総合栄養食とは?
総合栄養食のペットフードは、総合的な観点から考えられた栄養満点のフードであり、このフードと水を与えただけでもワンちゃんが必要としている栄養をカバーできるということが認められています。
そのためペットフードを買う時には、パッケージに「総合栄養食」と記載されているものを購入するようにしたいものです。
でも喜ぶワンちゃんを見ているとやっぱり、おやつもあげたくなってきます。そんな与え過ぎに注意と言われている「おやつ」も実は大切な役割を果たしているものです。
おやつはなぜ重要?
主食があれば栄養は満たされるのですから、大きくいうと「おやつ」がなくてもワンちゃんは育ちます。むしろ、あげなくても成長には困りませんよね。でも、おやつはとても重要なものと考えてもいいでしょう。
ワンちゃんにおやつをあげるシーンとしては、しつけの時にあげる「ご褒美」が一般的です。人間のように「三時になったからおやつを食べよう」という感覚ではなく、しつけの一環として与えることが多いでしょう。もし三時のおやつ感覚で与えていたら、肥満にもなりかねません。決めた時間におやつを与えて習慣化してしまうと、たまに与えない場合に「おやつが欲しい」と騒ぐこともあります。これではワガママなワンちゃんへまっしぐら・・・。気をつけましょう。
おやつを上手に与えることは、ワンちゃんとのコミュニケーションを深める上で重要なものであり、しつけを有効的に行うために欠かせないものとも言えます。
ワンちゃん専用のおやつを与える
ワンちゃんにとっては総合栄養食で栄養が保たれています。ですから、おやつをあげる時にたくさんあげないようにするのは基本。あげ過ぎることで総合栄養食であるドッグフードを食べなくなってしまう状況は回避しなければなりません。
また、ワンちゃんにおやつを与える時に注意すべきことは、必ず犬用を与えることです。人間が食べているクッキーやお菓子はワンちゃんにとって控えたい油分や塩分、糖分が含有されているので、犬用に開発されたものを与えるようにしましょう。
- 一度に大量に与え過ぎないようには注意する。
- 大きいおやつは食べやすい大きさにカットし、喉に詰まらせたリすることのないように注意する。
- おやつを与えるのは「ワンちゃんの空腹を満たすため」ではなく「ワンちゃんとのコミュニケーション」と考えて与えるようにする。
この3つに注意しおやつを与えれば、ワンちゃんもペットオーナー様との触れ合いにきっと満足するはずです。
お勧めの手作りおやつの調理法
ボーロ(さつまいもバージョン)
市販されているボーロのように、食べやすい大きさにするとワンちゃんも喜ぶこと間違いなしです。
さつまいもチップス
用意するのは、さつまいもだけです。さつまいもをよく洗って、薄くスライスします。
ワンちゃん用なので、油を使ってあげたりはしません。オーブンに並べて、両面を適度にこんがり焼いたら出来上がり。
ぱりぱりした食感と、さつまいもの自然な甘みでワンちゃんに優しい手作りおやつです。
手作りの調理法で注意する点とは?
ワンちゃんのおやつを手作りすると、とても喜びます。ただし、ワンちゃんの体に悪いとされている材料を使わないように注意しましょう。
砂糖や塩を入れ過ぎないことや、油を大量に使うなどワンちゃんの胃腸の負担となるようなものは避けたいところです。
また、腸内環境を整える意味でもさつまいもやバナナ等を用いたおやつはお勧めです。
ワンちゃんに美味しい手作りおやつ。ぜひ試してみてくださいネ! 喜ぶこと間違いなしですよ!