犬の甲状腺機能低下症について

2016.08.05

犬の甲状腺機能低下症について

甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンがなんらかの原因で分泌されなくなり さまざまな症状が現れる病気です。 中年齢以降の大型犬に多いと言われていますが、例外もたくさんあります。 そして、とても見つけにくい病気です。 我が家の犬(5歳のフレンチブルドッグ)が、こちらの病気であることがわかり、 現在治療中です。 症状がでた時のことから、今に至るまでの検査や治療のことなど、 参考になることがあればと思いますので、少しでも疑う症状がありましたら、早めに血液検査をしてあげる事をおススメします。

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甲状腺機能低下症の症状とは?

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甲状腺機能低下症の症状は、一見「老化現象かな?」と見過ごしてしまいそうな症状です。
以下のような症状がみられた場合は注意して観察をしてみてください。

・元気がない、よく寝るようになる。
・体温が低下し、寒さに弱くなる。
・毛が薄くなる。
・左右対称の脱毛が見られる。
・地肌が黒くなる。
・皮膚がたるむため、悲しい表情に見える。
・皮膚病が治りにくい。

我が家の犬は、ずっと外耳炎が治りませんでした。
もともと皮膚の弱い犬種なので、冬以外は膿皮症の治療のため抗生剤を飲んでいましたが、この病気発覚直前の外耳炎は抗生剤を飲んで、まめに消毒してもなかなかよくなりませんでした。「何か、おかしい!」と検査に踏み切ったきっかけとなったのは、体の震えでした。5月の寒くない時期です。息を吸うときにブルブルブルと震えていました。そして、おしっこがポタポタもれるようになりました。そこで血液検査をしてもらったのです。

検査に踏み切ったのはこの2つの理由ですが、後になって思えば、元気がなかったのかもと思います。
前足が左右対称に毛が抜けていたり、尻尾の毛が薄くなっていたり、首回りの段々としているお肉の所が黒ずんでいたりといった症状がありました。

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