ワンちゃんが自由に他の犬たちと楽しく走りまわることができるのが「ドッグラン」なのです。しかし、きちんとしつけができていないと、他の犬たちとのトラブルも起きてしまう可能性もあります。そんな初めてのドッグランデビューをする時の注意点はあるのでしょうか?
ドッグランとは?
普段、散歩の時にリードに繋がれているワンちゃんが「リードなし」の状態で自由に走り回ることができるのがドッグランです。散歩の時とは違って、他のワンちゃんたちとのコミュニケーションも豊富にとることができる、犬たちの交流の場となっています。
また、ペットオーナーさまとも一緒に広い場所で遊ぶことができ、ワンちゃんたちは楽しいひと時を過ごすことができます。普段、家の中で遊ぶことが難しいボール遊びをしたり、ワンちゃんたちとペットオーナーさまとのふれあいの場であると言えます。また、ワンちゃんと暮らす愛犬家が集う場所でもあり、人間同士の交流の場ともなっています。
初めてのドッグランに連れていく前に覚えておきたいしつけとは?
人間と違って、言葉が通じないワンちゃんたち。それに人間同様、色んな性格の犬たちが集まってきます。いくら、ノーリードで遊べる場所と言っても、最低限守らなければいけないルールもあります。まず、ペットオーナーさまの呼びかけに答えることができることが求められます。いくら自由に動きまわっていいとはいえ、他のワンちゃんに必要以上にちょっかいを出したり、危険な目に逢うとしたら大変です。ペットオーナーさまが名前を読んだときにきちんと戻ってこられることが重要となってきます。また、興奮し過ぎた時に「オスワリ」をして気持ちを静めることが求められ、ある程度月齢のいった犬たちが行くべき場所とも言えます。
子犬の時には、一度ドッグランに入って興奮し過ぎてしまうと、ペットオーナーさまの呼びかけにも応えてくれないこともあり、デビューは早いのでは?と思われるワンちゃんも多々いるのが現実です。初めてのドッグランではその場所に慣れさせることが一番です。いきなりリードを外さずにワンちゃんの様子を見ながら、ドッグランという場所と雰囲気に慣れさせてあげるようにします。性格によっても違いがあるのですが、すぐに慣れる犬と警戒心が取れずに怯えている子と様々です。ペットオーナーさまが犬の様子をしっかり見て無理のないようなデビューをさせてあげることが大切です。
ドッグランに連れていかない方が良い犬とは?
ドッグランに行くと分かることですが、さまざまな犬種、大きさの犬たちが一同に集まっています。超小型犬もいれば、大型犬もいますよね。にぎやかな性格の犬もいれば、おとなしい怖がりの犬もいるのです。そんな中ですから、初めて連れていった時には、ワンちゃんの反応を十分観察する必要があります。「怖いな~」となかなか他のワンちゃんと交流できない犬もいれば、「一緒に遊ぼうよ~」と進んで他のワンちゃんたちと交わる犬もいるものです。
しかし、子犬のうちはまだまだ社会性が身についていないことが多く、ワンちゃんたちを楽しませようという目的で連れていったのに逆にワンちゃんを危険な目に合わせてしまい、ストレスを与えてしまうことがあります。また、あまりにも攻撃的なワンちゃんは、ドッグランを控えるべきです。ヒート中のメスのワンちゃんは行かないようにしましょう。
また、他の犬とのトラブルを避ける意味でも、しつけがしっかりとできていることも条件の一つともなります。オーナーさまは常にワンちゃんの様子に気を配っていなければなりません。しっかりとしつけができるようになり、ドッグランで楽しく遊ばせることができれば良いですね。ワンちゃんが楽しく遊んでいる姿を見ることは、ペットオーナーさまの幸せとなることでしょう!
琵琶湖湖畔に隣接するドッグリゾート ホテルビワドッグ
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