NYの夏の風物詩・アイスクリームトラック
そこかしこのストリートに、プレッツェルやハンバーガーなどの屋台トラックが出ているニューヨークですが、初夏の始まりとともに更にお楽しみが増えます。それはアイスクリームトラック!
日本人と比較すると、やはりアメリカ人はアイスクリームを食べる比率が高いです。アイスクリームショップの数だけでも日本より圧倒的に多いですが、どこも商売繁盛のご様子。買い物に疲れたら、ちょっとフローズンヨーグルトショップに寄ってお茶して休憩~♪という光景がよく見られます。
初夏~夏の間に出現するアイスクリームトラックも大人気です。一番よく見かけるのは、白地に可愛くイラストや文字があしらわれたポップなトラック。そしてトラックからはオルゴール調の可愛らしいメロディーが流れており、道行く人々に存在をアピール。毎年毎年、どこからともなく聴こえてくるこのメロディーを耳にすると、「今年も夏が来たんだなあ」となんだかニコニコしてしまいます。
トラックの方もさすがは商売上手、アイス大好きなキッズ目当てにスクールバスの停留所のすぐそばに停車していたり、地下鉄の駅のすぐ目の前に待ち構えていたり、どこが優良スポットか熟知しているようです。
牛乳に含まれる乳糖にご用心
甘~い良い香りととろける美味しさがたまらないアイスクリーム。もちろんわんこ達だって大好きです。虫歯や栄養面の偏りの心配もありますが、暑い夏のお楽しみとして、適量ならば一緒に楽しむのもアリかもしれません。ただ、ちょっと気をつけて欲しいのはあなたのわんちゃんが牛乳に強い体質かどうか?ということ。
アイスクリームの原料はほぼ牛乳、または乳製品を含んでいます。
鉄分、カルシウム、ラクトフェリン、etc.色々な栄養が詰まっている牛乳ですが、犬にとってはその中でも「乳糖」がキーになってきます。乳糖を消化できる酵素をもっている仔とそうでない仔がいるのはご存知でしたか?
犬の母乳にも乳糖は含まれているものの、牛乳と比べると少ないため、本来犬は乳糖を消化する為の酵素をあまりもっていない仔が多いのです。また、大きくなるにつれてお母さん犬からお乳をもらうことも減っていくため、おとなの犬は段々とその酵素が減っていきます。
よくテレビなんかでも、子犬や捨て犬にミルクをあげるシーンが見られますが、実は「牛乳=犬の身体に良い!」とは限らないのです。それが原因で下痢になり、かえって体調を壊す犬もいますので、どうか気をつけてあげてください。最近はきちんと成分調整された犬用のミルクも簡単に市販で手に入れる事ができますし、牛乳が苦手ならばチーズで代わりにカルシウムを摂取することも可能です。というわけで、アイスクリームがうっかり愛犬のお腹イタの原因にならないよう、要注意です。
アイスクリームが超・超・超!大好きなわんこたち
牛乳と相性の悪いわんこさんもいますが、世界にはアイスクリーム命!なこんなわんこもいらっしゃいます。ほっこり動画でお楽しみください。
まず1本目の動画。アイスクリームのためなら死んでもいい!(とは言ってないけど)ほどの気迫を感じるRubyちゃん。アイスクリームトラックが来ると数ブロック先からでも察知し、大興奮!トラックの運転手がアイスクリームをくれることを知っているRubyちゃんは、道路の傍らで今か今かと待ち構えています。その喜びっぷりに思わず幸せをお裾分けされる動画。
こちらは既にとても有名な微笑ましい動画。『Cooper Loves Ice Cream』。2頭のわんこが1つのアイスクリームをシェアするのですが、まずは小さいわんちゃん、デイジーの番。小さなお口でちょっとずつアイスクリームを楽しむ可愛らしいデイジー。その後、お待ちかねクーパーの番になるのですが、、、。なんでクーパーが2番目だったのか、納得です。
買い物中にお店の外に犬を繋いで待たせたら、もう二度と会えなくなるかも、、、犬誘拐に気を付けて!
東京と同じ都会でもちょっと違う☆ニューヨークの犬もよう