最近では犬も高齢化社会を迎え、様々な病気と向き合わなくてはいけなくなりました。
例えば、心臓病、腫瘍などが増えた事。
そして…もう一つ、重要な病気としては「歯周病」です。
「歯周病」の主な原因は歯石によるものと言われています。
では、歯石を取る方法とは、どんな事があるのでしょうか?
現在では2種類の方法があります。
この2つの方法は「メリット」もあれば「デメリット」もあります。
一体どんな事なのか…ご説明しましょう。
無麻酔歯石除去
メリット
麻酔をかけないでできることが最大のメリットです。
デメリット
- 歯の裏側など歯石を全部取りきれず、歯周病や口腔内腫瘍を見逃す恐れがある
- 知識がないと歯石を取る際に、顎の骨などを折ってしまうことがある
- 保定など体制を維持しなければいけないため、体への負担がかかる
- 鋭利な機材を使用するため、歯の表面を傷つけ、歯石がつきやすくなることや歯肉の炎症をまねく
麻酔による歯石除去
メリット
デメリット
麻酔の危険性を考慮しなければならない
まとめ
歯周病を治すということをしっかり考えるのであればやはり麻酔は必要不可欠な事がわかり、無麻酔での歯石除去はデメリットが多い事がわかります。
知識がないまま歯石除去を行う事は危険です。
目の前の事だけではなく、総合的に判断する事が必要です。
もちろん歯石を付かないようにする歯磨きはとても大事ですので、毎日行う様にしましょう。
愛犬は大丈夫?見逃されているかもしれない心臓疾患
愛犬のお腹は大丈夫?