愛犬ジャバ
我が家の愛犬の名前はジャバ。黒パグのそろそろ初老な9歳。
眠る時は潰れまんじゅうのような出で立ちで、目がどこにあるかわかりません。
足は鶏肉みたいで、首周りはパーカーのフードのような贅肉がついています。
地響きがするイビキをかき、おじさんのような咳払いをします。
食べ物への執着が凄く、大きく出たクリックリの瞳で「ください」と、見つめてきます。
このキラキラの瞳にはやられますが、太りやすいので注意してあげています。
そんなジャバが2歳の時に私が妊娠しました。
しかし初期流産したとわかり帰宅した時、いつもなら遊べ遊べと悪さをしたりかまってちゃんなのに、
この日はそっと私の横に来て、お腹をTシャツがビッチョリになるくらい舐めてくれたのです。
ジャバを抱きしめながら泣いたのを覚えています。
ジャバの子育て
それから無事に妊娠して、長男が生まれました。
最初は存在に困惑していたものの、徐々に慣れ、赤ちゃんがグズグズ言いだすと吠えて教えてくれたり、オムツが臭うとしきりにお尻を嗅ぐからわかりやすくて助かりました。
そして何より息子が昼寝をする際、ジャバの耳をいじりながら寝ると乳いらずなことが一番助かりました。
お互い常にくっついていて、イタズラするのも寝るのもテレビ見るのも一緒でした。
熱を出すとそっと側に行き、湯たんぽさながらジーッと動かずに添い寝してくれます。
玄関から音がしたり、ピンポンに吠えたりいつもなら騒がしくすることも、その時は絶対にしません。
それから娘も生まれ、2人と1匹で川の字昼寝が日課でしたが真ん中がお気に入りで、布団からはみでるのは人間のほうでした。笑
不思議な能力
ジャバには他にも不思議な力があって、家を建てている時に少しだけ義実家に住んでいたことがありました。
そこにはゴールデンレトリバーのランちゃんがいました。
一緒に散歩をして、昼寝して、少しだったけど可愛がって貰っていました。
新居が完成して間もなく、義実家からダンナに連絡があり、「ランが呼んでも木の陰から出てこない」と。
義実家は近くなので、ダンナはすぐに行きました。私はジャバと生まれたばかりの息子と家で待っていました。
それから数分後、ジャバが義実家方面を向きながら突然遠吠えをしました。
パグの遠吠えは、ちょっと変わっているのですが、「ウォー。ウォー。」と、まるで泣いているようでした。
そしたら携帯が鳴り、「今ランが死んじゃったよ。」と、ダンナが泣きながら言いました。
ジャバにはきっとランちゃんが逝くのがわかったのだと思います。
我が家はドッグランをしているのですが、ジャバはどんなワンちゃんとも交流が出来るので不思議です。
愛嬌のある顔でおっとりしているからか、人間にもとても好かれます。
子供にワチャワチャされてもジーッとしてるのですが、子供がいなくなると私にうっぶんを晴らすかのようにガーッときます。笑
他では我慢して、私にだけしていいのをわかっているところが凄いなぁといつも感心しています。
なので、晴れるまでたくさん戯れます。
更に捨て犬で成長が全然足りない瀕死の子犬を末っ子に迎えました。
ずっと寄り添い、今では倍に大きくなったにも関わらず心配なのか、常に側にいる心優しいジャバです。
そんなジャバを見て育った下三人(2人と1匹)は、世話をしっかりする動物が好きなわんぱくな子に育っています。
ジャバのような犬には二度と出会えないと思います。
あと何年一緒に居られるかわかりませんが、1日1日を大切に過ごしたいと思います。
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