避難時のグッズ
災害は、いつくるとは予測できませんが、特に家庭犬がいる場合は、その愛犬用の災害が起きたときの避難グッズがあると心強いのではないでしょうか。
①迷子札・マイクロチップ
愛犬を迎え入れたら、すぐにでも準備をしましょう。愛犬の名前や飼い主の連絡先があるだけで、災害で避難中に迷子になった場合など、家族と結びつける大切なものです。
②避難ジャケット
災害時に必要となる、非常食や水、愛犬の足裏を保護するラバーシューズなどが避難ジャケットに装備されている画期的なアイテムです。避難ジャケットはレインコートにもなるので、災害時に天候が崩れても愛犬がびしょ濡れにならずに済むので安心です。
この避難ジャケットは小型犬だけでなく、大型犬用もあります。
③ビニール袋や消臭スプレー
災害が起きても、愛犬の排泄を止めることはできません。ビニール袋を多めに用意するほかに、消臭スプレーを利用することも避難場所では必要です。
④愛犬だけでなく飼い主もあったかマット
災害があったときだけでなく、日常的に使うことのできるあったかマットは、電気ではなく体温を利用してあたたかくなります。愛犬と一緒に利用すれば、さらにあたたかさが倍増しそうなお役立ちアイテムです。
⑤折り畳み式のケージ・サークル
たためるペットサークル 90-90 ピンク
避難した先では、大勢の人やペットが集まる可能性があるため、ケージの利用が義務付けられている場合があります。災害で興奮状態にある愛犬に落ち着ける場所をつくる意味でも、コンパクトに折りたためるケージの準備があると便利です。
避難先での工夫
災害という特別な環境の中で、愛犬はとても心細くなっています。とくに避難中であればなおさらです。そんな状況の中でも愛犬は飼い主の感情を読み取ろうとするので、災害や避難中に飼い主が不安がっていれば感染してしまい、さらに愛犬の気持ちが落ち着かなくなる傾向があります。
ここでは、災害時の愛犬との避難生活中に役立つ情報をいくつかご紹介していきます。
- 狂犬病ワクチンの接種済証を携帯しましょう。避難先によっては、予防接種を受けていないと愛犬の受入れができないこともあります。
- 飼い主として愛犬が迷子にならないようリードやハーネスをつけ、パニックを起こさないよう声をかけてあげましょう。また、災害や見知らぬ場所への避難という環境変化でのストレスから、下痢や食欲不振になることも考えられますから、常備薬があると安心です。
- 災害時に愛犬と一緒に避難できる場所(バルーンシェルターやドッグランなど)の情報とともに、避難場所近辺にある動物病院の連絡先、もしくは場所の詳細を集めることも大切です。
- 特殊な状況下では、大勢の人が避難場所に集まります。中には、犬が苦手な人もいます。愛犬家であれば気にならないにおいも、苦手な人にはとてもストレスになるので、愛犬のブラッシングやドライシャンプーを忘れないようにしましょう。
さいごに
いかがでしたか?
災害が起きたときに愛犬用に携帯しなくてはいけないグッズや避難するために必要な情報をご紹介しましたが、それ以外にも大事なものがあります。
それはたとえ緊急時であっても、穏やかに愛犬の名前を呼ぶあなたの声と愛犬とのコミュニケーションです。ブラッシングだけでなく、ほんの少し撫でるだけで愛犬は安心します。
これは災害が起きたとき、特に愛犬に必要なものであり、グッズでは対応できないものなのです。
そして、すでに災害用の避難グッズを用意している皆さんも、定期的に期限の確認をすることや、愛犬と一緒に避難できる場所のチェックをすることも、忘れてはいけないポイントのひとつです。
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