多頭飼いの家庭におすすめ！ペットカートで愛犬とお出掛けしよう！

ペットカートって一体なに？いつ使うの？

赤ちゃんや幼児が使用しているベビーカーを知らない人はいないですよね。ペットカートを見たことがない方も、それを連想すれば分かりやすいかもしれません。

ペットカートとは、ベビーカーのように、タイヤの付いたカート（バギー）で、飼い主さんが愛犬を乗せて押して歩くペット用アイテムです。もちろん、人間用ではなく犬用なので、犬に合った機能が備わっており形状も違います。

現代ではキャリーの部分の着脱や折り畳み収納の機能が付いたもの、多頭・大型犬用の商品など、様々なペットカートが販売されているのです。

◆ペットカートが役立つ場面

その用途は、基本的に人間用ベビーカー同様に移動手段の一つとなります。病院への通院やドッグランなどへのお出掛け、日常的な散歩など、様々な場面で役に立つアイテムです。

特に公共施設へのお出掛けなどではその効果を発揮します。施設によっては、愛犬同伴可能な場所までの道のりで、犬を歩かせてはいけない場所、キャリーやカートなどの使用が必須となる場所がありますよね。そんな時にペットカートは、大変重宝します。

災害などによる緊急避難時にも、愛犬を連れて迅速に移動することができますし、愛犬がシニア期に入り、思うように歩けなくなった場合にも、気軽に散歩に出かけることも可能としてくれます。

もちろん使用する上での注意点はありますが、それにも勝る高いメリットをもっているのです。

ペットを飼っていない方からみれば、犬を甘やかしているみたい、別に必要な物ではないでしょ？と思われてしまいそうなアイテムかもしれませんが、とても効果的で役立つペット用品であることに間違いありません。

多頭飼いでペットカートを使用するメリット

ペットカートが役に立つシーンは沢山ありますよね。愛犬が一頭の家庭にとっても便利なアイテムであるこのペットカートですが、実は多頭飼いだからこそ高いメリットをほこるアイテムでもあるのです。

◆一人での移動の時に便利

多頭飼いの家庭の飼い主さんであれば、移動の際に困ったり、不便に感じたことがきっとあるでしょう。

特に犬を歩かせてはいけない場所を飼い主さん一人で通らなければならない時、2頭の小型犬であればなんとか突破できるかもしれませんが、それ以上であればその道は断念しなくてはなりませんよね。このような場所は、意外と多いのです。

先に述べたように公共施設での道のり、マンションのエントランスなどの共用部分、旅行先のホテルのロビーなど、至る所に困難を感じる部分はあります。

◆人や他の犬が多い場所での移動に便利

病院への通院でも、他人や他の犬が沢山いる中で、複数の愛犬を連れて行くのは中々大変です。キャリーケースを使用するにしても、何個ものキャリーを抱えて移動するのは困難ですよね。

災害時に重宝するとも前述しましたが、この時も多頭飼いの場合は、複数の愛犬をそれぞれキャリーに入れたり、一個体ずつにリードをつけて避難することで、逃げ遅れてしまう可能性も高くなるのです。

これらの問題を解決へと導いてくれるのが、多頭用のペットカートです。

我が家も4頭の愛犬達と生活している多頭飼いの家庭です。残念ながら未だに購入経験がないのですが、常に頭の中には早く買わなければ！という思いが渦巻いています。

やはり全員での移動に困難を感じる場面が結構あるのです。災害の備えとしても、必要性を強く感じています。

多頭飼いペットカートの選び方

私自身、どのようなペットカートを購入するべきか悩んでいる飼い主の一人なのですが、どのような商品があるのか、どんなアイテムを選べばいいのか分からない方も多いでしょう。

ペットカートを選ぶ上で重要なポイントを紹介しますので、一緒に学んでいきましょう！

◆サイズ

ペットカートの購入を検討する際に、まず判断するべきなのは愛犬のサイズに合った商品であるかどうかです。

ペットカートには多頭飼い・大型犬用の大きなサイズの商品ももちろんありますが、やはり圧倒的に多いのは小型犬1･2匹用の小さなタイプの物です。安い買い物とはいえないので、誤ったサイズを購入してしまうと後悔する結果となるでしょう。

まず重要なのは愛犬の頭数やサイズを考えた上で、ぴったりの商品であるかどうかです。多頭飼い用とはいっても、その中でも備わっている機能や適切とされる頭数も商品によって違います。

推奨される頭数を無視して愛犬を乗せてしまうと、狭い思いをしてストレスを与えてしまう可能性があります。このような状態で長時間使用すると、愛犬にとっては大きな負担となるのです。

購入前にはきちんと商品の機能や詳細な情報をチェックしてくださいね。

◆耐荷重

商品ごとに耐荷重が設定されています。安全に使用するためには、この耐荷重をきちんと守らなくてはなりません。

耐荷重を超えたままで使用を続けると、予期せぬタイミングで壊れてしまったり、車輪の摩耗が早まるなど、良いことは一つもありません。

多頭飼いの場合に注意しなくてはいけないのは、耐荷重が乗せる愛犬の総合体重以内であるかどうかです。耐荷重ですので、愛犬個々の体重ではなく全体の重さに置き換えなくてはいけません。

