手作りフードを作る前に注意すること
まずは、人が食べる物でワンちゃんに絶対食べさせてはいけないものを知っておく必要があります。ねぎ類(玉ねぎ、長ネギ、あさつきなど)、にら、にんにく、カニ、ぶどう、香辛料、チョコレート、キシリトールなどです。これらは量にもよりますが、例えばネギなどは、赤血球を壊して中毒症状を起こすと言われているので、手作りフードにはもちろん、どんな場合でも絶対に与えないという心がけが必要です。
人の食事と一緒に準備すると簡単
ワンちゃんに食べさせてはいけないものを把握したら、まずどんなものを作るか決めます。メニューが決まったらそこからワンちゃんが食べられないものを入れずに調理していきます。例えばスープなら、ねぎ以外のお好みの野菜を切って、鶏肉などの肉類と多めの水を入れて火にかけていきます。きのこも多量でなければ是非取り入れたい食材のひとつです。小さく切って入れましょう。コトコトと煮て、野菜がやわらかくなった所で、肉と野菜を取り出します。これがワンちゃんのためのフードです。ここでもうひとつ知っておかなければいけないのは、ワンちゃんには塩分は必要ないということ。ワンちゃんの体はもともと塩分を排泄できる機能がないので、塩はいりません。ですから、味をつけずに与えないといけないのです。そのためワンちゃんの分は、味付けの前に取り出しましょう。ワンちゃん用は、小分けにして冷凍をしておくのもおススメです。ワンちゃんの分を取り分けたら、人が食べるために具材を足していきます。
ワンちゃんが喜ぶ肉類
ワンちゃんは肉食とも雑食とも言われていますが、もともと狼が先祖と言われてるだけあってお肉が大好きです。お肉を買った時に切れ端を小さく切ってラップをのせて、電子レンジでチンした物をフードにのせるだけで、においにつられて食がすすみます。特にラムや鹿肉、鶏レバーなど人間が普段あまり食べないと思われる物も大好きです。栄養満点の鶏レバーを湯がいて小さく切った物を、ゆでた野菜と混ぜてあげるとよく食べます。ゆでたレバーは、ワンちゃんの分を取り分けた後、生姜、しょうゆ、酒、みりんや砂糖などで煮る事で、人間のご飯の友、お酒のおつまみになります。
手作りフードでワンちゃんも健康に
やわらかくなった野菜はスプーンで簡単に小さくできますので、今までドライフードばかりのワンちゃんには、いつものドライフードに少しのせるだけでも、よく食べるようになったと言う声を聞きます。
何より安心、安全で無添加です。一般的なワンちゃんフードより保存がききません。できるだけ使い切るようにするか冷凍保存をしましょう。小分けにしておくと、一回づつ解凍して使えます。
ほんの少し心配りをすれば人の食事と一緒に作れるので、決して面倒ではないことです。安心安全の手作りフード。ぜひ、お試し下さい。
ライター/ふわりきらり
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