犬は電車に乗れるの?
日本の法律では、残念ながら犬は「物」として扱われています。大切な愛犬が物として扱われているだなんて嫌ですよね…。しかし物としてなら犬を電車に乗せてもいいのです。「物」ですので、「物(手回品)」として別途料金が必要です。そして、各鉄道会社によって大きさや規定がありますので、自分が乗る鉄道会社のルールをしっかり調べておく必要があります。犬はあくまでも「物」ですので、周りの方に迷惑がかからないようにしっかりと下調べしてから乗車すれば、愛犬と一緒に楽しく電車に乗ることができるはずです。きちんとルールを守っていなければ、ペット後進国の日本ではトラブルになりかねません。せっかくの楽しいお出かけをトラブル続きにしたくありませんもんね。しっかりと乗車マナーを守って楽しいお出かけにしましょう。
電車に乗る前の準備が必要!
犬を電車に乗せる際には、ほとんどの鉄道会社が犬をキャリーケースに入れることを義務付けています。キャリーケースも各鉄道会社によって電車に持ち込める大きさが決まっていますので、事前に乗る鉄道会社の下調べをしてから、キャリーケースを購入するようにしましょう。そしてキャリーケースを購入したら、まず愛犬をキャリーケースに慣れさせることがとても大切です。ぶっつけ本番は絶対にやめましょう。犬はデリケートな動物ですので、いきなり狭いキャリーケースに閉じ込められ、人がたくさんいる駅や乗ったことのない電車に乗せられてしまうと、人間でさえ不安を感じてしまうことがあるのに、犬だって不安になっているはずです。犬は不安や緊張感から、吠え続けることがあります。もし電車の中で吠え続けてしまったら…大変ですよね!必ず事前に犬をキャリーケースに慣れさせてあげるようにしましょう。
そして乗車前には必ず排泄を済ませておきましょう。これは人間も同様ですが、もし電車内で排泄してしまったら、処理や匂いで他の方に迷惑がかかってしまいます。トラブルの原因になりかねません。また、食事も電車に乗車する2時間前までには済ませておいた方が良いです。乗り物酔いして嘔吐してしまう場合があります。食べた直後は嘔吐しやすいので、なるべく2時間前までに食事を済ませておくようにしましょう。
駅構内や電車の中でのマナー
駅構内でも決して犬をキャリーケースから出してはいけません。改札を通ってからは必ずずっとキャリーケースの中に犬を入れておきましょう。もちろん、顔だけ出したりするのも絶対にしてはいけません。
電車内では、犬の存在を気付かせないことが第一です。できるだけ人の少ない時間帯の電車、人が少ない車両に乗るようにしましょう。電車内には犬が苦手な方や動物アレルギーの方もいるかもしれません。そのような方の迷惑に決してならないようにしなければいけないのが、最低限のマナーです。
電車内で犬が鳴き始めてしまったら、電車からいったん降りて犬を落ち着かせてあげましょう。犬が鳴き始めたときに、こちらが声をかけると余計に鳴いてしまうことがあるようですので、決して犬に声をかけないようにしましょう。
以上のことに気をつけながらマナーを守ると、愛犬と楽しく電車でお出かけすることができます。一度乗車前に、少しの距離で電車に試しに乗ってみるのもいいかもしれません。犬も慣れていた方がいいですよね。少しの距離から慣れさせてあげて、みんなが気持ちよく電車に乗車できるように気をつけましょう。電車でのマナーを守れば、お出かけ範囲が広がり、より楽しい愛犬とのライフを送れること間違いなしです。
みなさんも愛犬と電車でお出かけしてみてはいかがでしょうか。
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