ワンちゃんとのコミュニケーション
いきなり近づいてきてジロジロ見てくる人がいたらどう思いますか?あまりいい気はしませんよね。初対面の人に会った時は挨拶をして、それからお話をするものです。
ワンちゃんたちも一緒でじっと見つめられたりいきなり触られたりするのは苦手です。またワンちゃんに挨拶をする時も、頭の上からなでるのではなくあごの下や腰の下をなでてあげると嫌がらない傾向にあるのです。ワンちゃんたちにも触られていやな場所があります。耳やしっぽなどをむやみに触るのはやめましょう。いきなり顔の前に手を出すと、かんでしまうワンちゃんもいるので気をつけなければなりません。ワンちゃんの気持ちになり接することが大切です。
ワンちゃんと仲良くなろう
大声を出して怒鳴ってる人を側で見たら、びっくりして委縮してしまいますよね。ワンちゃんも同じで、大きい声を出す人は怖いと思ってしまいます。だから、ワンちゃんとコミュニケーションをとるときは、やさしい声で声をかけてあげましょう。
また、しつけは大事なことなのですがしつけのことばかり考えていると、ストレスを感じてしまいます。これではお互いにストレスが溜まる原因となってしまいますよね。それだけではなく自由に遊ぶ時間をとったりリラックスしている時に邪魔をせずそっとしておいてあげたりして、敵意がないことを伝えてあげましょう。ワンちゃんによって過ごしやすい場所にあなたがいることも、仲良くなるにはとても大事なことです。遊ぶ時には一緒に楽しく遊んで、休む時は一緒にゆっくりできたら、すてきな関係ですよね。
注意!ワンちゃんにしてはいけないこと
どれだけワンちゃんと仲良くなるためにいろいろなことをしても、信頼を失ってしまうとそれを回復するのは大変ですね。前述したとおり、急に頭をさわろうとしたり、大きな声を出したりすることもそのうちの一つで、ワンちゃんたちが嫌がることです。下手をしたらトラウマになってしまいます。ワンちゃんを愛おしくて見つめてしまったり、構ってあげたりしたくなるのは愛犬家としてはとてもよく分かりますが、時にはそれも我慢することが必要です。ワンちゃんたちのストレスになるほどの構いすぎはよくないでしょう。
また、叱るときも殴るような仕草をしたり、実際にたたいたりするのもやめましょう。目を見つめたりせずに、大きな声で「ダメ」などの言葉でそれを何度か繰り返した時に、「自分はしかられていて、やっちゃいけないことをしたんだ」とワンちゃんが理解してくれるようにしましょう。
ワンちゃんと仲良くなるためには、しかることよりもほめることを重視してあげたいものです。ワンちゃんも褒められているときはうれしくてしっぽをふったりすり寄ってきたりします。本当に悪いことをしたときはしっかりした方法でしかって、基本はほめて仲良くしてあげましょう。
ワンちゃんと仲良くなった証拠
とても仲がいい人と、そこまで仲が良くはない人に接するときはやはり空気が違ったり、態度が違ったりしますよね。打ち解けた雰囲気というのはワンちゃんとの間にも流れるものです。ワンちゃんはとても懐いた相手には、あおむけになって背中を地面にすりつけるような感じで服従の姿勢をとります。ワンちゃんがそのような姿勢をしたら、なでてあげましょう。
ただ、ワンちゃんの中には、服従したと思ってもかみついたりしてしまう子などもいるので、気をつけて接してあげましょう。本当に懐いている相手には基本的にはかみつくことはしないのですが、そういう場合もあります。人と仲良くなるのがそう簡単ではないように、ワンちゃんと仲良くなるのもそう簡単ではありません。色々な時間を共有して、最高のパートナーとなってくれるといいですね。
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