どうしても犬が飼いたい
カリフォルニアからハワイに引っ越して来て1年が経った頃、以前から犬が飼いたいと言い続けていた夫が、どうしても犬が飼いたいと言うようになりました。新婚だったこともあり、犬よりも早く赤ちゃんが欲しかった私はあまり良い返事をしませんでした。そして、都合が良い事に住んでいたアパートがペット禁止だったのです。そう、ハワイで犬を飼うのに絶対条件なのが、ペットOKの住まいに住んでいるかどうかと言う事。これが、非常に大きな問題で、数多くあるコンドミニアムやアパートの中で、ペットを許可している物件がものすごく少ないのです。私達夫婦は、住んでいたアパートを引き払い引っ越しをすることになりました。その時の夫の条件の一つがペットが飼える物件でした。気に入ったペットOKな物件が見つかり私も引っ越しの決心をしました。
ハワイでは、どこで犬を買う?
無事にペットを飼って良いコンドミニアムへの引っ越しが終わると、すぐに夫の犬探しが始まりました。驚いたのが、日本のように町中のペットショップに犬が売られているという光景がハワイのペットショップではほとんど見られないということです。ペットフードは売られていても、犬は売られていない。では、犬はどこで売られているのかとお店の人に聞くと数件のショップを教えてもらいましたが、特定の曜日にだけ犬を売りたいブリーダーや一般の人がそのお店に来て、売るというスタイルでした。子犬をたまに見る事があったペットショップも、毎回居るとは限らずに、売られている犬が1週間~2週間0匹ということもありました。ちなみにその際に売られていた犬は、ミックスの小型犬で600ドルくらいだったので、日本に比べると非常に安い事が分かります。クレッグリスト(コミュニティーサイト)を使用する方が非常に多く、直接ブリーダーから購入したり、個人売買している人から購入する事が多いようです。
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動物愛護団体から引き取るという選択
もう1ヶ所、犬を飼いたい人が集まる場所があります。それが、「Humane Society」と呼ばれる動物愛護団体です。ここでは、色んな理由で飼い主を探している様々な動物がいて、引き取り代金の40ドルを支払うとペットを家に連れて買える事が出来ます。気になる犬がいたら、敷地内を散歩させてもらい、相性をみたりします。そこで、気に入ったらならば手続きをして一緒に帰ります。この動物愛護団体に何度か足を運び、気になる小型犬を見つけました。柵の扉側には、その犬の詳細が明記されています。テリアのミックスの雄で、2歳半とのことです。敷地内を散歩をさせてもらいました。夫が「Sit」と言うとお座りしました。「Hand」と言うとお手もできました。夫も私もこの犬が気に入り、連れて帰る事にしました。通常40ドルの手数料が半額キャンペーンというのを実施していて20ドルと思っていましたが、閉館する時間が間もなくでその日の最後の引き取り手になるという理由から10ドルのみの支払いとなりました。この日ペットショップにて、シャワーや耳掃除、爪切りなどの一通りのトリミングを済ませ、必要な物を買い物してから帰路に着きました。動物愛護団体からは、ペットを引き取ると提携している動物病院にて初診を無料で受ける事ができます。これは、義務となっており引き取って数日後内には必ず行かなくてはなりません。
まとめ
こうして、動物愛護団体から引き取った我が家の愛犬との生活が始りました。ハワイにはトレッキングコースが沢山あるので、一緒にトレッキングに出かけたり、海沿いに散歩に行ったり、ジョギングに一緒に行ったりとハワイでの生活が犬が居る事でより楽しくなりました。
これからも愛犬と楽しいワンコライフを送りたいと思います☆
ライター/Tomechiha
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