情報を集める
災害が起きて避難が必要になった場合どこに避難すればいいのか皆さんはしっかり把握していますか?
ではワンちゃんも一緒に避難した場合、ワンちゃんの受け入れ態勢は整っているのでしょうか。
ワンちゃんもずっと一緒に居られるのか、ワンちゃん用の避難所があるのか。
ペットの問題は住んでいる地域の各自治体によって対応が様々です。
大切なワンちゃんを守るために普段から災害に備えて、自分の住んでいる地域の避難所はペットに対してどのような対応なのか情報を集め、どのように避難するのかをイメージしておく事が必要なのです。
日ごろから防災を意識する
●避難経路に慣れておく
ワンちゃんを連れて避難する場合、自分一人で避難するよりも時間がかかってしまいます。
パニックにならず安全に避難する為に、日ごろからワンちゃんと避難所までお散歩をして、道が浸水していたり、瓦礫等でワンちゃんが歩いて避難するのが難しい場合、抱っこして避難する事は可能かどうか、時間はどのくらいかかるのかを確認しておきましょう。
●必要な物を準備しておく
大型犬や抱っこして避難するのが難しいワンちゃんは歩いて避難する事になりますが、ガラスの破片や釘等が落ちていたりと足元が危険な場合があります。
抱っこが苦手なワンちゃんやパニックを起こしやすいワンちゃんはキャリーに入れて避難するのが安全です。背負える物を使えば飼い主様の両手が空いてとても便利です。
リードが壊れたり切れてしまった時の為にリードは2本付けましょう。
狂犬病の予防注射をしているのか分からない子は避難所で受け入れてもらえません。
必ず普段から鑑札は付けておきましょう。
マイクロチップは専用のリーダーが無いと飼い主様の情報が読み取れませんので迷子札を着け、飼い主様の連絡先や住所を記載しておけばすぐに飼い主様の情報が確認できます。
●日ごろから訓練しておく
災害が起きた時に突然普段と違う事をしようとしてもワンちゃんは受け入れられずにストレスになってしまいます。
日ごろの躾ももちろん必要ですが、靴を履く事に慣らしたり、スムーズにケージやキャリーに入れるように訓練しておきましょう。
応急処置
ワンちゃんが怪我をしてしまったら飼い主様が応急処置をしなくてはなりません。
応急処置のやり方も頭に入れておくともしもの時にも安心です。
ワンちゃんが怪我をしてしまった場合の応急処置も基本的には人間と一緒ですが傷口を触られたくない場合や、パニックになっている場合は飼い主様も噛まれる事がありますのでその場合は無理に触らないようにしましょう。
傷口をガーゼやハンカチ等で抑えて圧迫して止血します。
深く刺さっている場合は大量に出血する可能性がある為無理に抜かないこと。
骨折部分を固定できれば添え木等で固定し、無理な場合はなるべくワンちゃんが動かないようにしましょう。
冷水があれば綺麗に洗い冷やします。重度の場合は悪化してしまう可能性があるため触らないですぐに診察してもらいましょう。
これらはあくまでも応急処置なのでなるべく早く診察してもらう事が必要です。
防災訓練
私は愛犬と一緒に防災訓練に参加した事があります。
近くの学校へ避難し、訓練が終わるまで獣医さんの居るブースにワンちゃんを預けるという物でした。
学校へ行くのはその時が初めてで、普段歩き慣れてない道だったのと、思っていたより遠かったので途中で愛犬は歩かなくなってしまい、抱っこして学校まで行った為予想以上に時間がかかりました。
ワンちゃんを預けに行くと沢山のワンちゃんが吠えていました。
愛犬もケージに入るとやはり慣れない環境に不安なのか凄く吠えていて、普段から人や犬が沢山いる場所にも慣れておいた方がよいという事が分かりました。
実際に行ってみないと分からなかった事だと思います。
ワンちゃんも一緒に参加出来る防災訓練があったら皆さんも是非参加してみてください。
最後に
災害が起きた時、愛犬の命を守れるのは飼い主様だけです。
飼い主様の不安な気持ちは愛犬にも伝わります。いざという時に冷静な判断ができるように日ごろから災害に備えておく事はとても大切です。
また避難所へ行ったら飼い主様同士どこへ行ったら獣医さんがいるのか、一時的にワンちゃんを預けるにはどうしたらよいのか等情報を交換し合いましょう。
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