秋の植物
秋になるとたくさん落ちているどんぐりや松ぼっくり。
どんぐりや松ぼっくりを拾ってしまうワンちゃんは多く、そのまま食べてしまったり、遊んでいるうちに飲み込んでしまったという子もいます。
どんぐりや松ぼっくりに毒性はありませんが、たくさん食べてしまったら下痢や嘔吐の原因になったり、そのまま飲み込んでしまい腸で詰まってしまうような事があれば手術をして取らなければいけなくなってしまいます。
どんぐりや松ぼっくりの他にも、秋にはイガ栗も落ちていますよね。
イガ栗のトゲは鋭く怪我をしてしまう危険があるので近寄らないようにしましょう。
松葉、ススキ、彼岸花には毒性があります。
誤って食べてしまわない為にも近くには寄らないようにしましょう。
他にも、チューリップの球根にも毒性があります。
中には植えてあった球根を掘り返して食べてしまった子もいるので、これから植えようと思っている飼い主様は気をつけて下さい。
愛犬の場合
ワンちゃんが誤食をしてしまう時、それは本当に一瞬の出来事です。
我が家の愛犬も午前中お散歩をしていたら白い花を食べてしまった事がありました。
それまで一度も拾い食いなんてした事がなかったのに一瞬で花を拾って飲み込んでしまったのです。
その時の私は何の知識もなく、花だし消化してウンチと一緒に出るだろう。と安易な考えでそのままにしてしまいました。
結局その日の午後、愛犬が突然激しく嘔吐し始めてとても苦しそうなので焦って病院へ行く事になりました。
食べた花が何の花なのか、どんな形だったのか聞かれましたが一瞬だったので、ただ白い花だった事しか分かりません。
ちゃんと見ていなかった事やすぐに病院へ連れて行かなかった事をとても後悔しました。
幸い薬をもらってその日の夜には落ち着きましたが毒性のある物だったら重症になっていたかもしれません。
誤食をしてしまったら
誤食をしないように気をつける事が一番ですが、もしもワンちゃんが何かを食べてしまったら、すぐに口を開けて取りだして下さい。
飲み込んでしまっている場合は、どのような物だったのか周りを確認し同じ物があれば病院へ持って行きましょう。
花びら、葉っぱ、枯れ葉等も毒性のある物を食べれば危険な状態になる事もあります。
ほんの少し食べただけでも症状が強くでる事もあるので、誤食をしてしまった場合は様子を見る事はせずに必ずかかりつけの病院へ相談する事をお勧めします。
拾い食いの癖を治そう
お散歩中に気がついたら何かをくわえていたり、どうしても拾い食いをしてしまうと悩まれている飼い主様も多いと思います。
ワンちゃんの拾い食いが心配な場合は、お散歩に行く時にワンちゃんの大好きなおやつを準備して行きましょう。
道に落ちている物に興味を示したら、ワンちゃんの鼻先に食べられない程度の距離でおやつを近づけます。
クンクンクンとおやつの匂いを嗅がせながら進み、拾い食いせずに通りすぎれたらたくさん褒めておやつをあげましょう。
拾い食いをしなければ良い事がある!と覚えてもらう事が大切です。
他のワンちゃんに威嚇をしてしまう子や、人の家の玄関先等でトイレをしてしまいそうになった場合にもこの方法を試してみてください。
最後に
お散歩はワンちゃんにとってたくさんの情報を得るとても楽しい物です。
紅葉を見ながらのお散歩は飼い主様にとっても気持ちの良いものですよね。
ワンちゃんの誤食にはくれぐれも注意しながら、秋のお散歩を楽しみましょう。
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