憧れの多頭飼いライフ
犬好きの人なら誰でも憧れるのが、犬の多頭飼い。お出掛けや散歩など、2匹連れて一緒に行きたい!犬に囲まれて暮らしたい!など、理由は様々ですが、2匹いるからこそ分かる性格の違いなど、多頭飼いは毎日色々な発見がありとっても楽しいもの。我が家にも、チワワとキャバリアが1匹ずついますが、犬種が違うと性格も違うので、毎日色々な発見をして楽しんでいます。
ただ、犬が増えるということは、その分出費も増えるということ。毎年の狂犬病の予防接種にワクチン接種、夏にはフィラリア・ノミ・ダニ予防等、1年中予防での出費+病気になった時の治療費+フード+ペットシート代など、全て×2になるということ。そして、しつけも×2になることを忘れてはいけません。それでもやっぱり、多頭飼いしたい!そんな人は、2匹目を迎える前に、先住犬の状態(しつけや性格等)をよく見てから、お迎えしてあげることをオススメします。
2匹目を迎えるにあたり必要なこととは
2匹目をお迎えするにあたり必要なことは、先住犬のしつけがきちんとできているかどうかです。何故なら、後から来る犬は、良いところも悪いところも先住犬の真似をします。そのため、先住犬のしつけが出来ていないと2匹目も同じ様な問題行動を起こしてしまう可能性が高まります。つまり、先住犬のしつけが出来ていれば、2匹目のしつけはそんなに難しくないということです。
また、年齢は出来れば3~5歳程あけるのが望ましいと言われています。これは、先住犬が落ち着き始める年齢でもあり、シニア期に入った時のお世話を考えた時に、これ位年齢があいていれば、飼い主さんの負担も少なくて済むからです。
これ、先住犬はちゃんと出来ている?
先住犬が、以下の項目を最低3つクリアしていれば、多頭飼いに向いていると言われています。2匹目をお迎えしようと考えている飼い主さんは、是非参考にしてみて下さいね。
・他の犬(散歩で会った時等)と仲良く出来る
・散歩中に他の犬に出会った時、吠えずにすれ違いができる
・他の犬と遊んでいる時も、飼い主さんの呼びかけに反応し戻ってくる
・他の犬が近くに居ても、飼い主さんに注目することができる
・サークルやゲージ内で、静かに出来る
・トイレのしつけができている
・ムダ吠えをしない
・「オスワリ」「マテ」「フセ」などのしつけが出来る
準備が整ったら、2匹目をお迎えしてあげよう!
先住犬のしつけもちゃんと出来て、何も問題がないようであれば2匹目をお迎えしてあげましょう。ただ、きちんとしつけが出来ていても、犬同士の相性が良くなければ多頭飼いライフは難しくなってしまいます。もし、2匹目のお迎えを考えているならば、購入前にペットショップの店員さんやブリーダーさんに相談してみると良いでしょう。
まとめ
1番大切なことは、「先住犬が1番」ということです。2匹目がお家に来ると、ついその子ばかりに注目してしまいがちですが、それは避けて下さい。散歩に行く時にリードをつけるのも、ご飯をあげるのも、ゲージやサークルから出してあげるときも、全て先住犬から行いましょう。また、先住犬の心のケアも行ってあげることで、多頭飼いライフが楽しいものになります。我が家のチワワとキャバリアも、常にチワワが1番でおこなうことにより、上下関係が確立し体格差がありながらも毎日楽しく遊んでいます。つまり、憧れの多頭飼いライフを楽しくするのは、やっぱり飼い主さん次第ということですね。
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