冬が旬で犬にとってNG食品:野菜でダメなもの
ねぎ
冬に旬を迎える野菜で、鍋などにも欠かせないものがねぎ。人間にとっては風邪の予防にもなる、とても体にいい野菜です。
けれども、これは犬にとっては猛毒の食べ物となっています。
ねぎ類には「アリルプロピルジスルファイド」という成分が含まれているのですが、実はこの成分には犬の赤血球を壊してしまう作用があります。
そのため、犬がもし食べてしまうと急性の貧血や血尿を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあります。またこの成分は水溶性で、エキスにも溶け込みやすいものとなっています。そのため、ねぎそのものを与えなかったとしても、一緒に調理した別の食材を与えた場合も同様の症状を引き起こす恐れがあります。特にチャーハン、お味噌汁などは塩分や添加物も多く、犬にとっては害にしかならない料理となっています。これらの料理は絶対に与えないようにしましょう。
生姜
また、新陳代謝をあげる効果があることから、冬の寒さの強い味方となる生姜にも、わずかながら同様の成分が含まれています。
過剰摂取すると中毒症状を引き起こすので極力与えないようにしましょう。
冬が旬で犬にとってNG食品:魚介類でダメなもの
エビ・カニ・イカ・タコ・貝類
冬は魚介類が美味しい季節。ですが、魚介類は犬にとっては危険なものばかりです。
まず絶対に与えてはいけないものが、消化の悪いものです。具体的にはエビ・カニなどの甲殻類、イカ・タコ・貝類などが挙げられます。
犬は人に比べて消化機能が弱いです。そのため消化の悪いものを食べてしまうと、下痢や嘔吐を引き起こしてしまう恐れがあります。消化の悪そうなものは絶対に与えないようにしましょう。
干物
次に塩分の高いものです。特に干物は、塩につけてから干しているのでかなり塩分の高いものとなっているので、注意が必要です。
刺身
そして生魚も極力与えないようにしましょう。人の場合もそうですが、生魚の場合様々な危険性があります。犬の場合も同様なので、刺身はあまり与えないようにします。
ただし、魚には血液をサラサラにする効果などがあり、これは犬にとっても良いものです。そのため犬の健康を考えた場合、できるだけ摂ったほうが望ましいものになっています。犬に魚を与えたい場合は味付けをしないでしっかりと加熱し、骨もとってできるだけ細かくほぐしてあげます。しっかりと調理すれば安心して与えることができます。
冬が旬の食べ物で犬に与えすぎ注意の食材
冬が旬で犬にとっても体にいい食材も多くありますが、中には与え方に注意が必要なものもあります。
ミカン
1つ目はミカンです。ミカンにはビタミンCが豊富に含まれていますが、過剰摂取すると下痢や嘔吐を引き起こす恐れがあります。また外側の皮には中毒性作用があるため、外側の皮には触れさせないようにします。
ブロッコリー
2つ目はブロッコリーです。ブロッコリーにもビタミンCが豊富に含まれていますが、生のままだと十分に消化できず、お腹をこわしてしまう恐れがあります。そのため加熱してから与える必要があるのですが、加熱しすぎると今度はビタミンCが壊れてしまいます。軽くゆでて、柔らかくなったものを与えるようにしましょう。
キャベツ
3つ目はキャベツです。キャベツにはビタミン類が多く含まれており、特にビタミンUは胃の粘膜を修復してくれる作用があります。キャベツの場合は生のままでも、加熱して与えても大丈夫なのですが、「ストラバイト結石」を持つ犬には与えないようにしましょう。
ほうれん草
4つ目はほうれん草です。ビタミン・ミネラルを豊富に含んでいますがシュウ酸も多いため、結石ができる恐れがあります。加熱してから与えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。NG食品が多いので、気を付けなければならないことが多く大変ですが、今年の冬は犬と一緒に冬が旬の食べ物を食べてみてはいかがでしょうか。
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