帰りたがらない「柴犬」がカワイすぎる！

「帰りません！」と言いたげな凛々しい柴犬の様子

柴犬がおすわりしてふんばって抵抗している姿が何とも可愛らしいですよね。まるで「帰りません！」とでも言っているかのような凛々しい顔が可愛らしく見えます。
でも柴犬本人は大真面目です。必死で抵抗している姿からは、よほど散歩が楽しかった気持ちが読み取れます。
飼い主さんにリードを引っ張られた時に、「ぷい」と名残惜しそうに後ろを振り返るのが何とも言えないくらいキュートですよね。

こちらの柴犬は寝そべって必死で抵抗。帰りたくない様子が伝わってきますよね。飼い主さんに引っ張られても、「いやじゃ～！」という具合に体勢を崩そうとしません。背中が地面にこすりつけられていますから「背中が痛くないのかな・・・」なんて少し心配になっちゃいますが、本人的にはそんなことよりも帰りたくない気持ちが圧倒的に勝っている様子。最後には、リードを前足で触ろうとして帰るのを拒否しているかのようです。とにかく散歩が大好きなんでしょうね。

ところが、飼い主さんの口から「おやつ」という一言が言い放たれると、ついに立ち上がる瞬間がやってきます。
さっきまで抵抗していたのがウソのように、おやつ欲しさに喜んで飼い主さんのもとにかけよってきたのです。
「散歩も大好き！だけど、おやつも大好きなんだよね！」、そんなセリフが聞こえてきそうな動画でした。

そもそも犬の散歩はどんな意味がある？

犬を飼う時には散歩が必要と多くの飼い主さんが分かっていることですよね。そしてそれは「運動をさせる目的」と考えているのではないでしょうか。しかし、実は犬にとっての散歩は単に「運動」だけではなく、さまざまな理由がある大切なものです。

屋外で飼われている犬、室内だけで飼われている犬ともに、一日の多くの時間を自宅で過ごします。
日常の風景は「自宅」しかないのです。そのため、散歩に行かなければ飼い主一家以外と自宅の風景しか知ることはできません。

散歩に行かず自宅しか知らない犬は、いざ外に連れていくと社会全体に怯えてしまうものです。
特に、動物病院に行った時には慣れない環境に緊張と戸惑いを隠せません。自宅以外の世界を知って社会性を身につける意味で散歩はとても大事なことなのです。

学校に行ったり、会社に行ったり、テレビを見たり・・・など人間は一日をさまざまな方法で過ごします。
しかし、犬たちはずっと家の中。単調な生活でストレスは溜まってしまうので「気分転換」的な役割を果たすのが散歩と言われています。
飼い主さんとコミュニケーションを取りながらの散歩は、犬のストレス発散にも効果的で、犬のお気に入りの時間にもなりそうですね。

散歩が大好きな犬はとても多い

このように、一日の多くを家で過ごしている犬にとって、散歩の時の外の世界はとても楽しいものです。
帰りたくなくなっちゃうのも分かる気がしますよね。

人間にも個人差があるように、犬たちにも当然「個体差」があります。そのため、散歩が好きという気持ちに対しての表現方法がそれぞれによって違います。

例えば、帰り道にアスファルトに座って抵抗する犬もいれば、自宅の玄関前に来た途端、家に入るのを嫌がり座って動かなくなる犬もいるでしょう。

でも、飼い犬が「帰りたくない」と抵抗した時、きっと飼い主さんとの散歩の時間が大好きなんだと思うと、心がホンワカと和みますね。

ただ、散歩は単なる運動ではなく愛犬にとっての特別な時間。次のような注意する点も考えておく必要があります。

・リードを離さない
・暑い時間帯は避ける（特に夏のアスファルトは高温です！）
・水分補給の水を持って行く
・粗相をしてしまった時のためのティッシュ、流す水、ウンチを持ち帰るビニール袋を持っていく

マナーを守って楽しい時間となるように、飼い主さんも愛犬の様子に気を配りながらしていく気持ちが必要です。
犬が喜んでくれている散歩、一緒に心から楽しむようにしたいものですよね。

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