購入する上で凡ミスを起こさないよう、あらかじめ愛犬全員分の体重を計測し、総合体重を出しておきましょう。

◆機能性

ペットカートによって、持っている機能はそれぞれです。サイズや耐荷重のチェックに併せて、使用目的を明確としておくことも大切でしょう。

一般的に移動手段の一つとして利用されるペットカートですが、キャリーとしても使いたいと考えている方は、着脱機能のある商品を選ぶことがすすめられます。

収納場所に困る、車に積みたい、という方は、コンパクトに収納できるタイプであるかを確認しておきましょう。

また、最も注意したいのは安全性だという飼い主さんも多いでしょう。この場合、飛び出し防止リードの有無や車輪の丈夫さ、ブレーキの有無、メッシュ窓で通気性が良いか、などのポイントをチェックしてください。

商品レビューも是非チェックしてみてください。同じような犬種や環境で生活している方のレビュー投稿があれば、大変参考になると思います。

総合的にみて、愛犬達にぴったりのペットカートを購入できるよう、しっかりリサーチしましょう！

多頭飼いにおすすめなペットカート4選

◆エアバギー ～ドッグカート ドーム2 ブレーキモデル M ブラック

レバーを引くだけのワンアクションで本体フレームとコット(愛犬が乗る部分)の取り外しができ、ブレーキもついている多機能タイプのペットカートです。

コット着脱可能のタイプということで、お出掛け先ではキャリーとして、自宅ではハウスとしても利用できる優れものです。コット着脱後の本体フレームは折り畳み可能なので、収納面でも助かります。

ブレーキはハンドル部分に設置されているので操作面でも安全性が高く、タイヤには衝撃吸収性を発揮する8インチの大口径中空式エアタイヤが使用されています。

最大幅が53.5cmなので、駅の改札などの狭い通路や、人の集まる場所でも楽に移動ができますよ。

このようなコンパクト設計ですが、耐荷重は15kg！小型犬の多頭飼いをしている家庭にはもってこいのアイテムです。

◆わんわんカート多頭用DXアルファ ボーダーグレー

6kg以下の小型犬の場合であれば、最大4頭まで対応可能なペットカートです。

耐荷重25kgという嬉しいサイズで、収納バスケットや背面ポケットなど、収納力が抜群なのも嬉しいポイント。愛犬とのお出掛けには何かと持ち歩くアイテムが必要！という方にはおすすめですね。

尚、収納力も高いということで、耐荷重には注意してください。愛犬達の総体重＋荷物の重さが25kg以内に収まる必要がありますよ。

もちろん飛び出し防止リードは4本、更にバスケット用の仕切り付きということで、多頭飼いの飼い主さんには嬉しい機能が盛沢山です。

通気性のよい大きなメッシュ窓に、両対面式で愛犬の姿を確認しながら安全に移動することができます。

大きめのソフトタイヤで段差も楽々ですし、前輪には坂道でのふらつき防止のために横回転止めがついているというのも、ポイントの一つ。

更に、レバーを引くだけの折り畳み機能もついているので、収納にも困りませんね。

◆対面式カート TANTO ブラック

こちらもキャリーコットが取り外しできるタイプのペットカートですが、なんと耐荷重は30kg！ドイツ・フランス等のヨーロッパ向けベビーカー製造メーカーが設計・製造したとても安全性の高いアイテムです。

本体フレームは三つ折りで収納できるタイプで、とてもコンパクトに持ち運び・収納が可能！ドリンクホルダーとレインカバーも付属されています。

取り外し可能なコットはもちろん、キャリーやハウスとしても利用できますし、暑さ対策のUV加工が施されているそうです。これも嬉しいポイントの一つですね。

そしてこちらも両対面式！愛犬の表情や様子を確認しながら、移動・お散歩が可能となっています。更に、日よけカバーはファスナーで閉じることができますよ。

飛び出し防止リードは2本なので、使用頭数の目安は2頭となっています。

◆オソト ローラー ブラック L

本体重量が4kgと軽いのに、丈夫なポリカーボネイトで製造されているペットカートです。

こちらは一見、旅行や出張で使用するキャリーケースのように見えますが、しっかりと愛犬に優しい機能をもつペットカート！パカッと大きく扉が開くタイプなので愛犬の出入りが楽で、飛び出し防止リードも２本としっかり設置されています。

大きな通気窓と、サイド扉から空気が通り抜けるエアダクトが搭載されているので通気性も高くて安心ですね。サイド扉からは愛犬に水やおやつを与えることもできます！

床面は2層クッション構造で、地面からの放射熱と振動を軽減してくれますよ。

タイヤには、ストッパー付き静音キャスターを使用。停止時に転がらず安全で、HIMOTO製という静音性・耐久性に優れたものが設置されています。

耐荷重は、キャリー部分（愛犬が乗るスペース）15kg以下に加え、キャリー上部に5kg以下の荷物も置ける仕様となっていますよ。

まとめ

多頭飼いの家庭では特に1台は欲しいとっても便利なペットカート。愛犬の頭数やサイズ、重量などをしっかり把握して、ぴったりのものを選んであげたいですね。

上手に利用すればきっと、飼い主さん・愛犬の両者にとって、ストレスフリーで楽しいお出掛けをもたらしてくれるでしょう！

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