シニア犬の猛暑対策、どうすれば良いの?!

2016.08.06

シニア犬の猛暑対策、どうすれば良いの?!

梅雨も明け、ついに本格的な夏の到来です。しかも今年は、猛暑が続くと言われているので、犬を飼っている家庭にとっては、熱中症や温度管理等悩みが尽きないこの季節。ただ、忘れてはいけないのが、シニア犬のケアです。シニア犬は、成犬に比べると体内の循環器官が悪くなるため特に注意が必要なんですよ!

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猛暑に弱く熱中症になりやすいシニア犬

猛暑に弱く熱中症になりやすいシニア犬 (1)

 シニア犬は、成犬に比べると熱中症にかかりやすい傾向にあります。これは、老化に伴い体内の循環器官が悪くなるかからです。また、年齢とともに様々な機能が低下してくる事から、温度調節がうまくコントロール出来なくなります。私たち人間も同じですが、成人女性や男性より、高齢者の方が熱中症にかかりやすい傾向にありますよね。これと同じことが、犬にも起こるというわけです。
 また、犬は、人間のように汗腺がないため、息をハァハァとすることで温度調節を行うのですが、この行動がうまくできなくなってしまうのです。


特に注意が必要なシニア犬とは

特に注意が必要なシニア犬とは

 以下の犬は、特に猛暑に注意する必要があります。また、以下に当てはまる犬種のシニア犬は、とくに注意が必要です。

■寒い地方が原産の犬

 シベリアン・ハスキーを代表とする寒い地方が原産の犬は、寒さには強いですが、暑さが苦手です。

■完全室内で飼育されている犬

 季節問わず、常に室内が快適な温度で保たれてるため、ちょっとした温度変化に対応できないことが多いです。

■大型犬

 ゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーを始めとする大型犬は、他の犬種に比べて肺が大きいので熱い空気が体内に溜まりやすい傾向にあります。また、小型犬や中型犬に比べると運動量が必要なことから、夏場でも散歩に行くことが多いので猛暑には注意が必要です。

■短頭種の犬

 フレンチ・ブルドッグ、ブルドッグ、パグ、シーズー、ペキニーズなどの鼻ペチャと呼ばれる犬種達は、気道が他の犬種と比べて狭いので元から呼吸がしづらい傾向にあります。そのため、猛暑などの暑い夏は体温調整することがとても苦手です。

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malulani-o610

小さい頃から犬に囲まれて育っている大の犬好きです。犬のことをもっと知りたくて、ペット看護師・ペットセラピストの資格を取得し、次は愛玩動物飼養管理士の資格取得を目指しています。ちなみに、今はチワワを飼っています♪

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