすぎて、のこぎりなど使えない私は、買うのをためらっていました。でも去年、近所の100円ショップで桐のすのこを見つけちゃいました。45cm×20cmという、小型犬にぴったりのサイズです。
すのこですから、すきまがあって、このすきまに犬の足が入ってしまうとケガの元。そこで、すのこの上に夏用のマットを敷きます。マットのズレ対策として、滑り止めも忘れずに。これで、犬の特等席の完成!空気が通る高さはあるけど、転がり落ちても危なくない、という絶妙な高さ。すのこの下を風が通り、暑さをやわらげてくれます。湿気もこもらないから、カビやダニも予防します。
我が家の犬は、このすのこスペースがお気に入りです。軽くて小さいので、移動も掃除も簡単!桐の防虫効果も期待できるし、おすすめです。
ケージ内の猛暑対策
ケージの中も夏仕様に模様替えしました。ドーム型のフカフカベッドは、いかにも暑そうなので廃棄。代わりにアルミ製のマットを置きました。さわってみると少し冷たくて気持ち良いのですが、固いせいか、うちの犬には不評。隠れる場所がないのも、良くなかったかもしれません。
そこで、段ボール箱を追加してみました。ケージの扉をギリギリ通るくらいのサイズの段ボール箱を入れ、扉からまっすぐ入れる向きに倒します。これで屋根と壁のあるスペースができました。出入り口が大きいので通気性がよく、少し隠れる場所もできます。暑さ対策として、段ボール箱の下にアルミ製のマットが置いたままになっています。
さらに、猛暑対策として、ジェル状のマットを重ねてみました。適度な冷たさと柔らかさを兼ね備えた夏用のマットです。今は、ケージにいるときは、このマットの上でくつろいでいます。試しに再びアルミ製のマットだけにすると、やはり落ち着きません。逆にジェル状のマットだけなら、普通に寝ています。アルミ製も気持ちいいと思うのですが、犬にもこだわりがあるようです。
続きを読む
室内犬ならではの猛暑対策~冷え過ぎに用心!
我が家では、犬より人の方が暑がりです。犬がハアハアする前に、暑さに我慢できず、誰かがエアコンのスイッチを入れています。暑がりの人が快適な温度で冷房を入れると、犬には冷え過ぎで、かえって体に悪いですよね。我が家では「犬のいる部屋の冷房の温度は28℃以上」というきまりを全員が守っています。
犬は、暑いよ~とか、冷え過ぎだよ~と言ってくれません。長く飼っていると、後で考えれば、冷え過ぎだと訴えていたと思い当たることがある場合もあります。でも、なかなか、そのときの犬の気持ちはわかりにくいものです。
熱中症や冷房病になることを防ぐために、我が家ではサーキュレーターを使っています。犬のいる部屋では、1年中24時間運転しています。これで、室内の空気が循環して、犬の周囲の熱い空気を動かしてくれます。下の方の空気だけが冷えることもありません。エアコンを運転する回数が減り、冷暖房の効率も上がり、さわやかな空気の流れをつくってくれる優れものです。
犬だけで車で待たせるのは絶対ダメ
室内犬は車でドライブするチャンスも多いと思います。うちの犬も車が大好き。車のカギを持つと、喜んでしっぽを振ってついて来ようとします。かわいいので一緒にお出かけしたいのはやまやま。でも夏は、家で留守番させることが大切です。ちょっと待っててね、という場面がありそうなときは、連れて行きません。
私の友人の犬は、ドライブの途中、スーパーの駐車場でいなくなってしまいました。犬がハアハアと言うので、水を買いに寄ったそうです。暑いだろうと思って車の窓を少し開けて、犬だけを車に残し、5分ほどの買い物でした。犬が自分で外に飛び出したとは考えにくいのですが、どうやって行方不明になったのか、わかりません。誰にでも愛想の良いかわいい犬だったのに、二度と戻ってくることはありませんでした。あのとき、飲み水を自宅から持っていけば…窓を開けて置き去りにしなければ…と、後悔しても遅いんです。
暑くなると、車で待っていた赤ちゃんが熱中症や脱水になってしまう事故がたびたびあります。犬は赤ちゃんより体が小さく、汗をかける面積が少ないので、人の赤ちゃん以上に危険です。犬も、熱中症が重篤の場合は、命を落とします。猛暑のときには、いつも以上に犬用の飲み物も用意して、車に置き去りにしないよう気をつけて、愛犬とのドライブを楽しみたいものです。
まとめ
室内犬は、人と一緒にいる時間が長く、人の生活に合わせて暮らしています。犬にとっても猛暑がストレスになっていることを頭に置いて、いつも以上に体調に気をつけてあげたいですね。猛暑対策をしっかりして、この夏も愛犬と元気に楽しみましょう。
– おすすめ記事 –
犬が体を震えさせるのはどうして?考えられる原因とは?
犬の命を助けよう!犬を預かるボランティア活動