大人気の犬種「柴犬」の特徴や性格について
柴犬は、日本の中では多くの方にペットとして飼われている犬種。かなり昔から知られていて、親しまれています。
●柴犬の特徴
最近では超小型犬サイズの海外原産の愛玩的な犬たちも人気となっていますが、柴犬だって人気が高いのは昔から変わりません。
超小型犬達と比べると柴犬は中型犬の部類ですが、日本犬の中では小型の部類に入ります。
平均的には体重10キロ前後の体格です。短く硬めの被毛で、シッポがくるっと丸まっていて、
三角形のピンと立った耳につぶらな瞳が特徴的。日本犬が持つ、素朴で和風な雰囲気の表情が可愛らしいと人気が高いです。
●柴犬の性格
もともと狩猟のために活動していた柴犬。運動能力が高く、元気で活発な性格です。狩猟犬だったこともあり、
好奇心が旺盛で警戒心も強いです。そのため、見知らぬ人や犬には警戒するような姿勢を見せることが多い番犬のような存在とも言えます。
そんな気が強い柴犬ですが、実は飼い主さんにはとても忠実。他の人には見せないような甘えん坊っぷりを見ることもできます。
そのギャップがなんとも可愛いらしいですね。
柴犬の多頭飼いメリット、デメリットについて
近頃、柴犬のぬいぐるみやグッズなども多く市販されていて、その人気は高まるばかり。柴犬好きな人なら、
何匹にも囲まれて生活する「柴犬の多頭飼い」をしたいと思うかもしれませんね。
柴犬を多頭飼いした時に、一般的に考えられるメリットやデメリットについて考えてみましょう。
●柴犬の多頭飼いのメリットとは?
- 賑やかで楽しい
- 集団の中でのルールを覚えてくれる
- 留守番の時に寂しくない
飼い主にとっては、お家の中が明るく賑やかになるというメリットが感じられるでしょう。
柴犬たちと一緒に散歩に行ったり遊んだりすることで、楽しい毎日が送れそうですよね。
また、犬たちにとっては仲間と集団生活をする上でのルールを学ぶこともできます。
他の犬達の行動を見て真似をすることで、社会性を身につけることもできるのではないでしょうか。
●柴犬の多頭飼いのデメリットとは?
- 飼育費用がかかる
- 先住犬のストレスを増やしてしまう
複数の柴犬を同時期に一緒に飼い始める場合、あまり問題にならないことですが、
先住犬がいる状態で新しい柴犬が来る時に「ストレス」が大きな問題となるかもしれません。
飼い主さんの愛情を全て受けてきた先住犬にとっては、後からやってきた犬にやきもちを焼いてしまうこともあります。
また、飼い主目線で考えるならば、多頭飼いは飼育頭数に比例して費用が高くなるデメリットがあります。
それに、お世話に費やす時間も多くなることを考えておく必要もあります。
柴犬を多頭飼いする時に注意するポイントは?
人間にも相性があるように、犬も複数集まれば「好き」や「苦手」という意識が出てきます。
●先住犬の気持ちを考えてあげる
オスやメスといった性別の違いも相性を大きく左右するようです。ただ、個体差があるので一概に言えない部分もあります。
また、先住犬がシニアの場合、若くて元気な新しい犬が来るとストレスとなってしまうこともあります。
逆に、若い犬に元気をもらってイキイキと楽しく暮らせることもあるようです。
先住犬との暮らしが長い程、新参者の犬に対して攻撃的になったりすることもあります。
このようなケースで多頭飼いをした場合には、食事の時、散歩の時などには先住犬を優先してあげましょう。
●それぞれのパーソナルスペースを作る
多頭飼いをするなら、それぞれのパーソナルスペースを設けてあげましょう。
ゲージやベッドを個々にもたせるなど「安心できる自分の場所」を作ってあげます。柴犬たちのストレスを少しでも和らげてあげるのが理想的です。
●飼い主がリーダーであることを分からせる
柴犬を多頭飼いしていると犬同士のケンカを目の当りにすることもあります。
犬達の性格にもよりますが、吠えあったり噛みあったりと大きなトラブルになることも・・・。
そんな時には、飼い主が制止することが必要。散歩中に犬同士のケンカが勃発すれば、
周囲への影響が出ないうちに止めさせなければなりません。ふだんから「リーダーは飼い主」と上下関係をしっかりと覚えさせておきたいものです。
多頭飼いにはメリットやデメリットがあり、飼い主の「犬を理解する」という努力が必要。
平等に愛情を注いで、愛犬達と楽しく暮らしていくことを考えることが大事です。
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